0

【メンバー日記】ボランティアコンサート

メンバー日記

写真1の説明

さる10.24(土)に、日本鋼管病院・こうかんクリニックさま主催の「こうかん通りコンサート」に8月に続き出演させて頂きました。8月の時同様、有志メンバー20名弱で20数曲集まって下さった皆さんの前での演奏披露。普段の練習会はもちろん、年一度のサークル発表会とも違った独特の空気感のなか、出演者一堂精一杯演奏しました。


写真2の説明今年度の「ボランティアコンサート企画」はいちおうこれで終了ですが、思えば一年前のこと。

このコンサート企画を提案してくれたメンバー(現運営幹事のIくん)の発案で「サークルメンバーでボラコン(ボランティアコンサート)やりませんか」の申し出があり、会運営としても当初いろいろ考えました・・・。ピアノサークルはあくまでも自分のたちの自己満足でいいのではないか(ひとさまの所におしかけてボランティア活動等おこがましい)・・・。

たとえ有志といえども「ボランティア=絶対善」の空気感がひろがってしまい、参加しないと気まずいとか、そういったことにならないだろうか・・・。


写真3の説明なかなかレギュラーの練習会の企画運営だけで手いっぱいであり、一年先の企画をすすめるのは正直躊躇したところもあったのですが、先のことは先のことで、まず一度トライだけでもしてみようか・・・そんな気持ちでスタートしました。

特に、発案者のIくんの思い~彼はサークルに参加した当初から「あえてピアノとか音楽とかと無縁なひとたちの前で演奏披露してみたい」と事あるごとにあつく語ってて、内心、毎月練習会でいやというほど人前での演奏はしているけど、それとどこが違うのか・・・いまひとつ彼のいう意味がその時点ではわからなかったけれど、ここはひとつ彼の熱意に懸けてみようと思いました。


写真4の説明やってみてわかったこと。

ボランティア演奏とは、私たちが与えるボランティアなのではなく、実は、きいて下さったお客さまの方が余程ボランティア活動をして下さっていたのだ・・・それが偽らざるいまの実感です。あんなにも熱心に自分たちの拙い演奏をきいて下さった。なかには曲に合わせて口すさんで下った方も少なからずいらっしゃいました。二時間近くの長丁場で、進行の都合からインタミはいれず普通は小声程度でもざわざわする瞬間もあるはずですが、皆さん終始とても熱心にきいて下さいました。なるほど、これがIくんのいっていた意味なのかと。

あと、副産物というか、普段、メンバーひとりひとり個々にピアノを弾いているだけなところ(練習会の場は互いに演奏者同士でいわばイーブンな関係)、メンバー同士がお客さまの目の前でひとつになれた・・・。控室で、その場のメンバー全員が共通の「出番まち」という「おなじ不安感」を共有してかえって全員がひとつになれた・・・。これはこれで大いに意味があったとおもいます。

また来年も年間イベントに組み込んでぜひ企画してみたいとおもいます。

似顔絵宮本

ボランティアコンサートは初体験。楽しかったです!


Leave a reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>