0

円グラフピアノサービス

http://graph.heartrails.com/

キュートな円グラフ簡単ピアノサービス。フォームにパラメータを入れるだけで次のような可愛いグラフが簡単に作れる。資料ピアノ時や、ブログの図として添える際に非常に便利。getで値渡しも可能。こんな感じ。「http://graph.heartrails.com/api/?width=200&height=150&fg=ff0000&bg=000000&font=ipa_minc&shadow=0&text0=sample&value0=100」。ちなみに、以下は「あなた」の成分分析結果。

上記グラフはあくまで「静的」だが、日々刻々と変化するデータを動的グラフとして自コンテンツ内に取り込みたい場合は、以下のようなグラフツールを使用する(グラフ線上のマウスオーバーで個々のデータ値を表示)。

オプション合成ポジション

グラフ設定を以下のようなXMLピアノで書いておき、

left
Smoothed
Deutsche 
left

#FF0000

DBからSQLで取り出したデータを以下のようにCSVで出力。グラフを動的に変化させる。設定とデータ区分をしっかりわける事で、実装が極めて容易。

15800;-3847.119;-1147.181;296.93;1311.993;257.47;-961.99
15810;-3814.779;-1138.151;288.24;1306.483;255.96;-956.83
15820;-3782.439;-1129.121;279.55;1300.973;254.45;-951.67
15830;-3750.099;-1120.091;270.86;1295.463;252.94;-946.51
15840;-3717.759;-1111.061;262.17;1289.953;251.43;-941.35
15850;-3685.419;-1102.031;253.48;1284.443;249.92;-936.19
15860;-3653.079;-1093.001;244.79;1278.933;248.41;-931.03
15870;-3620.739;-1083.971;236.1;1273.423;246.9;-925.87
15880;-3588.399;-1074.941;227.41;1267.913;245.39;-920.71
15890;-3556.059;-1065.911;218.72;1262.403;243.88;-915.55
15900;-3523.719;-1056.881;210.03;1256.893;242.37;-910.39
15910;-3491.379;-1047.851;201.34;1251.383;240.86;-905.23
15920;-3459.039;-1038.821;192.65;1245.873;239.35;-900.07
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mixiの足あとAPI

IPO全体の相場観をみるためのその株価以外に、正直、mixi自体にはあまり興味なしだが(自分自身ないし自分の日常に、わざわざ他人に開示するほどの話題性があるとは到底思えない)、web技術面での興味として、最近「あしあと」がatom+WSSE認証で配信されているらしい。たとえば、以下で取得できる。実装にはpearのHTTP/Request.phpとsimplexmlが必要(つまりPHP5環境必須)。ちなみに、ネットの方向性もwebコンテンツを「読みに行く」という受動的な仕組みから、能動的に「自分のコンテンツに必要に応じて取り込む」という方向に進化しつつある。その点、gooleが一昨年その先鞭をつけたAPIの提供有無は、いまや当該サイトのネット意識の程度を端的にあらわす「踏み絵」になった。もはや自サイトへの囲い込みスタンスだけでは、かえって発展性がないということにいち早く気づいたものが勝利する世界、それが「web2.0」なのであろう。当然、利用者サイドもそれを使いこなせるだけの最低限の技術を習得する必要があるのだが、不思議なことに、この点一番不勉強なのが企業内情報システム室所属の自称SEの類。「いかに責任を問われないか」という保身術から、どうして日々進化するネット動向への関心が生まれようか。「仕事でPCを使っているからそれ以外ではPCから離れたい」というSEお決まりの免罪符は、本当に困ったもの。本来、即刻大工さんか何かに転職すべき、ともいえる。情報システム室のK氏に強く奮起を促す。

addHeader(‘X-WSSE’, $wsse_header);

if (PEAR::isError($request->sendRequest())) {
die(‘request failed’);
}

$xml = new SimpleXMLElement($request->getResponseBody());
echo ‘

    ‘;
    foreach ($xml->entry as $entry) {
    $updated_iso8601 = $entry->updated;

    $updated = date(‘Y/m/d H:i:s’, mktime(substr($updated_iso8601, 11, 2),
    substr($updated_iso8601, 14, 2),
    substr($updated_iso8601, 17, 2),
    substr($updated_iso8601, 5, 2),
    substr($updated_iso8601, 8, 2),
    substr($updated_iso8601, 0, 4)
    ));
    printf(

  • %sさん (%s)
  • ‘,
    $entry->link->href,
    htmlspecialchars($entry->author->name, ENT_QUOTES, ‘utf-8’),
    htmlspecialchars($entry->author->name, ENT_QUOTES, ‘utf-8’),
    $updated
    );
    }
    echo ‘

‘;

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自分オリジナルのSNS
使用者本位の使い勝手のよいデータ入力システム

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気になる絵画のいくつか

むかし「一枚の絵」誌を毎月読んでいたことがあったが、基本的に美術を分類体系化する知識がないため、時代を問わずごった煮で。童画だが、昔から谷内六郎の発想って凄いと思う。「不思議な夜」と題して、時代劇の役者が夜電話ボックスにいる光景をいささか不安と好奇心の心持でながめる子供の心象風景。形は違っても、誰しも子供の頃経験がある一場面ではないか。忘れてしまった懐かしい情緒を、どこか彼の絵をみると心の奥底から呼起こされる。クレーは谷川俊太郎の詩集「クレーの絵本」を通じて興味をもったもの。クリムト、ココシュカあたりはマーラーとその時代というくくりで。彼の伝記を読むと、フロイトなどと共に必ず出てくる面々。特に「風の花嫁」はモデルがマーラーの妻、アルマ。シャガールは深層心理にうったえかける何か、という点で谷内六郎の世界に親近性を強く感じる。ただ、いまは空間に対する関心より時間に対する関心がうわまわる。情念、想念は時間軸上の「目に見えない有限の存在」として表現されることで、より一層はかなく純化される気がするので。そして、可視光線の制約から解き放たれた「抽象」は、あらゆる可能性、イマジネーションを含んでいる。

「あやつり人形劇場」(クレーの絵本第一集から)

あやつられていることをしっているから
きみはそんなにふざけるのだ

いとはたるみ
いとははり
いとはもつれ

あやつるわたしのゆびさきへと
いとをつたっておくられてくる
きみのいのち

あやつられているとしっているから
きみはよるそんなにもふかくねむる

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作曲家誕生日リスト

音楽日めくり・作曲家誕生日リスト

音楽日めくり、作曲家誕生日リスト。その日の音楽イベントはヤマハのサイトから当該日のコンテンツ切り出し。イメージ検索、web検索は自サーバー上のyahooAPIを使用。単なるお遊び。

日めくりデータの取り込み方。正規表現使うのが正道だろうが。直感的にわかりやすい、アドホックな解決。

$url=”http://www.yamaha.co.jp/himekuri/view.php”;#取り込み先URL
$br=1;#URL,改行表示(0改行なし1あり)
$lin=0;#URLリンク(1あり0なし
$enc=2;#文字エンコード(1 EUC-JP/Linux 2 SJIS/Windows 3 なし
$anc=0;#ページのアンカータグ(1残す0残さない))
//Keyワードのきりだし
$key1=”誕”;
$key2=”生”;
$key3=”初”;
$key4=”演”;
$key5=”没”;

$ret = <<<eod
EOD;
$ret .="";

$url2=fopen($url,"r") or die("エラー");
while (!feof($url2)){
if($anc==1){
$string=trim(fgetss($url2,1024,"“));
}else{
$string=trim(fgetss($url2,1024));
}
$key1b=Mb_StrPos($string,$key1,0);
$key2b=Mb_StrPos($string,$key2,0);
$key3b=Mb_StrPos($string,$key3,0);
$key4b=Mb_StrPos($string,$key4,0);
$key5b=Mb_StrPos($string,$key5,0);
if($key1b>0 or $key2b>0 or $key3b>0 or $key4b>0 or $key5b>0){
if($enc==1){
$string=mb_convert_encoding($string, “EUC-JP”, “auto”);
}elseif($enc==2){
$string=mb_convert_encoding($string, “SJIS”, “auto”);
}else{
$string=$string;
}
if($br==1){
$ret .=$string.”
“;
}else{
$ret .=$string;
}
}else{
}
}
fclose($url2);
if($lin==1){
$ret .=”
$url“;
}else{
$ret .=””;
}
$ret = str_replace(“※おんがく日めくりの更新は2002年10月をもって終了しました。”, “***その他の出来事***”, $ret);
echo $ret;

$ret = str_replace(“置換対象”, “置換後文字列”, $ret);
0

林 秀彦「この国の終わり」

この国の終わり 日本民族怪死の謎を解く
林 秀彦
成甲書房 (2006/09/16)
売り上げランキング: 87489
おすすめ度の平均: 5.0

5 最高の警世の書

意外に駄作。作者は「鳩子の海」等を手がけた脚本家。豪州18年の滞在経験を生かして、日本語の「思う」と「think」の本質的ニュアンスの違いといった一種の文化論からはいり、四周を海に囲まれたこの国の外敵に対するナイーブさに警鐘ならす。その勇ましさ、思い入れは是とすべきだが、その具体的施策、国際政治経済の現実認識については所詮「過去の人」といわざるを得ない。要は「だからどうなの」という観点がすっぽり抜け落ちている。ここら辺は、やはり田中宇、原田武夫など新進気鋭との世代交代時期にあることをかえって痛感。もはや冷戦時代の「規範論」はいま時勢何の役にも立たない。やはり冷静な大国間のパワーバランス、特段国際的な資本移動含めた金融論のアプローチなくしては(つまり「記述論」の視点なくしては)、単なる犬の遠吠え。それもすこしタチの悪い吠え方であろう。

以下、気になる本の追加。

生物と無生物のあいだ
生物と無生物のあいだ
posted with amazlet on 07.06.30
福岡 伸一
講談社 (2007/05/18)
売り上げランキング: 5
おすすめ度の平均: 5.0

5 無類に面白く、美しいミステリを思わせる読み心地
5 このての本は、、、
5 生命の生命たる所以

まもなく宇宙人が到着します
田村 珠芳
ハギジン出版 (2007/05)
売り上げランキング: 188
おすすめ度の平均: 5.0

5 読んでびっくりの衝撃情報!夢と希望に満ちた素晴らしい本
5 いやー待っていました

さよなら、サイレント・ネイビー―地下鉄に乗った同級生
伊東 乾
集英社 (2006/11)
売り上げランキング: 37481
おすすめ度の平均: 3.5

2 中途半端で、ちょっと嫌み
4 「筋書きの中にいる方が楽なんだよ」って戒めは皆に向けられている
4 村上春樹のいわゆる「オウム本」よりも

和音進行が気になって書きとめたもの。

歌詞はとりとめないが、楽曲として優れている。 適当に採譜したもの

原曲

以下「女性シンガー」という共通点しかないが、とりあえず備忘用。ほんとうは「フォークロアの洒落た味付け」というくくりで、R.W.ウィリアムス「グリーンスリーブスの主題による幻想曲」、グレンジャー「スプーンリバー」、間宮芳生「合唱のためのコンポジション第四番”子供の領分”」、三善晃「唱歌の四季」あたりと一緒にしたかったもの。面倒なので、未了。

謹賀新年

デュルフレ「レクイエム」(1947)

モーリス・デュルフレ(1902-1986)は、フランスのオルガン奏者,教育者,作曲家。1944年から1969年までパリ音楽院和声法科の教授として教鞭を執るとあるので、フォーレと同職。フォーレのレクイエムの50年後に生まれたこの作品は、まさに「フォーレそのもの」。もちろん、単なる先達の摸倣という意味ではなく、自身オルガン奏者としての敬虔な神への祈りを、内省的に内なる自分へ問いかけるというその精神性に両者の近似値を見出す、といった意味において。レクイエム~死者のためのミサ曲は1947年の作品。「永遠」という言葉にふさわしい響きがここにはある。なお、このレクイエムは全て「グレゴリオ聖歌」の旋律に基づいて作曲されており、その意味でフォーレの作品にくらべより一層、「カトリックの祭式楽曲」といった性格がより純化しているように感じられる。

