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【メンバー日記】連弾への挑戦(2)~発表会での演奏~


先々週の9月8日は初めての他のピアノサークルさんとの合同発表会でした。
通常のソロ曲のステージだけでなく、「前奏曲」、「仮装」、「ぶっつけ連弾」というそれぞれのサークルが企画した3つのテーマのステージがあり、盛りだくさんの演奏で楽しい1日でした。

私は初対面の他サークルの方とぶっつけ連弾するというステージに出演しました。今年の6月に連弾に挑戦すると決めてから、こんなにも早くステージで連弾することになるとは思いませんでした。

イッツ・ア・スモールワールドの小さな世界を演奏しましたが、今までの練習の日々は何だったのかというほどに盛大に失敗しました…。弾き終わった瞬間には、練習会、合宿と色んな人とぶっつけ連弾を頑張って練習してきた日々が、走馬灯のように思い出されました(笑)

今回の発表会も演奏動画の撮影担当の方が素敵な動画を撮ってくださったので、せっかくなので動画を見ながら一人反省会をしました。

反省というより言い訳ですが…、弾き始めは順調だったのに途中で止まってしまったのは、途中からセコンドのベースの音が聴こえず、プリモの私がそのまま進んでいいのか迷ってしまったことが原因です。このまま進むと相手を置いていってしまうかも…と余計な心配をした結果、見事に自分が置いてかれました。
そのまま弾き進めれば良かったのに、止めてしまった自分バカバカバカ!と思いました(笑)
相手の音を聴くことは大事ですが、自分のパートを自信を持ってしっかり弾くことも大事たと感じました。

演奏が途中で止まった後、弾き直しで何とか立て直せそうと思ったらラストで再びハプニングが…。ラストの部分はなぜか演奏を終わらせようとする私と、演奏を続けようとする相手の方の演奏が混じり合って面白いことになっていました。ラストのあたりでは、おそらく二人とも頭の中が「???」となっていたと思います。ラストが合わなかった理由は未だによくわからないのですが、連弾での失敗は連帯責任だと思いたいです…!

弾き終わった後はミスしてしまった申し訳なさと、練習を頑張ったのに失敗した悔しさで一時的に落ち込みましたが、連弾初心者であることと、失敗OKのぶっつけ連弾のステージを盛り上げることに貢献できたかな(盛り上がったのかどうかは不明)と、今は前向きに捉えています(^-^;ステージ上でこんなに笑顔でピアノを弾くことは、今までもこれから先もほとんど無いと思うので、きっととても貴重な演奏でした。

演奏を振り返ってみると、まさかの開始20秒くらいでズッコケていて、1分くらいの短い初級の曲でこんなにハプニングが起こるとは正直思っていませんでした。台風のせいでしょうかね。

以前の日記に書いたように連弾を通してピアノの技術向上だけでなく、自分のマイペースな性格も改善したいと思っていますが、自分の協調性はまだまだみたいです。リベンジもかねて、これからももっともっと連弾をやってみたくなりました!

また、今回の発表会では連弾の参加費が300円というプチプラ(=プチプライス)であることにちなみ、プチプラの衣装で出演するという、すごーくどうでもいい個人的な裏テーマがありました。演奏は失敗でも1200円のワンピースを着て、裏テーマを達成できたので満足!ということにしておきます。

連弾の楽しさと、本番で何が起こるかわからない恐ろしさを知ることができ、有意義な時間でした。今回のぶっつけ連弾はたいして緊張せず、演奏に備えて10時半くらいにお昼ご飯を食べちゃうくらいの余裕っぷりだっだのですが、適度な緊張感も大事なのかもしれません。

自分の演奏が終わった後は、客席で他のペアの連弾を楽しみました。
全然練習していない人から、手に血豆ができるくらい猛練習した人までそれぞれだったようですが、初対面とは思えない息のあった素晴らしい演奏が多かったです。演奏前の自己紹介&曲紹介トークについては、なかなかメンバーの個性が出ていて面白かったです。むしろ演奏より、演奏前のトークやのステージ上での立ち振る舞いの方がぶっつけ感満載でしたね。

20組くらいのペアが演奏し、ディズニー、ジブリの名曲の演奏が一気に聴けて本当に楽しい時間でした。素敵なアレンジの曲が多く、小さな世界以外の曲にもチャレンジしたくなりました。

初心者から上級者まで誰でも参加できる楽しい企画を用意してくださった実行委員の方々や、支えてくれたスタッフの方々、素晴らしい演奏をしてくださった演奏者の皆さん、観客の方々に感謝です。

ついでに今月で自分がピアノサークルの練習会に初めて参加してからちょうど2年になります。
2年前の初参加の練習会を振り返ってみると、当時は新規での参加者が20人くらいいて、ペトリューシカ(のだめがコンクールで弾いていた曲)に始まり、ショパンのバラードやエチュードなど難曲の演奏が続き、なかなか勇気が出なくて弾くタイミングが掴めず、弾く順番が最後の方になってしまったことを鮮明に覚えています。私はラフマニノフの鐘を弾きましたが、初めての練習会と人前で弾くことへの緊張で、途中で頭の中が真っ白になってしまったことが思い出です。
初参加はこんな感じでしたが、もともと弾くよりも聴く方が好きだったことと、ピアノやクラシックについて誰かと話せる機会が今まで無かったのでとても楽しめました。

何度か練習会に参加するうちに、自分の初参加の練習会はたまたま上級者ばかり集まっただけで、サークルには上級者だけでなく、大人になってから始めた初心者の方や、自分と同じで久しぶりにピアノを再開した方もたくさんいることもだんだんとわかってきて安心しました。

ピアノは一人でも楽しめる楽器ですが、ピアノサークルに入ってたくさんの出会いがあり、より一層楽しめています。10年以上のブランクがありますが、ピアノを再開して勇気を出してピアノサークルに入ってよかったと心から思っています。

by M.K
ピアノ歴:4歳から小学生、社会人になって再開して4年
好きな作曲家:ショパン、ラフマニノフ、リスト
ピアノ以外の趣味:動物園、猫カフェに行く♪
凪のお暇(ドラマ)にハマっています!(最終回終わっちゃいましたが…)


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