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【メンバー日記】インド映画とピアノ


メンバー日記

写真1の説明日本だとピアノってちょっとおハイソなイメージがあると思うのですが、他国だとどうなんでしょう?
ちょうどこの休日、インド映画を観てきました。名匠サタジット・レイ二本立てです!インド映画っていうと歌って踊ってノリノリで…というのがステレオタイプになっちゃってる気がして本当に腹立たしいのですが、サタジット・レイの作品って細部まで生き生きと描かれた芸術性の高いものなんですよ。
まずは『ビッグ・シティ』。夫の稼ぎだけでは家族を養えないため、妻が働き始めるお話。彼女は上流階級相手に訪問販売するんですが、上流階級の象徴として聴こえてくるのがピアノ!シューベルトの即興曲Op.90-2が流れてました。

写真2の説明お次は『チャルラータ』。新聞社の経営者の妻のお話。お金持ち!彼女の家には当然のごとくピアノが置いてありました。
設定は逆の二本ですが、どちらも女性の芸術や仕事への目覚めが描かれていて、インドにおけるフェミニズムなのかなぁと興味深く観ました。また、二本とも同じ女優(マビド・ムカージー)が主演していて、演技の見比べも面白かったですよ。
話はそれましたが、結論としては、インドでも…というかサタジット・レイにとってもピアノはおハイソなもののようです。


写真3の説明

写真4の説明

似顔絵なつこ
今日夕方に会議が入ってしまいました。果たしてヤナーチェク上映会に間に合うのでしょうか…。



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