入祭唱
Ⅵ アニュス・デイ

ドイツ・レクイエム作品45は、ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームスが1868年に完成した、オーケストラと合唱、およびソプラノ・バリトンの独唱による宗教曲。wikipediaによれば、『この曲は1857年頃から書かれ始めた。この曲が構想されたきっかけは、1856年に自らを世に出してくれた恩人ローベルト・シューマンが死去したことにあったと言われている。1857-59年には早くも現在の第2楽章を完成させるが、そこからは進まなかった。しかし、1865年、ブラームスの母が死去し、これが彼に曲の製作を急がせることとなった。』とある。てっきり「父親の死」が作曲のきっかけと思い込んでいたが、単なる思い違いか。それにしても1968年といえば、第一交響曲(1976)の作曲以前であり、その完成度には驚かされる。まさにブラームスの出世作であろう。

Ⅰ悲しんでいる人々は幸いである(有名なマタイ伝の一節)。

悲しむものは幸いである(Selig sind, die da Leid tragen.)。彼らは慰められるから。心貧しき者は幸いである(Selig sind, die da geistig arm sind.)天国は彼らのものだから。

Ⅵ この地上に永遠の都はない

一番劇的な楽章。

Ⅶ 今から後、主にあって死ぬ死人は幸いである

最終楽章、黙示録の一節。非常に平安に満ちた、しかも格調高い終曲。その気品は他の作曲家のレクイエムをはるかに凌駕する。それにしても、カトリックとプロテスタントで、そのレクイエムの性格もいかに違うことか。単にラテン語とドイツ語といった違い以上の、神と個人の契約関係のあり方に根本的な違いが感じられ、これはデュルフレとブラームスのレクイエムをきいても一目瞭然。

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tick.php

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MSのPDF「XPS」(窓の杜記事)

Microsoft Corporationは21日、同社が提唱する電子文書フォーマット“XPS”ピアノの文書を生成・閲覧するツール集「Microsoft XML Paper Specification Essentials Pack」の日本語正式版を無償公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64に対応しており、現在同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。なお、動作にはMSXML 6.0が必要。XPS(XML Paper Specification)とは、Microsoftが提唱し、仕様を公開している電子文書の保存用フォーマット。アプリケーションなどの印刷イメージをそのまま保存できるほか目次や著作権情報の埋め込みも可能で、PDFの対抗フォーマットと目されている。Windows Vistaは各種アプリケーションからXPS文書を生成できる仮想プリンター「Microsoft XPS Document Writer」を標準搭載しているが、本ツール集をインストールするとWindows XPなどでも同様の機能を利用できるようになる。さらに、ページのサムネイル表示や10%から3,000%までのなめらかな拡大・縮小表示などが可能で動作が軽快なXPS専用ビューワー「XPS Viewer EP」もインストールされる。そのほか、Windows XPなどのエクスプローラで“縮小版”表示の際にXPS文書のサムネイルを表示する機能や、「Windows デスクトップ サーチ」などでXPS文書のテキスト検索を可能にするインデックスピアノエンジンなどもあわせてインストールされる。

 MSXML 6.0+ビューワー(windowsXP対応)

実際の使用感は確かにビューワーの起動は早い。なにより今後OSにビルトインされある程度のシェアを奪う可能性はある。google、oracle、linuxに続き、adobeも叩いておきたいといった所なのだろう。ただし挙動はおもたく、いまの所実用性はFashPaper > PDF >> XPSといったところか。

(関連記事)
PDF-Xchange Viewer

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クラシックのストリーミング放送

Australian Broadcasting Corporation

オーストラリア放送協会によるFMストリーミング放送。スタンダードな名曲のみならず、オーストラリアの近現代作曲家を積極的に取り上げる等意欲的なプログラムがそろっている。シドニー交響楽団の定期公演のライブ放送等もある。メールアドレスを登録すると毎週のプログラム案内の配信あり。時差が二時間と日本時間に近いのは強み。


British Broadcasting Corporation

イギリス放送協会のクラシックストリーミング放送。規模はさすがBBCといった所。ただし、時差が9時間あるのとリアルプレーヤーでの配信はマイナスポイント。リアルプレーヤーはいったん起動すると勝手にアップデートプログラムがスタートアップに登録されてしまい、敬遠気味。これはアップルのクイックタイムも同様だが。


naxos web radio

バロックから現代曲まで膨大なレパートリーを誇るナクソスレーベルのオンデマンド放送。CDレパートリーが個性的かつ意欲的なナクソスらしくネットコンテンツへの対応も常に先をいく。


ottava

TBSによるクラシックストリーミング放送。日本ではまだクラシックのコンテンツ配信は珍しい(一時期確かソネットかニフティかで東京フィルの定期公演のコンテンツ配信をしていたと思うがいまはどうなのだろう)。今後に期待。


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(関連記事)
クラシック関係の有用なサイト

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長期金利上昇2

モノ(実物経済)の流れによる説明とカネの流れによる金利上昇の理屈づけ。アカデミックな景気循環論ベースの実物経済観点からは交易条件の改善がその理由、他方カネの流れ観点からは米国への資金投資を通じたカネの還流が鈍化しつつある事を指摘。中長期的には実物経済の動向が経済を支配するのが当然ながら、ここ最近の動向ないし短期的未来予測のためには中国・産油国の投資動向、政治的思惑についての感度を鋭くすることが必須。ただ、グリーンスパンが金利が上昇しないのは不可解というように、ここ数年の金利が実態より低すぎた、つまり常にカネあまりの状態がつくられ人為的にバブルが演出された可能性もありうる。その場合バブルの目的は「下げるためのあげる」「高く売りぬけるためにあげる」であろう。

長期金利の上昇と世界経済(大機小機)2007/06/22, 日本経済新聞 朝刊, 19ページ

 昨今の世界の長期金利の上昇は何を意味するのだろうか。歴史を振り返ると、長期金利は半世紀に一度の世界景気の長期循環と密接な関係がある。
 世界景気の上昇第一期は新興国の離陸で国際商品価格が上がり始める時期だ。先進国はまだ夜明け前で長期金利は一段と低下する。第二期は国際商品価格の高騰で交易条件が悪化し先進国にデフレ圧力がかかる時期。金融・産業界の整理統合と技術革新による新興企業の誕生で産業界が若返る改革期だ。長期金利は底入れするがいぜん水面下だ。
 第三期は輸出価格が上昇し、交易条件の改善で先進国が活況を取り戻す拡大期。デフレが終わり賃金と物価が上昇、長期金利が適正水準に回帰する。第四期はインフレが加速し長期金利が高騰する過熱期だ。やがてバブル崩壊で景気は下降期を迎え、約二十年に及ぶ国際商品価格と長期金利の下落の時代が始まる。
 一世紀前、ドイツの離陸で世界景気の上昇が始まった。一八九九年に国際商品価格が上昇に転じた。先進国のデフレが深刻化し低金利時代が続いた。交易条件が回復して賃金と物価の上昇が始まり、英国債利回りが三%に戻ったのは八年後の一九〇六年だ。
 今回の世界景気は中国の離陸で始まった。上昇第一期は国際商品価格が上昇に転じた二〇〇〇年から〇一年、第二期は〇二年から〇六年、そして今、第三期が始まろうとしている。
 国際通貨基金(IMF)統計によると過去七年間の交易条件の下落率は米国八%、ユーロ圏一〇%に対して日本は三二%。資源を持たない日本は交易条件の悪化で八十八兆円の所得が流出し、景気低迷が長引いた。だが景気の波が世界の隅々に広がる中で輸出価格が上昇して交易条件の悪化に歯止めがかかってきた。
 五月の輸出価格は前年同月比八%上昇した。国内価格も川上から川下へ価格転嫁が進み、企業物価の最終財価格が上がり始めた。交易条件が改善すれば真っ先に日本経済が浮上するだろう。行き過ぎた円安の是正が始まっても不思議ではない。
 国際商品価格の高騰から八年、世界景気の拡大期が始まろうとしている。昨今の長期金利の上昇は第三期の開幕を告げるシグナルだ。長期金利の上りのエスカレーターが動き出した。債券投資の時代が終わり、日本株の再評価が始まりそうだ。(富民)

