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【メンバー日記】発表会を終えて


 9/9保谷 こもれびホール、10/7大田文化の森での発表会が終わったということで日記を書きます(個人的な話です)。


 気付けば私がピアノを始めて15年目となった上、通っていた教室の先生とは知り合って13年目となりました。先生はお子さんが3人いらっしゃるというだけでなく、私もお酒が飲めない歳を越えました。帰省をする度に先生に会うようにしていて、今でも「不審者に気をつけて」と教室から見送られます。先生からはまだ子供扱いされているようです(笑)

 大学生になっても発表会に誘われ、大学1年では生徒のトリ、大学3年では私の後には講師を含めて誰も演奏しない、大トリを務めました。来年も日が合えば出演する予定です。
 ここで、私の中学以降の発表会の歴史を振り返ると・・・
中1(4月頃):クシコスポスト
中2(5月頃):幻想即興曲
中3(6月頃):マゼッパ
高2(5月頃):ラ・カンパネラ
高3(6月末):英雄ポロネーズ
大1(母の日):イスラメイ
大3(6/24):死の舞踏(totentanz)
同  (9/9) :マゼッパ(保谷 こもれびホールにて)
 中1までは先生の選択肢から決めていましたが、中2での幻想即興曲が終わった段階で私から「これがいい」とマゼッパを選択しましたが、先生はあまり反対することなく、練習させてくれました。ある程度完成した時点で、先生の先生(東京藝術大学を首席卒業、院も首席で卒業された大先生)にアドバイスを伺いました。発表会が終わった段階で先生が育児休暇をとることになり、1年間その先生の元で修行をし、基礎を叩き込まれました。そのおかげでピアノの弾き方など、基礎的な技術が精錬されたと思います。
 現在は一人で電子ピアノで練習しており、技術がさび付いているように感じることが多々あります。隣に先生がいることを想像しながら弾かないと…

 このピアノサークル(PH会)に入ったのは、6/24の発表会で、同じ教室の別の先生に「ピアノサークルに入ること」を勧められたのがきっかけです。その一週間後にさっそく練習会(7A)に参加しました。いきなりラ・カンパネラ、マゼッパを弾いてしまい、目立ってしまった気がします…
 その勢いで発表会での演奏曲をマゼッパに決め、結果は皆さんの感じたままに、という具合です。



 ここからが日記の本題なのですが、発表会で私が意識していることがあります。それは、「間違える」ということは「ない」ということです(コンクールでは「間違える」になると思いますが)。というのは、発表会とは、演奏者が発表をする会であり、演奏者が弾いた音が正しいと考えています。つまり、起こった事象が正しいということです。リズム、音の強弱、表現の仕方について、すべてを楽譜通りに弾いたのはおそらく幻想即興曲が最後でしょう。
 私はコンクールの受賞歴どころか、出場歴もありません。だからこんなことが言えるのだと思いますが。(賛否両論あるでしょう。)

 また、ピアノのことを考えていると、「なぜピアノを続けるのか」と思うことがあります。ピアノが好きだから、弾けるから、趣味として、時間があるから、どれも正解なのですが、すべてを合わせても何か足りないような気がしていました。そこで、ある結論に至りました。私の演奏を楽しみにしてくれている人が地元にいる。最近入ったPH会にも楽しみにしてくれている人がいる。私はその人達のためにピアノを弾くことに決めました。私の演奏を聴いて「もっと練習しよう」とか「難しい曲弾いてみよう」と言ってくれる人がいます。私の演奏を聴いてくれる人がいることだけでなく、人の心に火を灯すことができることに幸せを感じております。

 ベートーヴェンの格言に「音楽とは、男の心から炎を打ち出すものでなければならない。そして女の目から涙を引き出すものでなければならない。」とあります。前半は達成できたと思うのですが、後半はまだ達成できていません。ですが、私はホール以外で演奏することに対し強い緊張感を持ってしまう上、今回のマゼッパでも演奏に必死になりすぎました。つまり、まだ感情を剥き出しにした演奏ができていません(私の実力不足です)。クリパ、卒コン、来年の発表会のうち少なくとも1つで感情を出しきり、ベートーヴェンの格言の後半を達成したいです。(ワイングラス1杯分ぐらいを目標に…)

 最後になりますが、2日に渡る発表会が終わりました。皆さんの演奏を聴いて、改めて感じたことがあります。それは、「鍵盤には平面、曲面、角(かど)があるためにどんな形にもなれる」ということ、「鍵盤には白と黒しかないためにどんな色にでもなれる」ということです。

拙い表現がいくらかあると思いますが、少しでも多くの方の眼に触れられればと思います。                 
                          -K.I -

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