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【メンバー日記】ピアノ好きのGWの過ごし方


メンバー日記

    年に一度のGWもついに終わってしまいましたね。今年は多くの祝日が土曜日にあたっているため、平年よりGWのプレミア感が増したのではないでしょうか。

そんな今年のGW、多くの人が国内、海外旅行に出かけるかと思いきや、ふとテレビをつけた時にやっていたGWの過ごし方を聞く街頭アンケートで「何もせず家で過ごす」が1位になっていてビックリ!意外と家でのんびり派も多いようです。当の私も遠出はしなかったのですが、東京駅周辺で開催されたクラシックの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017」を見に行ったのでそのことについて書いてみようと思います。

「ラ・フォル・ジュルネ」とはフランス北西部の町ナントで1995年より行われているクラシック音楽祭のことで、日本語にすると「熱狂の日」。当日は快晴で会場にはたくさんのクラシックファンが集まり、まさに音楽の熱狂に包まれた空間となっていました。

  私が聴いたのはお二方のピアノのコンサートで、一人目は酒井有彩さん。ドイツの大学を卒業された後、国内外のさまざまなコンクール、音楽祭で広くご活躍されていらっしゃる方です。この方の演奏で私が一番印象に残ったのは、ショパンのワルツ第4番、通称「猫のワルツ」。もともと好きな曲で、Youtubeでブーニンの演奏をひたすらリピートしていた時期もありました。ブーニンが弾くメリハリのある猫のワルツもいいですが、酒井さんが弾く猫のワルツは軽やかで猫が駆け回る様子を美しく表現されており、とても心地よい演奏でした。

    もう一方は小原孝さん。テレビやラジオの多数の番組に出演されていることもあり、会場は超満員でした。当日はプログラムを知らずに聴きに行ったのですが、酒井さんが猫のワルツなら小原さんは「猫ふんじゃった」。まさかこの曲がこういうコンサートで演奏されるとは!と驚きましたが、聴いてみると重厚なアレンジかつさまざまな調で巧みに演奏されていてさすがはプロの技。私たちが聴きなれている簡単な曲もアレンジ次第でコンサートでも十二分に聴きごたえのある曲に変身するんだなあと聴き惚れてしまいました。

今回お二方のコンサートを観覧しましたが、どちらもプロの演奏にも関わらず無料で聴くことができ、倹約家(ケチ?)の私にはとてもあ りがたいイベントでした(主催者の方ごめんなさい。来年こそはチケットを買おうと思いますm(__)m)。毎年GWに開催されるイベントなので、普段クラシックに縁のない方も来年はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

似顔絵ピアノに関しては知識も技術もまだまだ初心者なので、このサークルで少しずつ幅を広げていきたいです。
H.M

 


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