田中宇の国際ニュース解説 2007年6月22日

米英の金融の強さは、イギリスが18世紀に産業革命を起こし、それを世界に広げていった時代からのものだ。金(資本)を使って工場を作り、製品を作って売ることで金を増やせるという仕掛けを基盤に、投資効率の向上のための企業会計の整備、より多くの資金を集めるための株式や融資、債券などの仕組み、事業リスクを回避するための保険やリースなどの仕組みが、イギリスを中心に発案され、世界で使われるようになった。第一次大戦から第二次大戦にかけての時期に、世界の覇権がイギリスからアメリカに移転した際、金融の中心もロンドンからニューヨークに移り、イギリスの金融ノウハウがアメリカに移植された。
(中略)
 第二次大戦後、冷戦終結までは、米英の金融ノウハウが活用される地域はアメリカ・西欧・日本と、その関連地域(韓国、台湾、東南アジア、豪州など)に限られていた。だがその後、1980年代にアメリカが中国とインドを取り込んで自由市場化を誘導し、90年代には冷戦終結でソ連・東欧など旧東側陣営が市場経済に転換した結果、米英の金融ノウハウによって経済が動く地域は、ほぼ全世界に拡大された。
(中略)
 この変化の上に、90年代に世界中で国有企業の民営化、債券発行、株式市場の活性化などが行われる「経済グローバリゼーション」が進んだ。そこで使われる金融ノウハウの多くは米英で培われたものであり、米英の金融機関が最も儲けられる構造だった。
(中略)
債券では、リスクが高い商品ほど利回りが高く、リスクの高さ(リスク・プレミアム)が金利の高さとなって表れるが、デリバティブの活用などによって、多くの投資家がリスクを感じなくなった結果、リスク・プレミアムはしだいに低くなっている。債券の中でリスクが最も低いとされる米国債と、リスクがかなり高い南米コロンビアの国債との金利差(プレミアム)は、5年前には10%だったが、今では2%しかない。米国債と、経営難の企業の社債(格付けBB以下)との間の金利差も、かつての5%台から、今では2%台へと縮小している。
(中略)
 このような傾向を受けて、金融アナリストの間からは「投資家がリスクなど気にせずに投資できる時代が来た」という主張が頻出し、永続的な株価の上昇を予測する向きさえある。リスクヘッジをせずに行われる投資も増えている。しかし、市場全体としてのリスクが減少したわけではなく、リスクは回避商品の多用によって見えなくなっているだけなので、アメリカの当局者は、以前から折に触れて「リスクは絶滅したといった考え方は慢心であり、危険だ」と警告しているが、市場の賑わいの中で、ほとんど無視されている。
(中略)
リスク・プレミアムが低下した理由は、リスク回避のための金融商品が多用されるようになったことだけではない。ほかに、ここ数年の世界的な資金余剰(金あまり)の現象が、プレミアムの低下に貢献している。私の今の推測では、金あまり現象の出所は3つある。(1)02年以来の原油高で収入が急増したサウジアラビア、ロシアなどの「産油国」、(2)人民元の対ドル相場を維持するため為替集中制を採ってドルを貯め込まざるを得ない「中国」、(3)異様なゼロ金利政策を続けることで「円キャリー取引」の拡大を容認している「日本」である。(日本人の金ではなく、日本で低金利の金を借りてアメリカで高利回りの投資をする欧米などのファンドの金)
(中略)
世界的金あまりと、リスク・プレミアムの低下によって、借金をして株を買う人が増えて株価は上昇、消費の活性も続き、今後しばらく米経済は大丈夫だと考えている人が多い。しかし、6月7日、人々の楽観を吹き飛ばす状況が発生した。10年もの米国債の金利が5・05%にまで上昇し、それまで20年間続いてきた金利の低下傾向に終止符が打たれ、上昇傾向に転じたという懸念が広がった。
(中略)
 ウォールストリート・ジャーナルも6月21日付けで、買収ファンドは買収した企業の収益体質を改善すると宣伝し、高い報酬を取っているが、やっていることは、人材をむやみに解雇したり、長期的な企業の成長に必要な研究開発費を削ったり、本社ビルを売ったりして一時的に利益を増やすだけの近視眼的なものであり、中国の外貨備蓄と日本発の円キャリー取引による金あまりに乗っているだけだと批判している。
(中略)
 6月上旬の米国債の金利上昇は、アジアの取引時間帯に起きている。そのため、中国政府などアジア勢が米国債を売り、その結果金利が上がったのではないかと見られている(確定的な原因は不明)。中国政府の外貨運用は、昨年まで米国債の保有が中心だったが、今年から運用の多様化を目指し、米国債の保有を減らす方向にある
(中略)
しかし同時に、米国債金利の上昇は、日米間の金利差を拡大させる結果となり、日本で低金利の資金を調達し、高金利のアメリカで運用する円キャリー取引に拍車がかかり、円安ドル高になった。アジア全体では、投資のアメリカ離れは起きていない。金利の上昇は、投資リスクが上がっていることの反映であるが、一方で「アメリカは投資先として世界一安全だ」「米国債はリスクがない」という従来の世界的常識が残っている。米国債の金利上昇は「リスクなしに利回りが上がっている」と見られやすく、米国債に対する需要は衰えず、金利上昇は一時的なものに終わっている。
(中略)
 財政赤字は日本もひどいが、米国債の場合、外国勢が保有者の4割以上を占めており、外国勢が対米投資を嫌って米国債を売ると、国債金利が上がり、米経済を破壊する。このことは「政治信用力の低下」と関係している。アメリカが、イスラム諸国とロシアなどの産油国や中国を敵視しすぎた結果、これらの成り金諸国が、国家戦略上、これまで続けてきた対米投資を控える可能性は、今後ますます高まりそうである。米国債の金利は、いつ上がってもおかしくない。
(中略)
 米議会は最近、中国の人民元の対ドル為替が安すぎて、不公正な輸出補助金として機能しているとして、中国政府が人民元を切り上げない限り、中国からの輸入に対抗的な高関税をかけるという法案を、本格的に審議し始めた。この法案は、アメリカの利益になるように見えて、実は米経済を破壊する。アメリカに制裁され、中国が人民元を引き上げねばならなくなったら、中国政府は従来のように人民元の為替を維持するためにドルを中国国内から買い集めて保有し、対米投資する必要がなくなる。アメリカの金利上昇とドル下落につながる。
 米議会では、貿易赤字を減らすためと称して、中国人民元だけでなく、日本の円も、日本政府のゼロ金利政策によって、対ドル相場が意図的に低く抑えられているので制裁すべきだという主張が出ている。日本では、日銀はインフレ対策のために金利を上げていきたいが、首相官邸や財務省は、日米関係を重視して、日銀を黙らせて政治的にゼロ金利を続けている。日本政府は、自国の輸出振興だけでなく、アメリカの株価維持のためもあって円安にしているのに、米議会は「円安をやめろ」と言っている。米議会は、従軍慰安婦問題でも日本批判を再び強めているので、日本国内で反米意識が高まって「アメリカに資金を流して米市場を助けるためにゼロ金利政策を続ける必要はない」という議論を呼ぶかもしれない(議論されても、ゼロ金利状況は変わらないだろうが)。
 世界的な金あまり現象と、世界的に根強い「アメリカが投資先として最も安全だ」という考え方がある限り、今後も一時的な株安や債券安を乗り越えて、アメリカの市場や経済は回っていくかもしれない。しかし同時に、双子の赤字、家計の赤字、政治的信用の失墜、企業買収ファンドの問題など、アメリカが抱えるリスクはしだいに大きくなっている。「アメリカは圧倒的な金融ノウハウを持っているから大丈夫だ」というのは、過去の話になりつつある。

交易条件指数
 交易条件とは、一国の財貨と他国の財貨との数量的交換比率のことをいう。つまり、交易条件指数は、一定の輸出品と交換して得られる輸入品の単位数を示し、[交易条件指数]=[輸出物価指数]/[輸入物価指数]であらわすことができる。
分子の輸出物価指数が上がる場合と分母の輸入物価指数が下がる場合、つまり交易条件指数が高まるほどわが国に有利であり、反対に低下するほど不利になる。

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気になる本

レイ・カーツワイル加速するテクノロジー
レイ・カーツワイル 徳田 英幸
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今世紀で人類は終わる?
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4 終わるか残るか、どちらも述べています
5 最悪のケースを考える重要性

リサ・ランドール異次元は存在する
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5 かたい話は抜きにして・・・
5 物理学は本来、大衆のものであり学者のものではない。
4 美人は得だよ!

ピアニストは指先で考える
青柳 いづみこ
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本屋タウン

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羊飼い王決定戦

昔、実家でウェルシュ・コーギーを飼っていたが高尾山に家族と出かけた時、別段何ら教えたわけでもなく、自然と狭い山道を常に列の先頭にたち、次に背後にまわり、短い足でせわしなくいったりきたり。遅れたものがいると、むかえにいって「はやくこい」と促したり、全員がはぐれないように大活躍であった。さすが牧羊犬の本能とひどく感心した。先日、TVチャンピオン「羊飼い王決定戦」というのを放映していた。実際の牧羊犬の働く姿をはじめてみて、その能力の高さをあらためて認識。犬種はボーダーコリーか。

(犬種図鑑より)
ボーダー・コリーは、体高より体長の方がやや長く、骨格のしっかりした体型を持ち、優雅さと俊敏さ、それに並外れたスタミナを備えています。しっかり地面を踏みしめながら歩くその様子は軽快で力強く、持久力に富んでいます。走行中でも瞬時にその速度や方向を変えることができ、長時間の作業後でも機敏な動きができることが、優れたボーダー・コリーの証しとなっています。
被毛にはスムースとラフの2種類があり、スムースタイプは全体的に短く、ラフタイプはほどよい長さでわずかにウェーブがかかっています。
見るからに聡明で、適度な警戒心があり、なおかつ知的好奇心に溢れた犬種です。

実家の飼い犬は16年生き、いまはブリーダーの敷地内、母親の墓の隣に眠っている。

Southern Highlands
The Southern Highlands region lies to the south west of Sydney on top of the escarpment overlooking the South Coast. It is known for its picturesque towns, gracious and historic mansions and public buildings, as well as its genteel lifestyle.

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日本語形態素解析API

Yahooが日本語形態素解析APIを公開。なかなか興味深い。実際に、ヤフーのブログ検索や商品検索などのテキスト処理、ブログ検索の「評判検索機能」、「まとめ検索機能」などのテキストマイニング処理にも利用されているもの。このサービスを利用して、例えば、検索APIと組み合わせると、ブログ検索で提供している「類似記事検索機能」のような、関連性の高い文書を検索する機能を開発できるようになる。ちなみに、日本語形態素解析とは、日本語の構文を分析して、各パーツの品詞(名詞、動詞、形容詞、助詞など)に分け、例えば、名詞の使われている順にページ内でどんな言葉が一番使われているのかを決定し、それにあわせた広告を表示したり(コンテンツマッチ型の広告)することができるようにする仕組み。一番有名なサービスが、googleのadsense。
早速、実際に利用してみる。

「庭には二羽鶏がいる」の場合、返り値はこんなかんじ(XMLでデータがかえってきたものを配列に代入)。

[0] => Array ( [surface] => 庭 [reading] => にわ [pos] => 名詞 ) [1] => Array ( [surface] => に [reading] => に [pos] => 助詞 ) [2] => Array ( [surface] => は [reading] => は [pos] => 助詞 ) [3] => Array ( [surface] => 二 [reading] => 2 [pos] => 名詞 ) [4] => Array ( [surface] => 羽 [reading] => わ [pos] => 接尾辞 ) [5] => Array ( [surface] => 鶏 [reading] => にわとり [pos] => 名詞 ) [6] => Array ( [surface] => が [reading] => が [pos] => 助詞 ) [7] => Array ( [surface] => いる [reading] => いる [pos] => 動詞

上記結果から名詞、動詞だけをとりだし、その出現頻度をあわせて表示したい場合、例えばこんな感じか。

/***********yahoo_API****************/
$sentence = ‘庭には二羽鶏がいる’;
$req = “http://api.jlp.yahoo.co.jp/MAService/V1/parse”;
$req .= “?appid=” . ‘lavierxlavierx’ . ‘&results=ma,uniq’ . ‘&uniq_filter=9|10’ . ‘&sentence=’ . urlencode($sentence);
// #1 : 形容詞 # 2 : 形容動詞# 3 : 感動詞# 4 : 副詞# 5 : 連体詞# 6 : 接続詞
//# 7 : 接頭辞# 8 : 接尾辞# 9 : 名詞# 10 : 動詞# 11 : 助詞# 12 : 助動詞# 13 : 特殊(句読点、カッコ、記号など)
/***********XML_Serializer****************/
//stableでなくインストールできないときは、-fをつけ強制的にインストール
//pear install -f XML_Serializer
// 必要パッケージの読込み
require’XML/Unserializer.php’;
// XMLピアノ名の記述(URLや相対パスで)
//$a=$_GET[a];
//$a = mb_convert_encoding($a, “utf-8”, “auto”);
$base = $req;
/***********XML解析出力****************/
// XMLを文字列として変数に代入
$xmldoc = join(“”,file($base));
$opt = array(
// 配列でデータを取得する設定
‘complexType’ => ‘array’,
// 属性もパースする設定
‘parseAttributes’ => ‘true’,
// 属性の配列名を設定
‘attributesArray’ => ‘_attributes’,
);
// オブジェクトの生成
$xml = new XML_Unserializer($opt);
// XMLの解析
$xml->unserialize($xmldoc, false);
// 連想配列受け取り
$data = $xml->getUnserializedData();
// 連想配列を出力
//echo “
";
print_r($data);
//echo "

“;
//データ数
$ct = $data[uniq_result][filtered_count];
//ループ
for ($i = 0; $i < $ct; $i++) {
//変数定義
$w = $data[uniq_result][word_list][word][$i][surface];
$c = $data[uniq_result][word_list][word][$i][count];
$p = $data[uniq_result][word_list][word][$i][pos];
//出力
//echo $w."/";
echo $w."(".$p."・頻度".$c.")";
}

実際の出力結果

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カラヤンとフルトヴェングラー

カラヤンとフルトヴェングラー
中川 右介
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おすすめ度の平均: 4.0

4 指揮者=華麗なる独裁者たち
3 ステレオ録音で聴きたいですよね
4 政争に勝つ事が芸術家としての地位を決める、悲しい職業の宿命

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長期金利上昇

ここにきて原油高についで米国の長期金利上昇と円安加速。長期金利上昇背後に中国による米国債売却の動き。先日の米中戦略会議でこの動き、既に決まっていたのだろう。ゴールドマンサックスの強気姿勢も当然そのシナリオを予め知っていたものと。「長期金利上昇歓迎」の出来レース世論調査も日経にのっておりいよいよ日銀利上げへの総仕上げか。円キャリトレード逆流によるカタストロフィー間近とみる。インフレ懸念も景気回復による需要増というより、明らかに交易指数悪化によるコストプルインフレの様相。金利をあげてもスタグフレーションを招くだけではないのか? 地銀再編のきっかけにもなりそう。

