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【メンバー日記】山とピアノ2


あけましておめでとうとございます
年初の日記ですので今年のピアノの抱負を書きたいところですが、技術的な事は正直よく分かりません 笑
とりあえず、好きな曲をじっくり丁寧に落ち着いて弾ければと思います。

さて、残念ながらカッコイイ抱負は思いつかないのですが、行きたい山はたくさん思いつきます 笑
ということで去年の日記に引き続いて、ピアノのある山のお話です。
といっても、本格的な山ピアノはアルコール好きの某Nさんが既に日記に書いていますので、ちょっと変な山ピアノのお話を。

日本でピアノが弾ける山小屋は数少ないのですが、なぜか八ヶ岳には3大ピアノ小屋があり、山ピアノの集積エリアになっています。
3箇所とも標高2500mクラスの本格的な山で、前日記の奥多摩とは環境が全く異なりますね。
山頂にピアノのような精密機器を運ぶだけでも大変な労力で、さらに定期的に調律師に重い調律工具を持って山を登ってもらう必要があります。
恐らくピアノの引越しをされた方は、山にピアノを設置する大変さが分かるのではないでしょうか。

そんな状況ですので山小屋でピアノに出会うことはごく稀なのですが、実は八ヶ岳には3大ピアノ小屋以外にもピアノが弾ける小屋があります。
場所は北ヤツの3大ピアノ小屋の近く。ですが、こちらは急な岩場の手前の小屋で、体力を温存してピアノを弾くならこの立地のメリットは大きいですね。
ということで、試しにその小屋に行ってみました。


小屋に入り左手方向の隅に木目調のピアノが置いてあります。けっこう綺麗です。
どこのピアノでしょうか。蓋を開けてみると・・・


おぉ、YAMAHAです。
実家のアップライトがYAMAHAのためか、YAMAHAを見ると安心します 笑
さて、昔なら小屋のピアノを人前で弾くなんて考えられないことでしたが、毎月の練習会でたくさんの人の前で弾いてきた経験が背中を押してくれます。
小屋のオーナーに声をかけて。よし、弾こう!


あれ・・・押すとしばらく戻ってこない鍵盤がある。
"ラ"以外にも、戻ってこない"レ"があったり。
これで曲を形にするのは難易度が高い 笑
とりあえずオクターブ違いでごまかして弾きました!

少々難アリのピアノでしたが、山の自然の中でピアノを弾くのは楽しいですね。
普段とは違った心境でピアノを弾けます。
ということで、今年も山ピアノのネタを求めて小屋めぐりをしてみます!

By Y.I.


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