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【メンバー日記】羊と鋼の森


メンバー日記

写真1の説明皆さんは、最近どんな本を読みましたか?
私は読書が趣味と言うほど多読ではありませんが、最近話題となった本を読んだので紹介したいと思います。

写真2の説明タイトルからすると、とてもピアノとは結びつきませんが、ピアノを弾く誰もが求めている音の美しさや、音色、調律のお話です。

写真3の説明主人公の外村は、高校にあるピアノを調律するために来た、調律師の鳴らしたピアノの音に、懐かしさ、森の匂いを感じ、その答えを探し続け、調律師を目指すようになる。そのピアノは「やさしい音」がした。昔は山も野原も良かったから、良い草を食べて育った、良い羊の良い毛を使ってハンマーが作られていた。調律が進み、調っていく音を聴くにつれて、外村は「音の景色」がはっきりと浮かんで来た。

写真4の説明私が普段ピアノを弾くときは、メロディの美しさや曲の構成などに気を使っていますが、ピアノに使われている木の育った森や、ハンマーに使われる羊まで考えたことはありませんでした。
人間は、自然から多くの恩恵を受けて生活しています。私達がピアノを聴いて美しさに惹かれ、心が落ち着く感じをうけるのは、自然と人間の共存から生まれるハーモニーを感じるからなのかなと思いました。少し抽象的なお話になってしまいましたが、普段とは違った目線でピアノみることが出来る面白い本でした。興味がある方是非。オススメです。

似顔絵まり
ピアノ歴12年。最近はクラシックが主ですが、洋楽を歌うのも大好きです!


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