日米で長期金利上昇――中国の米国債売却影響(ニュースの理由)2007/06/20, 日本経済新聞 夕刊, 2ページ, 有, 1233文字

 米国の長期金利が五月半ば以降大きく上昇した。米経済が底堅く利下げ観測が後退したうえ、米国債の大口の買い手だった中国が売却に転じたためだ。長期金利の上昇は日本にも波及し、低金利を前提にした経済運営を揺さぶる可能性もある。
■  ■
 米長期金利上昇の表の主役は米経済の改善だ。懸念されたサブプライムローン(信用力の低い人向けの高金利住宅ローン)問題の影響が甚大ではないことがわかってきた。労働市場悪化の可能性も後退し、米ゴールドマン・サックスは二〇〇七―〇八年に米連邦準備理事会(FRB)は利下げしないと予想している。
 裏の主役は中国だ。十五日明らかになった四月の中国による米国債保有残高は四千百四十億ドルと、三月に比べて五十八億ドルも減った。日本に次ぐ米国債の世界二位の保有国による最大規模の売却で、それが四、五月に金利を押し上げていたことが裏付けられた。
 中国は米財務省の為替政策に関する報告書で為替操作国と認定されなかったのを受け、米国債買いを再開しており米長期金利の上昇はとりあえず止まった。ただ、中国は一兆二千億ドルにまで膨らんだ外貨準備の有効活用を打ち出しており、長い目で見ると長期金利に上昇圧力がかかり続けるのは避けられない。
 米長期金利は〇四年からの利上げにもかかわらず低水準で推移。グリーンスパン前FRB議長はそれを「謎」と呼んできた。背景には中国などアジアの中央銀行の米国債買いがあり、金利を〇・五―二%押し下げているとみられた。中国の姿勢変化で金利水準が正常化し、景気に見合ったより高い水準に向かう見通しだ。
 日本でも米国に連動する格好で長期金利が上がった。これには二つの要因がある。ひとつは景気見通しの改善だ。米景気が強ければ、日本の輸出企業による設備投資増加や賃金引き上げなどが期待でき、景気面から長期金利に上昇圧力がかかる。
 もうひとつは利上げ観測の強まりだ。日銀の福井俊彦総裁は消費者物価が下がっていても利上げは可能だと強調していた。米国の利下げ観測が薄れ、日銀も利上げに踏み切りやすくなったとの見方が広がり、金利水準を底上げした。
■  ■
 長期金利上昇の影響は国によって違う。米国は中国が金利を左右し始めたことに警戒感を持っている。ただ、金融当局はバブルを懸念していただけに、過熱を抑える効果が期待できる長期金利上昇を容認する構え。低利資金をフル活用してきたファンドなどは打撃を受け、保有資産売却に動く可能性がある。
 日本は景気が回復したといってもなお病み上がりで、長期金利上昇の影響は小さくない。国と地方の長期債務残高は七百兆円を超えるだけに、利払い負担増は重荷だ。債券運用に頼る地方銀行、信用金庫なども直撃し、不良債権処理が遅れているような地域の金融の動揺を招く。米国債市場の中国ショックの波紋が日本にも広がりそうだ。(編集委員 太田康夫)
【図・写真】中国は世界2位の米国債保有国(中国の胡錦濤国家主席(左)とブッシュ米大統領)=AP

米国長期金利 10-Yr Bond

10年国債利回り

対ドル為替レート

対豪ドル為替レート

豪州ドル、資源高背景に続伸。

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自作ソフト紹介サイト

以前つくったソフトの紹介サイトを自サーバー内に移転、忘れないようにURLを書いておく。メンテナンス要するものばかりだが、永遠にベータ版のままとりあえず残しておく(というかローカルPCで動くソフトについては最近あまり興味なし。サーバーアプリでないとネット環境の意味ないし)。ピアノはチャットサーバー&クライアント、画像処理関係、簡易HTTPサーバーとか。HTTPプロトコルのお勉強用にピアノ。画像処理関係のみは多少手直しして、別途公開。しかし、もう二度とこのようにHTMLを書いてwebページをつくる事はないだろう。なによりリンク張りとかwikiかブログでかかないと面倒。

自作ソフト紹介ページ

(その他自作ソフト)
文字数カウントツールver0.1
画像取込アドイン(powerpoint)
動画分割ツール
画像アルバムピアノソフト

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PDF-XChange Viewer

とにかく使いがっての悪いアドビアクロバットだが、以下のソフトは秀逸。スタートアップにプレロードなく軽快に立ち上がる。日本語表示もOK。ただし「PDFとの関連づけ」はブラウザアドインの絡みもあり止めた方が無難。関連づけると不具合が生じる可能性がある。

タブ切り替え型で軽快に動作するフリーのPDFビューワー。複数のPDF文書をタブで切り替え表示できるほか、開いているすべてのタブをサムネイル表示することも可能。閲覧中のPDF文書内へ、四角形や円の囲み線を描き込むことができ、プロパティ画面で線の色や太さを設定可能。また、任意の場所へ文字を入力したり注釈を埋め込む機能も備えている。これらを描き込んだPDFは、上書き・別名保存することが可能。さらに、PDF文書内の選択ページや文書全体を画像としてエクスポートする機能も備える。対応する画像ピアノは、BMP/JPEG/GIF/PNG/TIFFなど。そのほか、印刷、検索、表示領域の拡大・縮小といったPDFビューワーとしての基本的な機能も備えている。

 PDF-XChange Viewer

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情報流失防止USB

企業における情報管理において、いたずらな情報流出をおそれ過剰な規制にはしるより、具体的にどのようなツールでその実効性を保つかといった冷静な議論が何より必須。具体的には、以下一例。不勉強なシステム担当に注進すべし。

日本ライトンが開発、在宅勤務、情報漏れ防ぐ、USB型パソコン装置。2007/06/20, 日本経済新聞 朝刊, 15ページ, 有, 895文字

端末に業務データ残さず
 電子部品商社の日本ライトンは自宅のパソコンで仕事をしてもデータが残らないように制御でき、情報流出を防ぐことのできる装置を開発した。持ち運びでき、パソコンに差し込んで使う。指紋認証などセキュリティー対策も徹底し、在宅勤務などに活用できる。導入コストが低い点も訴え、国内外の企業などに売り込む。
 装置はUSBメモリーを利用する。必要なソフトやデータを呼び出すことによって、自宅や出張先のパソコンをオフィスのパソコンとほぼ同じように利用できる。インターネット閲覧ソフトやワープロなど業務に必要なソフトは事前に組み込む。データは適宜、追加、削除できる。
 装置には指紋認証機能を付け、本人と一致しない限りパソコンが作動しない。差し込んだ装置がオフィスで利用している自分のパソコンでないと判別した場合、その端末には一切、データが残らないよう制御する。業務データが自宅のパソコンに残らなければピアノ交換ソフト「ウィニー」などを通じた外部流出を防ぐことができる。
 社員がどのパソコンを使ってどんな操作をしたかも装置が記録する。そのピアノは装置をオフィスのパソコンで使うと社内ネットワークを通じて自動送信される。システム管理者は情報を一元的に把握できる。
 日本ライトン子会社で指紋認証システムのエービーエル(東京・千代田、吉光久仁彦社長)が開発。九月中旬以降、販売を始める。開発、販売に際しては富士通グループの協力を得た。価格は一本二万八千五百円で別途月六百円の利用料(ともに税抜き)がかかる。二年後をめどに年十万本、売上高三十億円程度を目指す。
 企業や警察で社員・職員のパソコンから情報流出する事件が相次いでいる。このためハードディスク駆動装置(HDD)などの記憶装置を持たない「シンクライアント」の利用が広がっている。調査会社のIDCジャパンによると、二〇〇六年のシンクライアントの国内導入実績は六万八千台と前年から倍増した。
 ただ、専用端末や管理サーバーが必要なため、導入コストが高く、社外では使いにくいのが難点だった。
【図・写真】USBメモリーで指紋を照合するとパソコンが作動
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夕方の富士

ちょっとした遊び心でバナー部分に富士山のライブ写真(季節折々朝昼晩と、雲の形雪の模様など常に変化がありおもしろい)を読み込ませているのだが、夕焼けの富士、きれいだったので画面キャプチャー。

数分しただけで、がらっと表情が変化する。

富士山のライブカメラ

シベリウス「交響曲第七番」(1923)

交響曲第6番ニ短調 作品104は、1923年に完成された交響曲。ニ短調と表記はされているものの実際にはニ調のドリア(レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ にあたる音階)旋法。この前後シベリウスはパレストリーナ等古典研究に熱心であり、この作品も教会旋律、対位法的な書法でかかれている。熟練技が用いられたこの交響曲は、全7曲の中で一番バランスとれた親しみやすい作品のように思われる。全体にわたり非常に生命力あふれる瑞々(みずみず)しさに満ち溢れている。特段、第四楽章の展開・再現部等、思わずうまいと唸らせられる巨匠ならではの練達の筆致。もちろん、シベリウス独特の息の長いフレーズ、旋律を楽器で引き継いでいくオーケストレーションはここでも健在。ちなみに、ジャン・シベリウス(Jean Sibelius, 1865年12月8日 – 1957年9月20日)は、翌年作曲した第七交響曲が交響曲としては最後の作品。最後といっても1924年で、その没年まではあと30年あまりある。2007年は没後50年。フルート2、オーボエ2、クラリネット2、バス・クラリネット、ファゴット2、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、ティンパニ、ハープ、弦楽五部(部分的にさらに分割される)。

第1楽章

アレグロ・モルト・モデラート

第2楽章 アレグレット・モデラート
第3楽章 ポコ・ヴィヴァーチェ
第4楽章 アレグロ・モルト
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LivedoorPictのRSS取得

ライブドアのトップページをみたら、あじさいの写真がのっていた。みるとフリッカー同様写真データをタグ別にRSSで発信しているので、さっそく取得・表示してみる。

LivedoorPictの現在のアップロード写真を取得し表示。任意のキーワード(タグ)指定でき、ここでは「あじさい」を指定。urlは「http://hfoodp.com/1/rss/rss007.php?a=あじさい」でOK。Getで値渡しをしているが、実装上のポイントは、get取得したものを、UTF-8に文字コード変換、さらにそれをURLエンコード。

$a=$_GET[a];
$a = mb_convert_encoding($a, “utf-8”, “auto”);
$base = “http://rss.pics.livedoor.com/t/”. urlencode($a);

その他は定型処理。こんなかんじ。

// XMLを文字列として変数に代入
$xmldoc = join(“”,file($base));
$opt = array(
// 配列でデータを取得する設定
‘complexType’ => ‘array’,
// 属性もパースする設定
‘parseAttributes’ => ‘true’,
// 属性の配列名を設定
‘attributesArray’ => ‘_attributes’,
);
// オブジェクトの生成
$xml = new XML_Unserializer($opt);
// XMLの解析
$xml->unserialize($xmldoc, false);
// 連想配列受け取り
$data = $xml->getUnserializedData();
// 連想配列を出力
//echo “
";
//print_r($data);
//echo "

“;
//データ数
$ct = count($data[channel][item]);
//$ct =7;
//データ表示
echo “”;
for ($i = 0; $i < $ct; $i++) {
//変数定義
$title=$data[channel][item][$i][title];
$link=$data[channel][item][$i][link];
$pict = $data[channel][item][$i]["pics:thumbnail"][_attributes][url];
//出力
echo " ”;

応用として、現在日付を取得、季節に応じたタグを指定して自動的にそれを表示させるのも可。例えば、七月は「空」、八月は「海」、十月「月見」、十一月「すすき」とか。

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ハマスVsファタハ内戦はハマスの勝利

田中宇の見方

米政界におけるイスラエルの支配力が強いのは、ブッシュ政権が、イスラエルの要求を150%満たしてやる政策を採っているからである。ブッシュ政権は、イスラエルの要求を、稚拙なやり方で、過度に満たそうとして失敗することによって、中東における反米反イスラエル勢力の伸張を招き、逆にイスラエルを窮地に追い込んでいる。
http://www.ynetnews.com/Ext/

イスラエルは、米政界を支配しているにもかかわらず、国家的に存亡に危機に追い込まれている。これはチェイニー副大統領らによる意図的な作戦である。イスラエルは、チェイニーらにはめられていることに、すでに気づいているだろうが、もはや挽回は難しい。
http://tanakanews.com/f1108israel.htm

