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【メンバー日記】サウナ有志合宿


皆さん「サウナ」と聞くと、どういった印象でしょうか?私自身好きになる前は「おじさんが行く施設」や「わざわざあの暑い場所に入る意味がわからない」と言った考えを持っておりました。
ところが、この会のあるメンバーの方から「サウナ」の魅力や汗をかくことの意味を説明いただき興味本位で行ってみることにしました。行ってみるとサウナは暑く、水風呂は冷たく少し辛かったです。しかしその後屋外で体を乾かしている時に体の表面は冷たいのに体内は暖かく、寒空の下でしばらくそのままいられました。体の芯から暖暖まるとはこういうことかと気付きました。

 近年、サウナは老若男女問わず人気らしいです。「(利用者同士の)上下関係がない」「出入りが自由にできる」などの良質なコミュニティーの条件を満たしているのが魅力な所です。また“平等”も良いところでサウナ好きには先輩・後輩は関係なく、優劣もない。サウナ室に長くいる人が偉いわけでもありません。サウナの本場、フィンランドには
『人はみな生まれながらに平等だが、サウナ以上に平等な場所はない』
ということわざがあるくらいです(笑)

 先日この会の有志のサウナー(サウナを心から愛する人)と静岡県のサウナへ行ってまいりました。なぜ静岡?と思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、静岡にはサウナーの誰しもが一度は訪れたいと思っている聖地「しきじ」があります。

 館内に入ってみると、まず中には多くの著名人のサインが書かれた色紙が飾られております。


静岡の自然で濾過(ろか)された地下天然水を惜しげもなく使用している施設です。この天然水はミネラル成分を多く含まれており、カルシウム、マグネシウムが豊富です。まろやかな味で、すっと体に溶け込んでいくような柔らかな優しいのど越しです。水風呂や24時間天然水掛け流し、漢方風呂、ジャグジー風呂はもちろんのこと食堂の調理に至るすべてにおいて、この天然水が使用されております。
 最初にシャワーで体を洗おうと思ったら…シャワーから出てくる水が優しい! 肌にあたる感覚が違う。流石は天然水と感じ「フィンランドサウナへ」と入りました。サウナ室内ではテレビの再放送を観ながら、ぼーっと。
そして水風呂へ。天然水の水風呂は体に優しく、温度も適温のため、いつまでも入っていられます。入っているうちに体も慣れるため水風呂からでたくなります。
 その後休憩し体が乾いたので、今度は「薬草サウナ」へ。サウナには「ドライサウナ」や「スチームサウナ」、「塩サウナ」と各種のサウナがありますが、この「薬草サウナ」は初めてです。入ってみると中は60℃と一般的なサウナの温度と比較すると低いです。しかし湧き上がる蒸気の影響で体感温度は越えを感じます。限界まで入っていると顔が火傷するのではないくらいの暑さを感じます。館内で使用している天然の湧き水と、数十種類の薬草をブレンドした薬草サウナのため、サウナ室から上がると、全身の毒素が抜け強烈にデトックスした感じです。
 サウナから出た後は、休憩処で食事をし、一休みして、「オアシス御殿場」へと向かいました。

 聖地の後のため「オアシス御殿場」は物足りなく感じるのかと思いましたが、こちらも良質なサウナと水風呂がありました。更に巨大な「プール風呂」があり富士山を眺めることができます。その後は館内の食事処へ行き宴会へとなりました。本日はこの施設にて宿泊のため、帰りの心配をせず、皆飲みたいもの飲み、食べたいものを食べ、とても賑やかな会となりました。値段も都内の居酒屋と比較してリーズナブルであるのもまた良かったです。


 翌日は御殿場のアウトレットへと向かいました。ここは富士山を望めるロケーションと、北アメリカの伝統的な街をイメージした施設も魅力の一つです。ショッピングだけでなく、食事やミニ遊園地まであり充実しております。各々ショッピングを楽しみ、昼にウナギを食べて帰りました。

【サウナの入り方】
0.水分補給する
汗をかくので脱水症状を防ぐために重要

1.体を洗う
サウナに入る前は必ず体を洗います。それはサウナ室 内を汚さないためと、綺麗な汗をかくためです。

2.サウナに入る
サウナ室の温度や湿度にもよりますが、10分を目指して入ります。しかしサウナ初心者の方は無理せず5分くらいでも大丈夫です。サウナ室内は場所により温度が変わります。入口から遠ければ遠いほど、また座る位置が高くなればなるほど温度も熱くなります。なおサウナ室内にいるときは、濡れたタオルを頭に巻くやサウナハットをかぶると頭がのぼせず長い時間入っていられるようになります。

3.水風呂に入る
足や手先の方から心臓へ水を掛け、最後に顔や頭に水をかぶって汗を洗い流します。それから静かに水風呂へと入ります水風呂もサウナ同様に、各施設によって多少の温度がかわります。1分を目安に入ります。体が温まった後は水風呂で一気に冷やします。足や手先の先から心臓へ水をかけ、最後に顔や頭に水をかけて汗を流します。いきなり水風呂へ入ることはマナー違反です。水風呂はサウナで広がった血管が引き締まり、湯冷めしにくくなる効果があります。水風呂に入る目安時間は1分ですが、寒い場合は無理せずに出ましょう。

4.休憩する
 水風呂を出たら休憩です。イスやリクライニングチェアでゆっくりリラックスすれば自律神経が整いストレス解消効果を感じられます。この瞬間をサウナーの間では「整う」と呼んでおります。

 以上サウナ→水風呂→休憩を3回ほど繰り返すと、疲労回復・美肌・新陳代謝アップや安眠効果が得られます。なお繰り返すことにより体が慣れてサウナ・水風呂共により長く入ることができ、更に整います。上記の時間は目安です。人それぞれ入れる時間は違いますので、くれぐれも無理しないで入ことがマストです。

 最後に池袋には館内に電子ピアノが設置されていたり、兵庫県神戸市にはアップライトピアノが設置されているサウナ施設があります。サウナと水風呂で整った後に演奏してみるのも面白そうですね。


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