0

【メンバー日記】世界は平和だにゃあ


渡哲也さんが亡くなったり、コロナ拡大が止まらなかったり、かと思えば熱中症で救急搬送される方が続出したり…最近気が滅入るようなニュースばかりですね。そんな中、先日、こんなニュースがワイドショーで特集されていました。

「英国外務省の重要ポストが辞任」

他国の外務省の話なんてニュースになるのかよ?と思って聞いていたら、想像の遥か斜め上を行くとんでもない話だったので、紹介します。

 さて、本ニュースの舞台、「紳士の国」ことイギリスは、第二次世界大戦時の伝説の謎兵器・パンジャンドラムに代表されるように

「発想からすでに意味不明。なのにそれを本当にやっちゃう」

という、紳士という概念に一石を投じるような何とも言えない一面(暗黒面ならぬ、「英国面」などと呼ばれています)を持っています。

 …ええ。そうですとも。そう言うノリは個人的に大好きで親近感を覚えざるを得ません。という訳で、今回辞任される方とその仲間達について少し掘り下げて調べてみました。皆さんもほっこりしていただければと思います。

★外務・英連邦ネズミ捕獲長 ー パーマストン

 このお方が、ニュースにもなった、役職を辞任する方です。ネズミ捕獲長…この肩書からわかるでしょう。猫さんです。なんと、外務・英連邦省に正式に雇用されています。

“mouser”って職業名、斬新すぎやろ…

 パーマストン氏の辞任にあたり、英国政府から正式な書簡が発行されたことが日本でもニュースになっていました。確かに、彼の辞任は全世界的に痛手と言わざるを得ないでしょう。
 
 真偽の程は定かではないですが、パーマストン氏含めた mouser の働きぶりについては、国会的なところで議論されているっぽいです。

公式ツイッターだって?
何やってんだよこの国。

★グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国首相官邸ネズミ捕獲長 ー ラリー

 ラリー氏もネズミ捕獲長で、猫さんです。パーマストン氏と同じく、首相官邸から正式に雇用されており、年俸は100ポンドと言われています。

 ラリー氏は、今回辞任するパーマストン氏のライバル的な存在です。パーマストン氏とは犬猿の仲らしく、取っ組み合いの喧嘩に発展したほどです。

もし人間だったら、、、かなりの修羅場で警察沙汰ですね。…え?武装した警官が仲介して止めた?いや本当に警察沙汰になったんですか?何やってんだよこの国。

 ちなみにこの写真、イギリスのとあるゴシップ誌によって撮られたもので、本当に記事になっています。

 「グレートなんちゃら連合王国」はご存知の方も多いかと思いますが、イギリスの正式な国名です。イギリスと言えば、マスコットではないですが、ロンドン塔のカラスも有名ですね。そういう文化なのでしょうか。

続いて、パーマストン氏には関係ないですが、私一押しのこのお方は紹介しておきましょう…

★ノルウェー陸軍准将 ー ニルス・オーラヴ3世

 ニルス・オーラヴ准将はノルウェー陸軍所属のペンギンさんです。ノルウェー軍所属ですが、何故かイギリスのエディンバラにいます。「オーラヴ」というのは当時のノルウェー国王のオーラヴ5世にちなんだものとのことです。
 
 「准将」という階級は日本の自衛隊にはないですが、一般的に大佐より上の階級で、めちゃくちゃ偉いです。准将となる前は「近衛隊名誉連隊長」という格好いい階級でした(※でもノルウェー国王の近衛隊のはずなのに何故かイギリスにいます)。ともあれ、我々ほとんどの凡人よりも偉いペンギン様なのです。

 ちなみに、騎士号を所持しています。ニルス准将殿は「Knight」なのであります。この凛々しいお姿をご覧あれ

どうですか、超カワ…凛々しいでしょう?動画で見せられたら敵軍は間違いなく全滅ですね。勝てないです。というか寝返ります。

=============================

 とまぁこんな感じで紹介してみたのですが、実は私、動物が苦手です。より詳しく言うと、「動物と触れ合う」のが苦手です。画像や動画を見て和めるのは皆さんと同じです。

 理由を話すと無駄に長いのですが、簡単に言うと、散歩中の犬に事あるごとに絡まれるというトラウマによるものです。お陰で、私は自分が動物と友好的に触れ合えるイメージが全く湧きません。

 中高生くらいの時は散歩中の犬とすれ違うのが怖くて、わざわざ道路を渡ったりしてました。最近でも犬とすれ違う時は結構緊張します。昔は「吠えられませんように」と神に願いつつ決死の覚悟で横を通り過ぎ、結局吠えられたり絡まれたりするという感じでした。
 最近は「どうせ吠えるんだろ?もうどうにでもしてくれ」という心構えになってきて、ほとんど吠えられなくなりました。諦めて疲れきったおじさんの眼差しを向けられれば、吠える気も絡む気もなくなるということでしょうか。

 遠巻きに眺める分には可愛いのですがね。遠巻きに見る分には犬はすごく好きです。でも実際に触れ合うとなると、私はどうしたらいいのかわかりません。犬でも猫でもウサギでもハムスターであっても、されるがままですよ。

 …まさか、ドMなのが一瞬でバレている…?いやそんなはずがあるまい。

まあ、何はともあれ、こんなことがまかり通る世界は、なんだかんだ言って平和ですね〜


Leave a reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>