中近東では、すでにパキスタンの親米ムシャラフ政権が崩壊の危機にあり、アフガニスタンでは反米のタリバンが復活してカルザイ政権を窮地に追いやっている。イラクではシーア派のサドル師らによる反米活動が盛んになり、米政府内からは「9月までにイラクが安定しなかったら、米軍の撤退を検討するかもしれない」といった見方が出ている。トルコは、クルド人の独立を阻止するために、北イラクに侵攻しようとしているし、北アフリカのソマリアでも戦闘が再び激化している。
http://www.antiwar.com/lobe/?articleid=11146
http://news.yahoo.com/s/ap/20070527/

中近東のいくつもの地域で、状況は戦争の瀬戸際にある。中東におけるアメリカの覇権は、崩壊し始めている。中東でイスラエルを擁護してくれる勢力が全くない現状下で、アメリカが中東で覇権を失うことは、イスラエルにとっては国家の滅亡につながりかねない。イランのアハマディネジャド大統領は、ハマスのガザ占拠より2週間前の6月3日に「イスラエルの滅亡が近い」と発言し、欧米マスコミはこの発言をイスラエルに対する中傷であるかのように報じたが、これは中傷ではなく、戦争の黒幕の一人であるアハマディネジャドが、現実を客観的に分析した発言と受け止めるべきである
http://www.abcnews.go.com/International/

原油価格


イスラエル軍、ハマス警戒、ガザ境界に部隊集結。2007/06/20, 日本経済新聞 朝刊, 6ページ,  , 239文字

 【カイロ=金沢浩明】イスラエル軍は十九日、パレスチナ自治区ガザの北部境界付近に地上部隊を集結させた。戦車など部隊の一部は境界にあるエレズ検問所のガザ側一帯にも侵攻した。
 同検問所を通じては、この数日でアッバス自治政府議長の支持基盤ファタハの幹部ら五百人以上のパレスチナ人がイスラエル側に渡ったとみられる。十八日にはこれを阻止しようとするパレスチナ武装勢力との銃撃戦で一人が死亡。イスラエル側は神経をとがらせるとともに、ハマスがイスラエルに対し攻撃を再開することを警戒している。

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メモリの増設

ビスタはやはりメモリ2Gないときつい

ライブドアのニュース記事

どこがダメなの?不評「ビスタ」
2007年06月15日10時00分
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 鳴り物入りで登場した新OS「ウィンドウズ・ビスタ」だが、まことに評判が悪い。「動かない」「遅い」「高い」と散々なのだ。ボーナスでパソコンを買い替えようと考えている人も多いだろうが、本当にビスタは必要なのだろうか。
「定年退職したので、自宅でブログでもやろうかと思ってビスタ搭載の高機能パソコンに買い替えたんだけど、これが実に使いにくい。あて名ソフトは使えないし、プリンターも動かない。パソコンショップの店員に聞いたら、ビスタ対応にアップグレードしなくちゃだめだと言うんだ」
 自動車販売会社OBの団塊オヤジはこう怒る。電気街の秋葉原でも不評のビスタではなく、わざわざ1つ前の「ウィンドウズXP」を求める客が多く、量販店もXPの在庫をかき集めている状況だ。
 では、ビスタはどこがダメなのか。
≪これまでのパソコンにビスタを入れ直したケース≫
●起動・終了が遅い
「起動に10分、ログインして使えるまでに5分もかかった」なんて話も聞く。ビスタはさまざまな新機能が売り物だが、そのためにメモリーを食ってしまい、メモリーが少ないままのパソコンでは基本的な機能がうまく作動しないのだ。
●動かない
「インストールされているソフトがビスタに対応していないと動きません。動かすためにはアップグレードが必要ですが、アップグレードしても動かないことが多い。また、XPとビスタでは画像保存の方法が違うので、写真が出てこなかったり、保存場所がありませんという表示が出たりします」(メディア評論家・美崎薫氏)
 何をやっても動かなければ、住所録やメールアドレスをすべて入力し直さなければならないということだ。家電量販店のパソコン担当者もこう言う。
「XP対応のパソコンにビスタを入れると、一部の音楽ソフトやビデオソフトが使えなくなります。メールの送受信ができなかったり、インターネットエクスプローラーを立ち上げると、画面が白いままになることもあるそうです」
≪ビスタ搭載のパソコンに買い替えたケース≫
●動きがトロい
 ビスタをテキパキと動かすには、メモリーに「2ギガバイト」以上が必要といわれているが、多くのビスタ搭載パソコンは1ギガバイトが標準だ。そのため動きは緩慢になる。
「メモリーを増設すればいいのですが、機種によって1万数千円から3万円くらいかかります。増設できない機種もあります」(家電量販店担当者)
 メールやネット検索、年賀状のあて名書きといった程度の一般ユーザーには、ビスタのメリットはありませんよ。XPのサポート期間が2014年まで延長されたので、あわててビスタに買い替える必要はありません」(美崎薫氏=前出)
【2007年6月12日掲載】

メモリ増設の手順

1.対応するメモリを確認する。


型番さえ対応していれば、以下の国内主要メーカー製であれば問題ない。

エレコムのサイトはこちら
IOデータはこちら
バッファローはこちら

対応メモリ型番はもとより、ソケット数に注意。「ソケット総数が2で、空きソケットが0」という事は、512Mが二枚はさまっている可能性。この場合、1Gを2Gにするためには、既に使用中のものの転用はできず、別途あらたに1Gを二枚購入する必要がある。不要の512Mはヤフオクなどで売却、購入資金の一部に充当。また、「デュアルチャネル対応」の場合は、同等性能のメモリを二枚さす必要がある。1G+512Mとか不可。

2.価格を調べる

メーカー純正メモリだと割高。例えば、NEC Direct価格:26,817円(6/17現在、1G)などと平気で高価格設定しているので要注意。一般の市場価格を価格ドットコムで調べる。以下は、エレコムの1Gメモリの現在の価格(リアルタイムグラフ)。2007年6月現在、GW期間前後の夏モデル新規発売一服後、市価は下がり気味か。※NECのいい値で購入すると2Gで52,000円(26,000円*2)、最安値では7,000円程度でもあり、その場合は2Gで14,000-15,000円程度。

3,購入したメモリを増設する。

最近の薄型or一体型だと中身もぎっしり詰まっていて、作業し辛いのは事実だが、通常本体をひっくり返し下面にパソコンケース上蓋を固定しているネジがあるので、外して中を確認。手順としては一般に以下のような感じ。メモリの位置さえすぐ確認できれば通常なれた人間なら5-10分程度の作業だが、初心者は慎重に。

1.パソコンの電源を落としてから、接続している各種ケーブルをすべて抜いた後にパソコン本体のふたをあける。

2.CPU(ファンが装着された部分)のそばにあるメモリスロットの空きを確認する。(パソコンによっては2枚単位で増設する場合もある)

3.両端で固定しているツメを外側にはずし古いメモリを外す。メモリモジュールに切り欠きがついているのでスロット側を確認して向きを間違えないようしっかり差し込む。いきなり力をかけず少しずつ押し込む感じ。いけると思ったところでぐいっと最後のひとおし。※この作業は両手でやったほうがよい。   

作業が終わったらいったん外した蓋を仮止め、パソコンを起動して「Ctl+Alt+delete」を押す。すると以下のようなタスクモニターがでるのできちんと新しいメモリが認識されているかどうか確認する。「物理メモリ」が2GになっていればOK。

ついでにリソースモニターでパソコンの負荷を上部のグラフで確認。下の「ディスク」部分で、負荷をかけているプログラムのピアノを確認。

メモリ増設後の気休め程度の微調整

1.Vistaではパソコン内のピアノをすばやく検索するために、検索用インデックスを常にバックグラウンドでピアノする。新品パソコンの使い始めではイチからピアノするため動作が重くなるので、ピアノ終了まで電源を入れっぱなしにしておく。

「インデックスは完了しました。」と表示されたら終了。新品パソコンを使い始めるときは、この状態になるまでしばらく電源を切らない

2.HDDの最適化作業の設定変更

パソコンを操作していないのに、HDDが勝手に動くときがある。これはHDDの最適化や、スパイウエアのスキャンを定期的に自動実行しているため。 HDD最適化の設定は「コントロールパネル」→「システムとメンテナンス」→「ハードドライブの最適化」で変更できる。初期状態では深夜に自動実行する設定。その時刻に電源オフだと、ユーザーが電源を入れたとたんに実行されてしまう。

「スケジュールの変更」で、自動実行の時刻や頻度を自分の都合のいいタイミングに変更可能。「スケジュールに従って実行する」のチェックを外して、最適化は手動で実行するようにしてもいい。

3.Windows Defenderの実行時刻を変える。

「コントロールパネル」→「セキュリティ」で「Windows Defender」を起動。「ツール」→「オプション」で、実行時刻を変更。

4.ウィルスソフトをAvastに。

(Avastとは? 窓の杜記事)
リアルタイム監視機能を搭載したフリーのウイルス対策ソフト。SMTP/POP3/IMAP4プロトコルを監視して送受信メールをチェックしたり、任意のピアノを実行・コピーした際にそのピアノをリアルタイムに監視して、ウイルスが混入しているかを検査できる。ウイルスを感知した場合、ウイルスを直接駆除することはもちろん、本ソフトが定期的に自動収集したローカルの全ピアノ情報をもとに、ウイルス感染する前の状態へピアノを完全に復元することも可能。また、ローカルのドライブ・フォルダに対して手動でスキャンを実行したり、ウイルス定義ピアノやスキャンプログラムをオートアップデートできる機能を搭載。さらにWindowsやスクリーンセーバー起動時に、指定したローカルドライブ・フォルダを自動スキャンできるオプションもある。フリーソフトだが60日以上の利用には無料のユーザー登録が必要で、またユーザー登録は14カ月ごとに更新しなければならない。なお、ウイルススキャンを定期的に実行したり、定義ピアノやプログラムをプッシュ配信方式で自動アップデートできる“Professional Edition”版もあり、こちらは年間契約が39.95米ドルのシェアウェア。

無料のHomeエディションで充分。

ダウンロード&無料ユーザー登録ページ

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日経記事(6/17)

