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2014年度発表会を終えて

00d84b4c52e3去る9月27日(土)に清瀬けやきホールで開催した2014年度発表会の活動レポをお届けいたします。今後とも新たな仲間との出会いを大切にしていきたく思っています。当サークルに参加してみようかな・・・そんな皆様に、是非ご笑覧頂けましたら幸いです。

活動レポ

「ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。(夏への扉 ハインライン)」

IMG_2248_RESIZE私たちにとってはじめての発表会が無事成功裡に終了しました。先ずは、将来にむけての橋頭保を築く、そんなチャレンジの意味をこめてここまで来れた事に喜びを感じています。当日ご来場頂きました方々、そして出演メンバーはもとより裏方で色々お手伝いしてくれた全てのメンバーに心から感謝もうしあげます。

茫洋とながら、いつかピアノ仲間を集めて発表会でもしようか・・・そんな話を、共同代表者の加藤さんと話をしていて、はや二年がたちました。

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より多くの仲間が集い、みんなで創りあげる発表会・・・そんなコンセプトで楽しいイベントをいつか開ければな・・・簡単なwebサイトの下準備だけはしていたものの、その時点では夢のまたその先といった風情で、将来どういった風景になるかは全くわからないけど、歩きながら目の前に繰り広げられるだろう光景を楽しみにしよう・・・まあ、いつも始まりはそんな感じです。

スタートにあたって、けっして細かな会則の類は作らない。そうでなく、こうすればきっと将来そこに集うメンバーにとって楽しいだろう・・・一番大切にしたいものだけをシンプルに持っていよう・・・そんな事だけ思い走りはじめました。

IMG_2578_RESIZEなによりオープンであること。それは会の外に向けても内にむけても・・・参加したいという方がいる限り、常にwelcomeな気持ちであたたかく迎えるサークル。・・・とはいえ、人が集まるとやはりそれぞれだけど、できる限り自由な多様性を大切にして、皆で考え共に創っていくサークル。そして、それは私たちでないと創れないもの・・・オリジナリティを大切にし、まだピアノサークルでやったことない事に果敢にチャレンジしてみよう。新たな地平線を追い求めよう。そんなわくわくどきどき感を大切にすれば、きっと、いつまでも未来にむけて進化し歩み続けるサークルになるだろう・・・。

IMG_2509_RESIZEいまひとつは、メンバー全員がヒーロー&ヒロインになってひとりひとり輝くサークルであること。ピアノキャリアに関係なく、みながイベントごとあるいは自分の得意分野ごとに個性を発揮し(たしかにきっかけはピアノを通して知り合う仲間同士ですが、それは必ずしもピアノに限定される必要もないかなと)、その場に集う人の化学反応でとてつもない予期せぬエネルギーが生まれれば、よりエキサイティングなサークルになるはず・・・サークルスタートの原点としてそういったことを大切にしていけたらと思いました。

IMG_2701_RESIZE理想はともかく、まさにメンバー数ゼロからのスタート。しばらく開店休業状態が続いたのですが、翌年の春に、待望のはじめてのお問いあわせ頂き、本当にご連絡きたね・・・なんて喜んでいたのも束の間、すこしずつより多くのお問い合わせを頂くようになり、無我夢中で走り続け気が付けば毎回50-60人で練習会を開催できる規模となりました。皆さん、ピアノサークルははじめてという方が殆どで、その点、この場で出会い、互いに仲間となったオリジナルメンバーが多数そろうサークルと自負しています。今回、サークルスタート期のひとつの区切りとしての発表会。まさに全員で創りあげた力の結集となりました。必ずしも100%満足でなかった所も多々あったとは思いますが、いまひとつだったところは次にむけて再チャレンジすればいい・・・。大切なことは、明日にむかってたとえ僅か1歩でもいいから、前に向かって歩み続ける事と信じています。

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最後になりますが、メンバーの全員の皆さんとの出会いに感謝すると共に、規模は大きくなっても仲間同士互いに思いやりいつまでも優しさあふれるサークル、アットホームな雰囲気を大切にし、これからもあゆみ続けていきたく思っています。

2014.10.6 宮本記


当日の様子

朝9時すぎからメンバーが続々と会場入り。
気合いとほどよい緊張感で、いつもとは一味違う表情で登場するメンバーのみなさんの姿がとても眩しかった~。

当日業務をざっくり打合せしたあと、いよいよ開演です。
葬式など笑っちゃいけないところで笑いが止まらなくなるタイプの私は、とにかくマジメな挨拶が大の苦手で、やはりヘラヘラと行き当たりばったりで怪しげな開会挨拶をしてしまいましたが、心の中では本気で、「今日はみんな、滑っても転んでも間違えてもいい!とにかく思いっきり弾きましょう!」というような趣旨のことを伝えたくてしょうがない私でした。。まぁ全く伝わらなかったのですが・・・。

開演後は全体を見るのがいちおう自分の役目のはずですが、当会のみなさんの実務能力の高さからいって私がアレコレ気にかける必要など全くなく、ただひたすらみなさんの演奏を堪能しまくった1日となりました。
どの演奏も、その姿も、優劣なく素敵で感動的で、この発表会に個性と彩りを与えてくれました。
プロのコンサートを聴くのとは違って、メンバーが日々どんな思いで練習してきたのか、どんな人なのか、
知っているからこその感動があります。
この会で出会い、一緒にやってきたオリジナルな仲間たちと、共にドキドキ感を味わったり励まし合ったり、真剣な演奏を真剣に聴き合う って、なんかいいですね。
こういった心の残る経験を、今回出演しなかったメンバーとも、まだ見ぬ将来のメンバーとも、また共有したいなと思います。

にしても、みなさん本当は自分の演奏のことで頭がいっぱいのハズなのに、直前に独断で勝手に割り振った役割を、嫌な顔ひとつせず、想像以上のチームワークで完璧にやりとげてくださったこと、何も言わなくても自分にできることはないか?と考え貢献してくださったことに、本当に感動し、私ひとりではいかに無力か、みなさん一人一人の思いや能力、持ち味こそがこの会を支え、魅力的なものにしてくれているのだとあらためて実感しました。
出演しなくても応援に駆けつけてくれたメンバーのピュアな思いやり精神にも心打たれました。

二次会ではまさかのサプライズ寄せ書き&花束をいただき、ビックリと感激のあまり、鬼の目にも涙。
無駄に登場し、しょっちゅう徘徊するウザい私の目を盗んで、いつのまにここまでの寄せ書きを完成させたのでしょう??その苦労や一言一言、本当に嬉しく、私の一生の思い出です。
このご恩を、これから少しずつでもみなさんに返していきたいとともに、来年どなたかに、この感動を味わってもらいたいな と思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

2014.10.6 加藤記

special thanks

(受付)はるさん、樹里さん、あやさん、ゆうこさん、あやみさん
(アナウンス)なおこさん、まどかさん、千尋さん、ちひろさん、愛子さん
(録画)ひろしさん、みずほさん、青木さん、かみむらさん、小林さん、さとうさん
(ステマネ)久保さん、研二さん、池田さん、青木さん、よしのりさん
(写真)洋平さん、こうじさん、みどりさん、恒さん、なつみさん
(二次会)健一さん(今回の発表会は、もしかしたら、健一さんとのご縁が開催させてくれたのかも知れません!)、とおるさん、ふゆこさん(差入れも有難うございました!)、純一さん
(後片づけ)みえさん


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