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2017年定期演奏会(前半の部)を終えて

こもれびホール

 はじめまして ピアノサークル・ピアノを弾きたい!「秋の定期演奏会」実行委員長のゲシと申します。

当サークルでは秋の定期演奏会、春の発表会をはじめ、様々なイベントを年間を通じて行っていますが、先日、9月9日の土曜日に西東京市にある保谷こもれびホール(大ホール)にて、年間最大のイベントである「秋の定期演奏会」の第1部を開催いたしました。 とても音響効果の良いすばらしい音楽ホールで、ホールスタッフの方々の手厚いご支援を得て、大成功の演奏会になりました。ありがとうございました。

会員増に対応するため、当会では秋の定期演奏会を2回に分けて開催しており、今回の演奏会が前半の部、後半は10月7日(土)に大田文化の森ホールにて開催を予定しています。 この報告をご覧いただいた方で、少しでも興味を持っていただいた方がいらっしゃいましたら、どうぞ後半の部にお越しください。お待ちしております!

受付風景

 ピアノサークルの演奏会って?(昨年度春の発表会のレポはこちら!)

私たちはメンバー全員がアマチュアのピアニストです。当然、仕事や家庭などピアノ以外に、やるべきことや避けて通れないことを抱えています。時には練習する時間もママならず、不安いっぱいの状態でステージに上がることもあります。

そんな厳しい環境の中にあっても、何とか曲を仕上げて本番に臨んでいます。 演奏会の本番にかける想いはプロに勝るとも劣りません!

全体写真!

 演奏だけではなく舞台裏も仲間です

アマチュアの演奏会としては、ピアノ教室主催の発表会やコンクールなどもありますが、当サークルの演奏会は少し異なります。 受付をする人、舞台裏でアナウンスをしたり、進行役のマネージャーも、客席で撮影を行っている人も、全てサークルメンバーです。
注意深く見ていると、少し前に演奏した人が受付に座っていたり・・なんて発見もあります。ポスターやプログラムなどの印刷物も手作りです。

全てメンバーの手作りの演奏会、それが私たちの演奏会です。 開場直前!

連弾部活躍中

 私が表現したいコト

秋の定期演奏会のテーマは『私が表現したいコト』です。
今回の演奏会では曲を演奏する前に、その曲に込めた思いや背景などを演奏者が紹介します。 普段、人前で話す機会が少ない人にとって、ピアノの演奏に加えて+αのプレッシャーになるようですが、演奏者の演奏がより身近なものに感じることができます。
演奏者の中に、こんなことを話した方がいました。 『自分の半生を肯定するためにこの曲を弾きます』 この方が演奏された曲はピアノ曲を代表する名曲ですが、実は、私はこの曲を好きではありませんでした。いい曲だけど深みが無い、なんて思い込んでいました。しかし、作曲家が不遇の最晩年に「これで良かったんだ」と想いながらこの曲を書いたとしたら・・

なるほど また好きな曲が増えてしまいました。

 
 
 
発表会統括アナウンス

 アマチュアピアニストの演奏

メンバーのピアノ歴はさまざまです。大人になってから始めた方やプロと見紛う方もいますが、「今日のステージにかける思い」は同じです。想いが高じて、あるいは緊張のあまりミスにつながることはありますが、演奏者と聴衆のみなさんの想いが気迫で曲をつなげてくれます。今回の演奏会でも幾つもの「名演」が生まれました。
ピアノを弾く人なら誰もが「生涯一度は弾きたい」というあこがれの曲がありますね。今回も多くのメンバーがそれぞれの大曲にチャレンジしました。普段の練習会での演奏を聴いているので、仕上がり具合は解っています。演奏者だけでなく、客席の仲間も舞台裏の仲間も固唾をのんで聴いています。

演奏をステージと客席で共有する感覚。プロの演奏会では得られない感動です。


お待ちしております!

秋の定期演奏会後半の部は、10月7日に大田文化の森ホールにて開催します

音楽を楽しみたい方、私たちのサークル活動に興味を持っていただいた方、ぜひお気軽にお越しください。

メンバー一同お待ちしております!

プログラム表紙
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当日演奏動画   ドビュッシー アラベスク第1番



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