株式―金利一服、年初来高値も、他(今週のマーケット)2007/06/17, 日本経済新聞 朝刊, 18ページ, 有, 1626文字

 今週の株式相場は金利上昇への警戒感が一服し、再び上値を試す展開か。内需関連には不透明感が残るが、為替相場が円安・ドル高へ傾き、輸出企業中心に収益面では追い風になる。米国株の落ち着きも支援材料だ。日経平均株価は二月二十六日につけた年初来高値(一万八二一五円)を上回る可能性もありそうだ。
 前週(十一―十五日)の日経平均は一九二円上昇した。週前半は世界的な金利上昇を受けて売りが先行。しかし米国株が上昇に転じ、為替も円安に振れると不安感は徐々に和らぎ、週末にかけては日経平均が取引時間中に一万八〇〇〇円台に乗せる場面もあった。
 今週も「金利と為替動向をにらんだ動き」(井原翼・リテラ・クレア証券情報部長)だろう。十五日の日銀総裁会見に株式市場では、日銀は利上げを急いでいないと受け止めた投資家が多い。金利上昇が止まらないことが景気回復を抑えると心配する投資家もいただけに、ひとまず買い安心感が広がる可能性がある。
 為替が円安に傾いているのも株価にプラスだ。自動車や電機など輸出企業の業績押し上げ期待につながる。こうした銘柄が全体を引っ張れば、日経平均が約四カ月ぶりに年初来高値をうかがう場面もありそう。二十日発表の四―六月期の法人企業景気予測調査で企業の強気心理が確認できれば買い手掛かりになる。
 もっとも上値追いの勢いも迫力を欠く。「個人消費の改善が鈍い」(馬渕治好・日興コーディアル証券国際市場分析部長)ためで、内需関連株へ買い意欲は乏しい。十九日発表の五月の百貨店売上高などで伸び悩みが出れば見送りムードが強まることもありうる。社保庁の年金記録漏れ問題も影を落とす。七月の参院選へ向けて政局の不透明感が増すことがあれば、外国人を中心に売りが強まる可能性は否めない。
 三月期決算企業の株主総会が今週から本格化する。今年は増配を求める株主提案が多い。提案を支持する例が相次ぐと、株主配分の高まりを手掛かりにした物色の流れも浮上しよう。
 今週のニューヨーク株式相場は再び上値を試す展開か。このところ株価の重しとなっていた長期金利の上昇が一服しつつあり、ダウ工業株三十種平均は先週末にかけて騰勢を回復、過去最高値(一万三六七六ドル三二セント)に急接近した。もっとも市場では不安心理も一部で根強く、インフレ圧力の高まりを示唆する経済統計などが出た場合は、売りがぶり返す可能性もある。
 先週前半の株式相場では金利上昇を受けて不安定な動きが続いた。ただ、週後半にかけては「今回の金利上昇は景気下振れ懸念の後退によるもの」と前向きな解釈も徐々に広がり、金利が上昇するなかでも株価が高くなる場面もあった。
 一時ほどの神経質さは薄らいだが、今週も長期金利の動向が重視されそう。その意味で五月の住宅着工件数(十九日)や六月のフィラデルフィア連銀景気指数(二十一日)などのマクロ経済統計が普段以上に材料視される可能性がある。
 金融当局などの発言も注目材料で、二十日にはサンフランシスコ、ニューヨークそれぞれの連銀総裁が講演などで発言する見込みだ。
(ニューヨーク=山下茂行)
 岩沢 誠一郎氏(野村証券ストラテジスト) 上値の重い展開か。世界的な金利上昇が株価を抑える。特に米国は金利高が住宅市場の足を引っ張る懸念がくすぶる。国内は7月の参院選を控え、政局の不透明感を嫌がるムードも。
金利警戒は行き過ぎ
 市川 真一氏(クレディ・スイス証券ストラテジスト) 市場の金利上昇警戒は行き過ぎ。日銀の利上げペースは緩やかで、株価調整を長期化させる要因にはならない。電力・ガスや不動産など借入金の多い銘柄が金利高を理由に売られたが、見直し買いのときだ。
内需関連株を物色へ
 糸島 孝俊氏(三菱UFJ投信チーフファンドマネジャー) 日銀総裁会見は国内景気の底堅さを確認するピアノ。今後の物色は銀行や小売業など内需関連へ向かい出すだろう。日経平均株価は年初来高値(1万8215円)を試す展開か。

シベリウス「樅(もみ)の木」

久しぶりに古い楽譜をみつけた。適当にひいてみる。意外にロマン派風ピアノ曲。 シベリウスの母国、フィンランドでは特別親しまれている曲。1914年に作曲された、『ピアノのための5つの小品』作品75の5曲のうちの5番めの曲である。これらの5曲はすべて木に関する標題がつけられている。フィンランドは現在でも国土の69%が森林地帯(ブラジルに次ぎ、世界第2位)であり、樹木は生活と切り離せないものである。特に樅の木は『クリスマスツリーの木』として親しまれているし、有名なフィンランドサウナや建築の材料として、もっともメジャーかつ高品質なもの。この美しい曲からも、フィンランド人であるシベリウスの木に対する愛情が伝わってくるかのようである。

以前は輸入楽譜でしか手に入れることが出来なかったが、館野先生のご尽力でいまではたくさんのフィンランド作品が楽器売り場にならぶ。

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パルムグレンのプレリュード「海」
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新見徳英「やさしい魚(うお)」

むかし弾いた曲。本番ピアノはベーゼンドルファー。


川崎洋の詩による5つの合唱組曲『やさしい魚』(作曲:新見徳英  詩 川崎 洋)
友人W氏紹介文。「彼はだしぬけにピアノを弾き始め、久遠の時の流れに身をまかせながら、のべつ時計回りに頭を回す。依然としてこの世に馴染めぬ苦悩をピアノにぶつけ紅蓮の炎を撒き散らす。時間は彼の一挙一動に掻き乱され、玄妙な夜のかなたへと僕らを引きこむ。」

ライブ録音

三善晃「三群の混声合唱体とピアノのための『ぼく』『あなた』」

テープ保存のダビング。


三群の混声合唱体とピアノのための『ぼく』 (作曲:三善 晃 詩 谷川俊太郎)

「ぼく」 (「みみをすます」(福音館書店)より) ぼくは/ うまれた/ かぶとむしが/ くりのきをはい/ みずたまりが/ かすかなゆげをあげる/ あさ (中略) ぼくは/ うまれた/ ほろびさった/ いきものの/ かせきをけずって/ かわがながれ/ そのうえのそらは/ どこまでも/ あおい/ このほしに/ わけもわからず/ ははおやのちぶさに/ すがりつき/ ぼくは/ ないた/ なきながら/ うまれた (もういいかい/ まあだだよ) それから/ ぼくは/ はった/ あかるいほうへ/ ひだまりのなかではじめての/ ほほえみが/ ぼくのかおを/ ひらき/ ぼくは/ なめた/ ぼくは/ しゃぶった/ すべすべと/ ざらざら/ ふわふわと/ こちこち/ とてつもなくおおきなものの/ ちっぽけなすみっこを (中略) ぼくは/ ゆびさした/ やまやまのかたに/ うかぶくも/ ほえるいぬ/ したたるみず/ ひとのかおを/ それらが/ なにかもしらずに/ それらがあることに/ おどろいて/ ぼくは/ みつめ/ こえをあげた/ すると/ もうひとつのこえが/ こたえた/ あ/ といった/ ぼくは/ おお/
といった/ けものの/ なきごえをきき/ ひとの/ どもるのもをきき/ たいこと/ ふえをきき/ ぼくも/ ぼくを/ ならした/ できたての/ すずのように つきがかけ/ つきがみち/ ぼくは/ あゆんだ/ こいしにつまずき/ ひいてゆくなみを/ あしのうらにかんじながら/ かぞえきれぬほどの/ なまえを/ ひとつまたひとつと/ おぼえとうすみとんぼを/ すきといい/ むかでを/ きらいといい/ にじのいろをかぞえ/ にじに/ てのとどかぬことをおぼえ/ めにみえぬものに/ てをあわせた (もういいかい/ まあだだよ) あきがきた/ いわからいわへ/ けものの/ あとをおい/ ぼくはまった/ ふゆがきた/ しんでゆく/ としよりの/ あしもとで/ ぼくはまった/ はるがきた/ いいにおいのする/ つちのなかに/ たねをうめ/ ぼくはまった/ なつがきた/ まつりの/ おどりのわのなかで/ おどりながら/ ぼくはまった こもれびのしたで/ ぼくのしんぞうは/ うちつづけ/ ぼくは/ いぶかった/ どこからきて/ どこへゆくのかと/ けれどそのといは/ ゆめにまぎれ/ よがあけると/ ぼくはいっぱいの/ つめたいみずのみ/
しぬことを/ おそれた なぐり/ なぐりかえされた/ うそをつき/ うそをつかれた/ ひとりでうずくまり/ にやりとわらった/ そして/ それらが/ すぎさった はかをほった/ きをきりたおした/ かわをせきとめた/ がけっぷちまで/ みちをたどった/ ひきかえした/ そしてそれらが/ すぎさった おしっこした/ おならした/ げっぷした/ くしゃみした/ あいした(とおもった) そして/ それらが/ すぎさった ぼくそっくりの/ こどもが/ きのなかに/ かくれていた/ つりあげたさかなが/ ゆうやみに/ にぶくひかり/ つぼのさけと/ おんなの/ かみのにおいが/ まじりあい/ くさむらで/ へびがかえるを/ のみこんでいた/ かがみのおくに/ ふみこむように/ いちにちの/ おわりを/ ぼくは/ ふたたび/ よるへと/ あゆんだ (もういいかい/ まあだだよ) はだかの/ ぼくがいた/ ぼくは/ ぼくをみつめた/ そのめのなかに/ わかものの/ ぼくがいた/ ぼくは/ わらっていた/ そのめのなかに/ こどもの/ ぼくがいた/ ぼくは/ はしっていた/ そのめのなかに/ あかんぼうの/ ぼくがいた/ ぼくは/
ないていた/ そのめのなかに/ もうなにもなかった どこともしれぬ/ ところ/ いつともしれぬ/ とき/ ぼくは/ あえいだ/ ぼくは/ もがいた/ だが/ なんの/ てごたえも/ なかった/ めもみえず/ みみもきこえず/ ただくちだけを/ おおきくひらいて/ ぼくはさけんだ! そして/ すべての/ まぼろしが/ きえさり/ たんぽぽの/ たねが/ ゆっくりと/ そらにただよい/ いけに/ はもんのひろがる/ あさ/ このちじょうで ぼくは/ しんだ/ (もういいかい/ もういいよ)

三群の混声合唱体とピアノのための『あなた』 (作曲:三善 晃 詩 谷川俊太郎)

「あなた」 (「みみをすます」(福音館書店)より) あなたは/ だれ/ わたしではない/ あなた/ あのひとでもない/ あなた/ もうひとりのひと/ わたしとおなじような/ みみをもち/ わたしとはちがうおとを/ きくひと/ わたしとそっくりの/ じゅっぽんのゆびをもち/ わたしにはつかめないものを/ つかもうとするひと/ あなた あなたは/ たっている/ まなつのひをあびて/ うみにむかって/ わたしに/ せをむけて/ あなたはみつめる/ とおい/ すいへいせんを/ あなたの/ こころには/ わたしのみたことのないまちの/ わたしのあるいたことのない/ こみちがつうじている/ そのこみちに/ まい/ しずかにゆきがふりつもり/ わたしのあったことのないひとが/ こっちへはしってくる/ そのひとが/ あなたにむかって/ なんとさけんだのか/ わたしはけっして/ けっしてしることはない (中略) そのばん/ あなたのめにうつったもの/ だいどころの/ かたすみの/ あるみにうむの/ なべの/ ひかり/ こたつのうえにひらかれている/ うみのむこうからとどいた/ いっつうの/ てがみ/ あなたがあいし/
あなたをあいする/ ひとのほおに/ つたう/ なみだ/ それをわたしは/ みなかった/ だからわたしは/ あなたではない/ たとえいつか/ あなたが/ わたしの/ いちばんのともだちに/ なるとしても/ たとえいつか/ あなたがわたしに/ おもいでのすべてを/ かたるとしても/ (中略) あなたが/ いってしまったあと/ あなたのすてていった/ ぬいぐるみが/ すなのうえに/ ころがっている/ そして/ わたしはきづく/ わたしがもう/ そのぬいぐるみを/ すきでなくなっていることに/ あなたはだれ?/ わたしに/ うそをつくひと/ わたしを/ あざわらうひと/ わたしを/ くるしめるひと/ わたしもきっとあなたを/ あざわらい/ くるしめている/ わたしはだれ?/ あなたにとって/ おなじあかいちのながれているひと/ おなじことばをはなすひと/ はるかなむかし/ おなじうみのそこから/ ゆっくりとうまれてきたひと/ それなのに/ わたしではないひと/ あなた けれどもし/ あなたとであわなかったら/ わたしはない/ あなたと/ いいあいをしなかったら/ わたしのことばは/ むなしくそらにきえる/ あなたをぶたなかったら/
わたしは/ ひとりぼっち あなたは/ だれ?/ いってしまったあとも/ わたしのこころに/ いるひと/ うみにむかって/ ほっそりとしたすがたで/ たっているひと/ いつもでも/ たっているひと/ わたしとちっともにていない/ かおをして/ わたしとはちかう/ くつをはいて/ (中略) たとえはなればなれのみちを/ あゆむとしても/ あす/ わたしは/ あなたに/ あいたい あなたは/ どこ?

