2016年度ラストコンサート・三鷹風のホールを終えて

2017年02月22日 HOME → サークル活動 835 views

ポスターです!

はじめまして！（既存メンバーの方は、こんにちは）

ピアノサークル・ピアノを弾きたい!「春の発表会」実行委員長のコウダと申します。

以前より当サークルでは「春の発表会～2016年度ラストコンサート」の開催を公式サイトでご案内しておりました。2月12日（前半）と2月26日（後半）に分かれたコンサートで、90名近くが出演する一大イベントです。先日、前半部である三鷹風のホールでの発表会が終了いたしましたので、こちらで報告させていただきます。

「発表会会場を利用した練習会!」

三鷹風のホールは、13時30分より21時過ぎまで60名以上が出演という大規模発表会となりました。「春の発表会」は、秋に開催した2回の発表会とは異なり、「発表会会場を利用した練習会」の略称で練習会の延長という位置づけです。

発表会は勇気が出ない…、曲の仕上がりが不安…という方でも気軽に出演できるよう、練習途中の曲でもOK・ドレスコード無し！と徹底的にハードルを下げました。
予算管理も入念に、ひとりあたり2,000円～3,000円の参加費での出演を可能にした事により、十数年ぶりに舞台で演奏するというメンバーや最近初参加したばかりのメンバーにも出演してもらうことができました。

全体写真風のホールはプロの音楽家も使用するようなホールで、とにかく音響が素晴らしいです！ベーゼンドルファーのフルコンも試弾の段階で、「すごく音が綺麗に聴こえる！」「響きがすごい！」とメンバーからは絶賛の嵐でした。
「まだ曲が仕上がってない」「途中で止まるかも」と不安そうにしていたメンバーも普段の練習の成果を発揮し、最高の環境でいつも以上に輝いていたと思います。6時間近くのコンサートでしたが最後まで音を楽しむ事ができました。告知から開催まで短い準備期間でしたが、それぞれ工夫して真剣にピアノに取り組む姿に、メンバーのピアノへの情熱を感じました。

卒業生たち休憩時間には、ステージ上で有志による「卒業パフォーマンス」がおこなわれました。
当会では運営幹事は一年ごとに代替わりする制度をとっています。3月で今年度の運営を卒業するメンバーひとりひとりに、いつも会を見守ってくれる両代表から心のこもったメッセージが届いており、いつも会全体とメンバーをよく見ていてくれている事にあらためて気づかされました。その後インタビュー形式で全員がスピーチをして、最後には花束とメンバーからのメッセージ色紙が贈呈されました。
自分の話で恐縮ですが、最後にスピーチと実行委員長挨拶をさせていただき、ステージから見る景色、メンバーがあたたかい拍手をくれる事、一年間運営として活動した思い出、発表会前日から挨拶までずっと緊張していた事などたくさんの思いが溢れ、このような卒業コンサートの場を設けてくれたこの会のあたたかさに心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。この思いはきっと他の運営メンバーも同様だったと思いますし、活動を通じ苦楽を共にしたからこそ心から信頼し合える仲間になれたと思っています。

こうだ実行委員長花束「私たちの大切にしたいもの・してきたもの」

今回の発表会は、演奏以外の準備においてもあまり時間がなく、慌ただしく進めて当日を迎えました。
大切な今年度のラストコンサートであり、「2016年度運営幹事の卒業コンサート」でもあります。一年間頑張った2016年度の運営幹事へ、出演者みんなで感謝の気持ちを持って送り出そうという趣旨です。「卒業」にふさわしいコンサートとは何か、送り出すために何が必要なのか、日々議論を続けてきました。
運営や有志任せではなく出演者全員で作り上げる発表会、「出演者ALLスタッフ体制」という考えに至ったのは、開催日の数日前でした。
それまではメンバーサイトでお手伝いを募ったり、運営幹事中心にシフトを組んでいましたが一旦リセットし、出演者ひとりひとりがスタッフとして全ての持ち場を体験するという今までにない方式で進める事に決定しました。演奏前と演奏後に必ず平等にスタッフ業務を行うという流れで、「ALL PH会でつくる」コンセプトを共有できたと思います。当日はスムーズに進行できるか多少の不安もありましたが、会場で体験した一体感、出演者の「仕事楽しかった！」という言葉、満足げな表情を見て、この方針転換は正しかったと感じました。快く協力してくれた全てのメンバーに感謝いたします。

のっこちゃんこれを読んでくださっている、まだ見ぬ未来のメンバーの方へ…
出演者としてピアノを弾くだけでなく、みんなのために何かしたい、そんな思いをお持ちの方！
当サークルへ是非お越しください。イコールメンバーシップの理念を大切にし、メンバー同士支えあって活動しています。
誰かのために一生懸命活動した先には間違いなく大きな感動が待っています。ぜひ、この素晴らしい体験をたくさんの方と共有できれば今年度運営のひとりとしてとても嬉しいです。