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【おゆみの音楽エッセイ11】 私は、今後どのように挑戦していきたか。


メンバー日記

写真1の説明 私は子供のころからピアニストを目指して、今日までピアノを愛し勉強してきた。それは子供の頃に故中村紘子女史の演奏に触れたことが影響したのである。
 その姿勢は現在も変わらない。しかし、私の家庭の事情で一度は音大進学を余儀なく断念せざるを得なかったことと、今から11年前に脳梗塞を患い、ピアノの勉強を中断せざるを得なかった。現在でも脳梗塞の後遺症で左目の失明と左側の麻痺が若干残っているが、5年前にピアノを再開してからは、脳梗塞を患う前に比べて気持ちが正直になったことで、以前よりも表現が豊かに、そして自分の意志や考えを音で伝えられることができるようになった。
 私は他にも自閉症スペクトラム障害、広汎性発達障害と注意欠陥多動性障害を生れたときから併せ持っている。障害があるためにせっかく覚えたことを忘れてしまいがちであるが、自分の気持ちを素直に音で表現できる喜びを人々に伝え、訴えていきたいのである。そのためにも血の滲むような努力を惜しまない。

写真2の説明 私が今後挑戦したいことは、自分らしい表現で演奏することはもちろんのこと、今までに学んだ作曲や音楽理論などの知識を活かして自作曲や自分で編曲した作品を世に広め、後世に音楽の素晴らしさを伝えられることを目指している。そのためにも様々なことを学び、教養豊かな人材に成長しなければならない。また、現在学校で学んでいることをはじめ、様々なことを学び、学んだことを実践していかなければならない。幅広い教養があるからこそ、技術一辺倒な演奏に終始することなく、人々に自分自身の思いを音で表現することができると私は考えている。よって、超絶技巧にこだわることなく、作品に色を付けて色彩豊かな表現することを目指して、今後も精進していきたいのである。
 「これぞ、おゆみの演奏!」とわかるような音楽を表現できるようになりたい。


写真3の説明 私は年齢こそ40代であるが、若々しく、歳を重ねるごとに「噛めば噛むほど味が出る。」、そんな晩年を迎え、ピアノを私のパートナーとして、ピアノのために生涯を捧げていけることを目指している。

写真4の説明

似顔絵おゆみ
3歳でリトミックを含むソルフェージュを、5歳でクラシックバレエを、8歳でピアノを、9歳でトランペットをはじめ、和声、対位法、作曲、指揮法、楽式論、音楽学、西洋音楽史など、幅広く音楽を学ぶ。子供の頃に故中村紘子女史の演奏を聴いて衝撃を受け、ピアニストを目指していたが、諸事情で次第に指揮者、作曲家、音楽学者を目指すようになるが、ピアニストを目指すことを捨てきれず、再度、40代で某音大のピアノ科に進学したく、勉強を再開する。今年はモーツァルトとベートーヴェンのピアノソナタを再度学び直し、演奏会で演奏した。来年はバロックから近現代までの作品を幅広く学び直し、また新規の作品にも挑戦していく。



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