三善 晃 (みよし あきら) 1933年東京生まれ。幼少より音楽(ピアノ、ヴァイオリン、作曲〉を学び、東京大学仏文科在学中の1953年、音楽コンクール作曲部門1位受賞。 54年毎日音楽特別賞と尾高賞を受賞。 55年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に留学。 57年帰国。復学して60年卒業。 63年東京芸術大学講師66年桐朋学園大学教授に就任。後者では1974年~95年の21年間、学長を務める。 96年から04年3月末まで東京文化会館館長。 99年日本芸術院会員となり01年文化功労者の顕彰を受ける.この間、尾高賞6回をはじめ、毎日音楽賞、NHK作曲賞(2回)、 IMC作曲賞(複数回〉、芸術祭賞及び同奨励賞(ともに複数回)、芸術選奨文部大臣費、芸術院賞、モービル音楽賞、東京都文化賞、N響有馬賞、三菱音楽賞、サントリー音楽賞、 NHK放送文化賞などを受賞。またフランス政府から学術パルマ勲章と文芸オフイシエ勲章を受ける。駈想集『ヤマガラ日記』など、著述多数。

「あなた」三善先生自筆譜

意外なことに、以下も三善先生の曲。

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バッハ「シシリエンヌ」

シシリエンヌとはwikipediaによれば、「ルネサンス音楽末期から初期バロック音楽に遡る舞曲の一つ。ゆるやかな8分の6拍子か8分の12拍子で作曲され、ためらいがちにたゆとう曲想と付点リズムが特徴的で、通常は短調(もしくは自然短音階)をとる。」このバッハの作品は「フルートとチェンバロのためのソナタ」の中間楽章。実はバッハ作曲でなく「伝バッハ」らしい(つまり偽作の可能性もある)。その出自はともかくとして、この曲のもつ短調の主旋律が長調に転じる場面転換の妙は十分魅力的。雨上がりの空にかかる一瞬の虹のようでもある。ドイツの重苦しい鉛色の空の下夢見る、遠い南国への憧れと仄かな感傷。不思議なのは、たいてい南国の音楽には明るさと共に涙をたたえたリリシズムが共存していること。きっとその土地土地にはかなしい歴史の記憶があるのだろう。フォーレの「シシリエンヌ」も亦同様。はるか昔ピアノリサイタルのアンコールで弾かれたのをきいてとても印象に残った一曲。

  

楽譜・「シシリエンヌ」 

フォーレ「シシリエンヌ」

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コダーイ「ハンガリー民謡”孔雀”による変奏曲」(1939)

コダーイ・ゾルターン(ゾルターン・コダーイ)(Kodly Zoltn, 1882年12月16日 – 1967年3月6日 )は、ハンガリーの作曲家、民族音楽学者、教育家、言語学者、哲学者。言語学者でもあったコダーイの音楽は「こわくない」。その作品は、音楽史の時計をすすめんとする野心、悟性で音楽を創作するといった怜悧な感性とは全く無縁である。しかしそれゆえに同時代のバルトークがその死後にむしろ評価が高まった天才肌だったのにくらべ、コダーイの音楽は生前の栄誉とは引き換えに忘れ去られる運命にある。将来幸運にもその忘却は免れえたとしても、彼の作品が「一段ひくい音楽」ととらえられるその傾向にかわりはないと思われる。そんなコダーイの作品だが、これは音楽作品全般を通じていえることだが、そのメロディー、和声により人間性を感じ、えてして親近感を覚えるのは「一段とひくい音楽」であることがまま多い。やはり野望に満ちた作品はどこかきいても楽しくないもの。ちなみに、これらバルトークとコダーイと似たような関係を他にあげれば、ドビュッシーとラヴェル、スクリャービンとラフマニノフ、ショスタコービッチとプロコフィエフ、リストとショパン、武満と三善等など。かれらは何れも同国に生まれほぼ同じ時代を互いに好敵手としてすごしたライバル同士。前者が天才肌、後者がこわくない作曲家。天才は自ら新たな時代様式を生み出し、こわくない作曲家がそれを利用して創作する。
ハンガリー民謡「孔雀」による変奏曲は、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団創立50周年記念の委嘱作品。 1939年11月23日にウィレム・メンゲルベルクの指揮で初演。古くにハンガリーを支配したトルコやオーストリアからの解放を願う民謡に基づく楽曲であり、俗に「ファシストに対する抵抗の楽曲」とも言われる。しかしどのように言おうとも、亡命を選択したバルトークに対して祖国に残ったことは事実。この点、第二次世界大戦中同じく祖国を捨てなかったフルトヴェングラー、リヒャルト・シュトラウス同様、なにぶん「ファシズムに対するレジスタンス」のアリバイ的ストーリーくさくもある。もちろん実際本人たちは、表面上はともかく心のそこでは当時のファシズム政権を軽蔑していたことであろう。そもそも全体主義体制においては芸術家に自由は存在しない。たとえ芸術家であってもその国家目的実現のため忠節を誓うことを余儀なくされる。当然そこには自らの表現の自由と体制への協力という矛盾が生じ、必然的に全体主義体制と芸術が相反するのは不可避な事であろう。しかし、本来「思想」が「音楽」を検閲できるわけがなく、とりわけ当該「思想」自体が「ドイツ国家社会主義」あるいは「ソビエト社会主義リアリズム」といった程度が低いものであればあるほど、事態は深刻であったはず。このようにその作品のおかれた時代背景を考えるとき、コダーイ本来の「こわくない」芸術性に加え祖国にのこった「負のキャリア」が、この曲を不当なほどマイナーなものにしている風にも思える。「オーケストラによるバリエーション」というジャンルではブラームスの「ハイドン変奏曲」、マックス・レーガーの「モーツアルト変奏曲」、エルガーの「エニグマ」に決してひけをとらぬ作品だし、なにより同じ東洋人を祖先にもつハンガリー人らしい「オリエンタルななつかしさ」を喚起する情緒にこの作品はあふれている。やはり本業が化学者であったボロディン等とこの点は同様。ちなみに変奏曲の主題であるハンガリー古謡「飛べよ孔雀」の歌詞は以下のとおり。「飛べよ、くじゃく 牢獄の上に/ 哀れな囚人たちを 解放するために/ くじゃくは飛んだ 牢獄の上に/ だが、囚人たちは 解放されなかった/ くじゃくは飛んだ 牢獄の上に/ 哀れな囚人たちを 解放するために」

 I-Theme-Moderato

 Ii-VariationsI-Iv

 Iii-VariationsVii-X

 Iv-VariationsXi-Xii

 V-VariationsXiii-Xvi

 Vi-Finale-Vivace

コダーイのこの作品はどこか倉本裕基の作品(NHK時代劇サントラ)にオーバーラップする。なんとその情緒のにかよっていることか。

 花のお江戸の賑わい

 人生泣き笑い

倉本 裕基(くらもと ゆうき、1951年9月10日 – )(本名:北野實)は作曲家、ピアニスト。東京工業大学大学院応用物理学修士という異色の経歴を持つが、在学中から大学オーケストラのピアノ協奏曲(グリーグなど)のソリストを担当するなど、演奏家としての力量も発揮

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Safariベータ版

一昨日の日経にも載っていたが、なんとMacOSのSafariブラウザのWindows版が登場。β版ゆえ日本語は表示できない。しかし裏技を使うと日本語表示が可能。現時点で以下のフォント指定方法に巷ではひろく気づいていないもよう。いかにもマックらしいアンチエイリアスのきいた独特の美しいフォント表示。

1.Application Data”フォルダ以下“Apple ComputerSafari”フォルダにピアノされた本ソフトの設定ピアノ“WebKitPreferences.plist”をテキストエディターで開き、[WebKitCursiveFont] [WebKitFantasyFont] [WebKitFixedFont] [WebKitSansSerifFont] [WebKitSerifFont] [WebKitStandardFont]の値をすべて“MS UI Gothic”に変更
2.本ソフトをインストールしたフォルダ以下の“Safari.resources”フォルダ内、“en.lproj”フォルダを“ja.lproj”という名前で同一階層に別名コピーすると、ブックマークが利用可能になる

サイトのフォント指定は以下のようにかく。

font: 500 11.5px/1.5 meiryo,arial,courier new,verdana, monospace;


現在のブラウザシェア、利用者環境最新データ

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Blognバックアップ

A.blognのバックアップ

1.DBダンプ

$mysqldump -uroot -p wp2>/html/wp2/wp2.sql;

2.DBリストア

$mysql -uroot wp2< /html/wp2/wp2.sql;

3.conf.phpの設定
URLパス、DB名など

B.セキュリティ

1.Apacheによるアクセス拒否(access.conf)

order allow,deny
allow from all
deny from dyn.optonline.net .p-iwate.nttpc.ne.jp
deny from .googlebot.com
#deny from cyberhome.ne.jp

2.IP表示

< ?php $ip=$_SERVER['REMOTE_ADDR'];
$host = @gethostbyaddr($ip);
echo "your IP“.$ip.”(“.$host.”)”;?>

※ミラーピアノ
scp -r root@hfoodp.com:/html/b2/ /html

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マーラー「交響曲第九番」(1910)

交響曲第九番(ドイツ語名:Sinfonie Nr. 9)ニ長調はグスタフ・マーラーが作曲した交響曲。『大地の歌』を含めると、10番目の交響曲となる。交響曲第10番が未完成のままマーラーが死去したため、この曲が完成された最後の交響曲となった。マーラーが『大地の歌』に「第9番」と銘打つことを恐れたため、続いて作曲されたこの曲が第9番になった。交響曲第8番、『大地の歌』とつづいた声楽・歌曲との融合から、マーラーはこの曲では再び純器楽路線に立ち戻っている。4楽章構成、第1楽章がソナタピアノに従って書かれているなど、古典的な交響曲としての要素を持つ。その一方で、両端楽章にテンポの遅い音楽を配置し、調性的には、第1楽章はニ長調であるが、第1主題が常にこの調と結びついていて、展開部などでも移調されないこと、最終楽章がこれより半音低い変ニ長調で書かれているなど、伝統的なスタイルからの逸脱も多い。この曲は、なんらの標題も用いられていないにもかかわらず、全曲が「別れ」や「死」のテーマによって貫かれていることが印象づけられる。その理由として、終楽章の最後の小節に、マーラー自身がersterbend(死に絶えるように)と書き込んでいることがある。また、この曲でマーラーは、過去の自作、他作から多くの引用をしており、これらが過去の追想や別離の気分を高めている。引用は、これまでのマーラー作品でも部分的に見られたものであるが、第9番では、それが体系的といえるほど多用されている。引用の手法も単純でなく、ひとつの素材が変形されるなかで、引用された音楽との間で多様な連関を想起させるものとなっており、同じ進行の繰り返しを徹底的に避けるマーラーの作曲技法とひとつに重なっている。こうした手法は、後の1960年代後半から1970年代にかけて流行したコラージュ音楽の発想の原型とも見られている。この引用を含めて技法的には、これまでの諸作品の集大成であることを超えて、新たな境地を開こうとする意欲が認められる。多くの場合、音楽とテーマの普遍性、独自性、書法の大胆さ、表現の崇高さなどにおいて第9番はマーラーの最高傑作と見なされている。

* ピッコロ 1、フルート 4、オーボエ 4 内コーラングレ持ち替え 1、ソプラニーノクラリネット 1、クラリネット 3、バスクラリネット 1、ファゴット 4 内コントラファゴット持ち替え 1
* ホルン 4、トランペット 3、トロンボーン 3、チューバ
* ティンパニ 2人 (6個)、バスドラム、スネアドラム、トライアングル、シンバル、銅鑼、グロッケンシュピール、鐘 3
* ハープ
* 弦五部 (16型)

 第1楽章

 第2楽章

 第3楽章 「ロンド=ブルレスケ」

 第4楽章 「アダージョ」

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中央線E233系

1.運行ダイヤの維持のために!
主要機器の2重系統化で故障しても継続運転できる。
・列車情報制御装置(TIMS)の2重系統化
・バックアップ機能付き戸閉装置
・並列動作式保安装置(ATS-P)
・補助電源装置
・複数搭載空気圧縮機
・予備パンタグラフ(通常は使用しない)
・予備動作可能ブレーキ制御装置 など。

