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【メンバー日記】ピアノってスケートみたいだ


卒コンお疲れ様でした!
PH会入って初めての発表会、どころか物心ついてから初めての発表会!
めちゃめちゃ緊張しました・・・。
そして、フィリアも新宿もアマチュアと思えないほどのクオリティの高さ・・・。
こんな素敵な発表会に参加できる機会をいただきありがとうございました!

ところで
発表会で人の演奏を聴きながら、ピアノの発表もまるでフィギュアスケートみたいだなぁーと思いました。
曲に対してどんな表現を加えるかは自分次第。
緩急をつけ強弱をつけどのように踊るか演奏するかは自分次第。
難しいのは、「ここは水のせせらぎを表現してるんだぜ!」と演奏しても、聞き手が本当に聞こえるかは分からないということ。
演奏者の表現が、そのまんま伝わるとは限らないというのが、音楽の難しさだなぁーと感じました。

僕は吹奏楽も好きで、一時期めちゃめちゃはまっていました。
好きな楽器はフルートとホルンです。
すこしニッチですが、交響的詩曲「走れメロス」は、情景の描写を楽器で巧みに表現した作品の一つです。
しかしピアノは、たった一つの楽器でたったいくつかの音程で物語を表現する必要があります。
そこがまたピアノの難しさであり、奥深さなんだなぁと思いました。

今回、雪桜という曲を演奏させていただきました、黒うさの千本桜、いきものがかりのyell、ピアノジャックの台風を組み合わせた曲です。
桜がテーマの千本桜をベースに、他の二曲を加えることで、吹雪にも負けない桜の力強さと、暖かい春を孤独にひたすら待つ物悲しさとを表現しようと試みました。
少しでも何か伝わっていれば幸いですが、他の人の演奏を聞いて、やはり自分には表現力が足らない、いろいろな技術が足らないんだなぁと感じました。

今の僕の表現力では、皆さまを暗闇のどん底に落としたり、星に願いをたくしたりすることはできないなーと。

ということでクラシックを練習してみようとおもいました。
今はショパンのワルツとドビュッシーのアラベスク練習してみています。
クラシックをやってこなかった身としては拒絶反応が凄まじいのですが、無理のない程度に練習していきたいと思います。

みんなみたいにかっこよく!きれいに!弾きたい!!
をモチベに、がんばります。

by むー


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