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【メンバー日記】ピアノを大人になって始められる方へ


メンバー日記

新年度を迎え、私たちのピアノサークルにも多くの仲間が増えました。

子供の頃からピアノを続けていたと言う方、また大人になり再開したと言う方もいらっしゃいますが、年度初めと言うことでサークルへの入会を機に、新たにピアノを始められる、と言う方も大勢おられます。

大人になって新しいことを始めるとなると、何かと不安が付きまとうものです。とくにピアノに関して言えば、子供の頃からずっと続けている方も多い印象があろうかと思います。そう言った方々は基礎から勉強をされていて、それこそプロのピアニストレベルの方も多くおられます。

ですが大人になってスタートすることで、子供のそれとはまた違った視点でピアノと向き合うことも出来るはずです。長い人生で培ってきた様々な経験や思いが反映された表現。それが我々大人だからこそ成し得ることなんだと思います。
以下に、先日我がサークルメンバーに書いていただいた日記のリンクを掲載します。

【メンバー日記】ピアノを通して見える人間性
↑の日記でも述べられていますが、その人となりや生き様は直接演奏や選曲に現れると言ってよいのかもしれません。これは決して上手い下手ではなく、音楽に対する思いもそうですが、誰かに対する思いやりや、その人の人生観なんだと思います。
そう言った人間模様を演奏を通じて、皆で共有できる空間が私たちのピアノサークルなのかもしれません。

今年の春、我がピアノサークルでは三鷹のホールにてピアノ発表会を開催しました。

そこでショパンの「雨だれの前奏曲」を披露された方がおられました。その方はピアノ歴が2年と決して長くはないそうですが、ご本人の人となりやピアノに対する思いがとても伝わってくる、本当に素晴らしい演奏でした。

私自身子供の頃からピアノを続けていますが、その時習っていた当時のピアノの発表会では決して聴くことのできない人間味の溢れた演奏だったと思います。

ここまで少々小難しい話に聞こえたのかもしれませんが何が言いたいかと言うと、私たちのサークルで活動するために、前準備として必ずしも専門的な勉強をしたりレッスンに通わなければならない、なんてことは決してありません。

■サークルの参加に必要なもの
どんな曲でもいいので「自分がこう演奏してみたい」と言う理想を描いてみてください。曲がなければ、漠然と「ピアノを弾けるようになりたい」と言う想いだけでも構いません。それだけが私たちのサークルに参加するために必要なことと言えるでしょう。

ただ実際に、ピアノを弾けるようになりたいけれど何から始めれば良いかわからないし、かと言って最初からレッスンに通うのも何だか敷居が高い。そう感じている方はとても多いのではないでしょうか?

私たちは、サークルの活動内でピアノ教室の様なレッスンを直接行うことはできませんが、そこにはあなたと同じように自らの理想像に向けて日々ピアノと向き合っている仲間が沢山います。そうした彼ら彼女らの演奏や、実際に演奏が出来ていなくても前に進もうとする姿を見ることで自身のモチベーションが上がり、「自分も頑張ろう!」と心から思えるものです。

もちろんそうした刺激を受けたあとに、きちんと先生に師事しレッスンに通うのも良いと思います。実際に、サークルに入ってからピアノを始められてレッスンに通い始めた方も多くおられます。

習い始めはたどたどしい手つきで弾いていた方も、数か月後には見違える様な演奏をされる方も何度も見てきています。もちろんその方の努力による成果が最も大きいのでしょうが、このサークルには、そんな姿を常に応援してくれて「上手になったね」と褒めてくれる仲間もいるからなんだと思います。

皆それぞれ、スタートラインは異なりますが「ピアノを弾きたい」と言う想いは同じです。

似顔絵いつも初心に返り、自分の演奏を見つめなおしています。Byゆ



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