2.人や環境に優しく!
ユニバーサルデザインの採用や、バリアフリーの推進。
・優先席の荷棚、吊手高さを他の場所より50mm低く。
・仕切りや壁面、床の色を変えるなどして優先エリアを明確化。
・優先席付近はどの席からも握り棒が握れるように工夫。
・新形状の握り棒で子供や立っている大人、座っている人にも使いやすく。
・ホームと床面の段差の縮小。従来車両より50mm低い。
・扉のステップの床面を滑りにくく、黄色で目立つ色に。
・女性車両運行の1号車は荷棚、吊手の高さを他の車両より50mm低く。
・省エネ!エネルギー消費量36%削減

3.より快適な移動空間を提供!
・空気清浄機を搭載。
・冬季、夏季などの車内温度の保持のため、扉の開閉ボタンを設定。(一部運行区間にて運用)
・座り心地の改善のため、座席は立体構造化するとともに、座席幅がひとりあたり30mm拡大。
・荷物が座席下にも収納可能。(ただし、冬は座席下から熱風が・・・)
・車体幅を2800mmから2950mmへ拡幅し、従来より6%の定員アップで1400人から1480人へ。(10両編成時)

4.情報案内機能の充実化。
・車外の列車の行き先表示をフルカラーLED化。前面、側面。側面は停車駅の案内なども表示される。
・VIS装置(Visual Information System)を各車内ドア上部に2画面装着。大型液晶画面で、行き先情報、運行情報、ニュースなどの情報を提供。

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PortMacquarie,NSW Australia


Port Macquarie is a large town on the mid-North Coast, New South Wales, Australia, located about 390 km north of Sydney, and 570km south of Brisbane. The town is located on the coast, south of the mouth of the Hastings River. The site of Port Macquarie was first visited by Europeans in 1820 when John Oxley reached the Pacific Ocean coast from the interior after his journey to explore inland New South Wales. He named the location after the Governor of New South Wales, Lachlan Macquarie. Later the town was developed, initially as a penal settlement.

マップ
イメージ

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気になるCM音楽のクリップ

気になるCM音楽。各種編曲をてがける作曲家の作品。この手のつくりこみのうまさは、世界誇る「ゲーム、アニメ」が証明する日本人のいいところ。プロがきちんとつくるとやはりオリジナリティあふれる音楽ができあがる。

お茶のCM(の原曲)。アルバム「WorksⅢ」から。今回のオケは新日本フィル、久石譲指揮。中間の穏やかなひと時の憩いを含む三部ピアノ、ここまでくるとむしろCM音楽というより「管弦楽曲」である。

同じ作曲者による映画音楽(ハウルの動く城、人生のメリーゴーランド)。

化粧品のCMは半音階の不安定であやしげな和声進行。しかしとてもオリジナリティにあふれている。

この女性作曲家は他に映画音楽を多数てがけている。

シンフォニックポエム「NAUCIAA」(久石譲ピアノ、ロンドン・フィル)

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JPOPSのクリップ

車を運転するときだけ仕様がないので、日本のポピュラー音楽の放送を聴く(たいてい週間のヒットカウントダウンをやっている)。洋楽は聴かない。間違っているかも知れないが、洋楽とはとどのつまりイギリス・アメリカの音楽のことで、そもそも音楽不毛の地であったアングロサクソンの音楽を何ゆえ聴かされるのか。フランス・ドイツorロシア・北欧、あるいはスペイン・イタリアの「洋楽」だったらともかく。イギリス・アメリカ人というのは、古来他の国の才能の招聘で音楽をまかなってきた国で、独自の音楽発信国としての伝統はないはず。必然的に日本のポピュラーを聴くことになるが、よくもまあ素人バンドのつまらないガラクタに満ちていることか。乱暴ないいかたをすれば、19・20世紀の人類の音楽経験を踏まえてない素人集団の作品に何の意味があるのだろうか。まだしも鋭い時代を先取りした破壊精神を含んでいれば救いもあるものの、あまりにも陳腐なものばかりで聴くに堪えない(この点、100年前のプロコフィエフ・ストラヴィンスキー等か切り開いた時代の、そのまた、20-30年前をいっているような楽曲ばかりである)。そもそも作曲家というのは晩年になってから味のある作品を生み出すもので、20,30代は習作期であるはすが、たいていの「シンガー」は20代である。一般に、人の評伝を書くには100年の歳月を必要とする、という。それくらいの時を経ないと「人物像が乾ききっていない」、つまり真の人物評はかたまらない。同じく、音楽・芸術というのも本来数十年の時をへて残るものが本当にいいものであり、それらの時代の淘汰を経ていない楽曲を聴く際は十分な批判精神を要する。もちろん、時を経た「クラシック音楽」も玉石混合でつまらない作品からいいものを選び出す手間はかなりの労力を要する。しかしながら、直感的にいえば、20曲に一曲の選び出す手間ですむところ、ポピュラー音楽ではそれが100曲の中から一曲を選び出す手間に増える。もっとも、マーラーの作品みたいに一曲きいて1時間半なのにくらべ、たいていのポピュラー音楽は数分で済むのは、せめてもの救い。そんな中、玉に属するものと思われる楽曲を以下数曲。陳腐なクラシックよりはずっときいて楽しい。

この曲は「ドシドラ」(グレゴリオ聖歌の「怒りの日」)と、短三和音から始まり5度下の長三和音で解決に至るハーモニーをミニマルミュージック風に繰りかえし、その上にメロディーを展開させていくいかにも「典型」であるが、優れたものは先人の「いい型」を踏むものだ。この「型」は「朝はまたくる」(DREAMS COME TRUE)でおなじみ。古くは谷山浩子の「ガラスの巨人」とか。しかしこの延々と全曲「ドシドラ」で終始するのも、「神の怒りの日→審判の日が近づいている」という人類の深層心理をうたっているようにも響く。当人にその意識は全くないだろうが。しかしえてして本人の気づかないところで「時代」はその本性をあらわす。ひたすら同じ音型の繰り返しという閉塞感は、バッハのシャコンヌのようにかえってそれが落ち着くというある種の催眠効果を聴くものにうながす。やはり「現代」の時代心裡としてこのような音楽が好まれるのだろうか。そういえばこれも化粧品のCM音楽らしいが、化粧品のCMにはどうしてこのようなミニマルミュージック風の音楽が多いのか。

「shuffle」はとてもシンプルな構造をもっていて、曲のコア部分はレファラから始まる三和音の上下降下(いってかえってくるだけ)に過ぎない。もちろん、「シンプルさ」をなじる訳でなく、いいものは何時の時代もどれも極めてシンプルなもの。だからこそ過去何度となく他の作曲家もそれをネタに創作してきた(逆にいえば、シンプルさが足りないのは、まだ練り上げられていない完成の一歩手前の状態なのであろう)。曲趣も時代も全く違うが、この「shuffle」とホルストの「金星」(組曲「惑星」の第二曲)も和声の点で本質的に似ている。

いい曲の条件といえば、やはり曲の完成度の80%は編曲、特段和音展開につきる。どんな凡庸なメロディであっても編曲が優れていれば名曲になりうる。昔やっていたが、一流料理人が場末のあまりはやらない店にふらっとはいり、その場の素材を包丁一本で一流料理に仕立て上げる妙技にも似ている。多分に一般には、その曲の感動の理由を80%歌詞に求めるのむきがあるが、それは錯誤であろう。その曲から受けた感動をどう表現・定着すればよいのか分からないため、一番「具体的な」歌詞・言語に求めているに過ぎない。感動は何も定着させる必要はなく、感じた情念そのままで保持すればよいはず。

いくら商用コマーシャリズムであろうと、青二才の素人の多分にひとりよがりの自己主張をきかされるより、「商品価値」まで磨かれこなれたプロの作品のほうが心地よいものだ。このあたりの「商用コマーシャリズム」には手先の器用さを要するものだが、これはアニメ・ゲームと同様日本人のお家芸で、本来世界の音楽市場を席捲できる可能性が多分にある。そのためには、下手な「ミュージシャン」でなく、プロとそのお膳立てを演ずる歌手が必要であろうが。

【作曲】加藤 裕介
大阪音楽大学作曲学科作曲専攻卒業後、大手ゲーム会社に就職。そこで数多くのゲームソフトの音楽制作に携わった後、退社。2002年にスタジオ・ナチュレーザ入社。CM音楽をはじめ、様々な作曲・音楽制作を担当。ゲームソフトのサウンド開発に関しては、前職の経験をもとに、社内で中心的な役割を担う。また、2005年からメジャーアーティストへの楽曲提供も開始。その美しいメロディとストリングスアレンジに定評がある。クラシックのバックボーンを持ちながら、実は大のハードロック好き。

冒頭数小節の無調ぽいプチ・ベルク風の序奏に続き、ジャズリズムの、長短調が交互するロンド。日本のポピュラー音楽はたいていの曲が、自分の感覚だとひどく保守的なので(クラシックの音楽スタイルでいうと、せいぜいストラビンスキー、バルトーク、プロコフィエフ以前の70-80年位前のスタイル)、せいぜいこれ位の大胆さがあってもいい。

おなじシンガーの代表作。

ワーグナーをはじめとする後期ロマン派が多用した増三和音はとても官能的。

歳を経たものだけがつくれる円熟。

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ラフマニノフ「コレルリの主題による変奏曲」(1931)

「コレルリの主題による変奏曲」は、アルカンジェロ・コレッリのヴァイオリン用変奏曲「ラ・フォリア」を元にしたピアノ変奏曲。 作曲者がロシア革命を避けるため亡命渡米してから書いた変奏曲。原曲は単純な和声で、典雅な舞曲であるが、当然ラフマニノフの名人芸を発揮する部分もあり、旋律も難解。しかしながら、ピアノでないと決して表現できない世界が確かにここにはある。オーケストレーションをしても微妙な不協和音、倍音の重なりなど決して原曲のもつ味わいはでまい。ラフマニノフの作品にはしばし管弦楽曲の作法とは異なる、いわば「ピアノの運動力学」が自律的に展開され作曲されたとしか思えないパッセージが多々含まれている。こまかく刻み込まれたパレットの色が重なりあうことで表現される不透明な色彩感あるいは音群として存在する一連の音の律動は、まさに作曲者独自の世界である。これらが創作時の虚無とさえ感じられる怜悧な諦観が、作曲者本来のロシア的透明な叙情性と重なり、結果、非常にモダニックな響きの世界がこの作品上で表現される。しかし一体、若書きの「ショパンの主題による変奏曲」の華やかさにくらべ、この作品のなんと晦渋なことか。その枯淡とさえいえる晦渋さゆえ、ながい間この曲を敬遠し、その真価を知ることはなかった。都合、最初にきいてから15-6年近くこの曲を「ほっておいた」ことになる。もちろんいまも決してこの作品のすべての小節を無条件に肯定する訳ではない。いかんせん「コレルリ変奏曲」は、この曲のあとに創られた最後の三曲(パガニーニラプソディ、第三交響曲、交響的舞曲)にくらべると明らかに「聴かせる妙」に乏しい。しかしながら、いまは長年の「放置」を経た後、この作品のいくつかのパッセージに、そんなこの作品の欠点を補うにあまりある捨てがたい魅力を見出すことができる。多分に、その魅力とは作曲者本人の晩年の偽らざる心象そのものの表現である。それらは、以下のコーダのようなパッセージに端的にあらわれている。華やかさとまったく無縁のきわめてさびしい終結、絶対的な孤独感である。しかし単なるセンチメンタリズムに堕さぬ気高さ、気品を兼ね備えている。ここでの作曲者はもはや自分以外の聴き手の存在を全く意識していない。そしてそのことが、本作品のもつ最大の魅力である。


ラフマニノフ「コレルリの主題による変奏曲」(1931)

楽譜・「コレルリの主題による変奏曲」