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【メンバー日記】レッスン記録(4月)@東京音大代官山キャンパス


東京音大の新キャンパスがオープンしました。今月からこちらでレッスンです。中目黒と代官山の間あたり、オシャレなお店が立ち並ぶエリアにあって、もちろん施設自体も最新。広々としたカフェテリアやラウンジで談笑する学生さん達を眺めながらレッスン室へ。師匠が待っていたお部屋は真新しいヤマハC5が二台並び、天井も高く広々…素敵!

…と、喜んだのもつかの間、師匠の機嫌がイマイチ。にこりともしない(-_-;)
第一声が「このピアノ新しいからね、鳴らないよー」・・・二台あるうち学生さん達が多少弾いた形跡のある方にしましたが、ホントぜんぜん鳴らない…鳴らなーい(涙)

そんなピアノでブラームスのインテルメッツォ・・・師匠曰く、そもそも音楽になってない。指と手首、体の使い方がなってない。そんなんじゃ歌えないでしょ。10本の指が全部同じ弾き方だよ、それじゃメロディーが流れない!

メロディーラインの右手の小指に意識を持って行くと、左手のコントロールを失い音量が制御できない。音楽を前へ進めようとすると10本の指を使い分けられない。先生に言われること一つをやろうとすると、それまでやってきたことが全て崩壊・・・久々に泣きが入りました~

その調子でエオリアンハープ。やっぱり今まで言われてきた腕の動きができてない。やろうとすると右手と左手がそろわない。そろえようとすると、メロディーラインの音が硬くなり、叩くな、すくえ!と言われる

鍵盤をたたくな、弾こうとするな!
弾こうとすればするほど、音楽から離れて行く!
・・・もはや禅問答?

バッハだけは多少はまとまってきたけれど・・・他は話にならない

これからどうやって練習したらいいの?ここでまとめてみよう

インテルメッツォ
1.なるはやで暗譜。暗譜しないと歌えない
2.ゆっくり、片手ずつ。右手メロディーラインを歌う小指、手の形を作る(これは師匠からワザを教えてもらえた(`・ω・´)b
3.手首の使い方。腕の使い方。師匠のマネしてみるしかない。そして自分の音をよーーーーーっく聴くこと

エオリアンハープ
一からやり直し
1.片手ずつ、ゆっくり。手首と腕の回転
2.両手でゆっくり、音をぴったり合わせる。ペダルなし
3.ペダルを譜面に忠実に完璧に
4.メロディーラインのすくい上げるような打鍵

要はテクニック的なところがそもそもできていないということ。ここをクリアして初めて音楽を作っていける・・・ハズ。先は長いよぉ

機嫌の悪い師匠のレッスンでは、いつも思い知らされるわ、自分の欠点を。いや機嫌いい時もだけど、もっと具体的に分かる。これはこれで得るものは大きいんだけどね。くそー、タダでは起きないぞ。なんとか師匠のような美しい音が出せるよう、近づけるようにまた練習します~


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