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【メンバー日記】ジルヴェスターコンサート


みなさま、あけましておめでとうございます。
どんな年末年始を過ごされましたか?
お休みも残すところあとわずかとなりました。
もう仕事が始まっている方も、そもそも休みなんてなかった方も、2019年が良い年になりますように!
今年もよろしくお願いします。

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さて私はおおみそかに初めてジルベスターコンサートに行ってきました。
今まで興味はありつつも眠さとの戦いに負けそうで避けてきていたのですが、意を決して(おおげさ?)乗り込んできました。

3時間を超えるステージでしたが、演奏の合間のソリストと司会者との軽妙なトークも面白く、最初から最後まで飽きることなく鑑賞できました。
圧巻だったのは、なんといっても日付が変わる瞬間に演奏が終わるカウントダウンです!
カウントダウン曲はムソルグスキーの「展覧会の絵」。
前方のスクリーンに映しだされる時計の画像(スポンサーがセイコーだった理由が良く分かりました)を見てはらはらしながら演奏を聞き、秒針が0時を差したと同時に指揮者のタクトも止まる、その瞬間は感動的です。
指揮者のインタビューによると、あらかじめ練習していても当日に微妙なずれは生じるので、それをどこで調整するか考えながら指揮しているとのこと。
譜面台には(おそらくセイコー製の)時計が置いてありました。

ピアノサークルらしくピアノの話題も・・・
今回のピアノ曲は、ショパンのピアノ協奏曲第1番の第1楽章と、ベートヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」の第3楽章でした。
華々しい曲のラインナップと比べると、ショパンのピアノ協奏曲は少し暗いのでは?と勝手に懸念していましたが、逆に華やかな曲の中でも褪せることのない静謐さが美しかったです。
にぎやかな曲ばかりですとお腹一杯になってしまいますからね。
「皇帝」は正確には第2楽章の終わりからです。
第3楽章へ向かうためらいのような繋ぎの後に喜びが爆発する、新年を祝うのにふさわしい堂々たる演奏でした!

初のジルヴェスターコンサートはどれも好きな曲ばかりで、歌あり、ヴァイオリンあり、ダジャレありといった、エンターテイメント性たっぷりなコンサートで大満足でした。
ラストのオッフェンバックの「天国と地獄」で小学校の徒競走を思い出したところで、ニューイヤーコンサートと言えばこの曲がスタート!もちろんヨハン・シュトラウス(父)のラデツキー行進曲です。
観客みんなで手拍子を打ってアンコールまで楽しませてもらいました。

帰路につきながら、もう今年の年末のジルヴェスターコンサートのことを考え、次はどんな風に楽しませてもらうんだろうと今からわくわくしています。

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余談ですが、同日に開催されていた某NHKの歌番組に生出演された福〇雅治さんのライブも近くで行われており、その会場へ向かう老若男女の人数に圧倒されました。
そっちに客がとられてジルヴェスターコンサートの客入りが心配でしたが、完売でした\(^o^)/

M.N


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