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ピアノの練習の仕方

久々にピアノの会の発表会に参加してみましたわーい(嬉しい顔)。 最近、忙しい、というか、土日に普通に勤務を割り当てられ(´;ω;`) るという、ある意味、嫌がらせを受けていたのでwふらふら、 本当に久しぶりに人前でピアノを弾かせていただきましたうまい!。 ・・・楽しもう会も、そろそろ幽霊化しているので、化石にならないうちに参加できれば、と。 そんないや~な上司のもとなので、乗り気じゃない<教室の>1月の発表会は、 やっぱり断念させていただくことにした。 ・・・それにしても、発表会が終わる頃に聞こえ始めた、ベト7の1楽章。。 私ももう一度さらい直すべきなのかもしれない。。 が、今はそんな余裕ないのでやらないけれどw

そして、あの、お琴、というか、面白い弾き方、こんど実際応用できないか、試してみたい(^0^))

失敗に終わったような感じもしなくはないのですが冷や汗、そこは、練習不足、という名において、ご愛嬌、ということでお許しいただくということで。。 (まぁ、クッキーとかネットとかやっている暇があったら、練習しろ、という話だなw) ・・・これでしばらく、ベートーベンさんとは距離をおくことになりますウッシッシ。 しばらくは、モーツアルトさんとの縁ハート達(複数ハート)を育めれば、とw。 (とはいえ、いつも、失敗してベートーベンさんの元へと出戻るのですが。。 今回、バッハお父さんとモールぁルトさんを天秤にかけ、楽譜をもってない、という理由で、 モーツァルトさんを選択、したのです(*´∀`*)心が穢れているので、モーツァルトは弾けない私泣き顔)

といいつつ・・・最近、とあることをきっかけに、ベトソナ31番の1,2楽章を見てみることに してみました。 (人前で弾こう、とか、そういう気はサラサラなく、今のうちに譜読みをしておこう、という程度です)

今まで敬遠、というか、ご遠慮させていただいていたのですが、ただ音を拾うだけなら、なんとか なる、ということが分かったので、ちょっとずつでいいから、いろんなものに挑戦してみたいものです。

さて、本題。。 速い曲を弾くときの練習のしかたについて。

※速い曲の練習について これを考えようと思ったのは、とあるSNSで、自分の友人(マイミクみたいなもの)が書いていた日記がきっかけです。 以下が、内容の一部です。 <友人さん→ピアニストの方で、現在、ある有名なピアニストの元で住み込みで弟子入りしていた人に、レッスンを受けている方です。>

今まではどちらかと言うと、速い曲を練習する時は最初かなりの時間遅いテンポできっちり練習してからテンポを上げる…そんな事が多かった、と言うか、先生にもそう言われた事の方が多かった記憶がある。 ところが、先日珍しく私にとっては速い曲を弾く事になり…最初のレッスンまで3週間練習して聴いて頂いた。 最初から自分の理想のテンポで弾ける訳がないから取りあえずゆっくり弾いたら………。 先生は開口一番こう言った。 「どうしてそんなに遅く弾くの~?そう弾きたいの?」 ※じゃなく~!速く弾けないだけなのに~!←っと私は心で叫ぶが…。 ま、無難に、「まだ最終的なテンポでは弾けないので…先ず遅くても楽譜を丁寧に読もうかと…。」←と、実はしどろもどろ。(笑) すると先生は言った。 「ふぅ~ん。最近は言い訳もだいぶ上手くなって来たわね~。まぁそれも悪い事ではない…のよね…。」 と、またここで絶妙な休符がぁ~! そしていきなり沈黙を破り出すと今度は長いフレーズで劇的な音楽が先生の口から流れ出る。 「速い曲を練習する時に…(休符…)……。最初は音を外すのが嫌でゆっくり練習始める人が多いわよね?でもよく聞くと……、ゆっくり弾けなければ速く弾けない、って言う人が案外多いでしょう?」 ここで私は先ずは相槌を。「ハァ…そうですね…良くそう聞きます。」 先生は「う~ん……。」と唸って、少し迷いながら…。またいきなり決意したかのように話し始めた。 「ゆっくり弾けなければ速く弾けないって言うのはね………あなたには誤解を恐れずに言うけど、それは私は間違っていると信じているの。いや、確信しているわね。速い曲はね、最初から作曲家がテンポを指定していたら先ずそのテンポで練習を始めるの。曖昧なテンポの指定しか書いてなくても最終的に自分が造りあげたいテンポで最初から弾くのよ。先ずわね。」 私は思わず、「え?でも…そうすると…主旋律を弾くのが精一杯で左手や内声の音までは弾けないし…、正直かなりめちゃくちゃになるんですが…。」と言った。 先生は、「そうでしょうね。あなたの今の実力では音を追い掛ける事も無理だから。でもいいのよ。そのめちゃくちゃな演奏を私はレッスンでは最初に聴きたいの。」 私→「は…?」 先生→「例えば…私はステージドレスは全部自分でデザインして自分で作るんだけど…。本縫いを先にはしないでしょう?先ずおおざっぱに仮縫いをするの。細かい事は後からいくらでも出来るから。演奏も同じだと私は思うのよ。ほとんどの人が仮縫いをせずに衿の型を作ったり…楽譜なら装飾音みたいなところから始めるのよね。すると、結局最終的に自分がイメージしていたドレスがいつまで経っても見えて来ないの。音楽だって何にも変わらないのよ。全ての本質は同じって事。全体像がないままゆっくり練習しても…あなたは死ぬまでゆっくり弾く事しか出来ないわよ。」 私→「ハァ…???」 先生→「でもね、ここだけの話し!私も子供の頃の先生からはゆっくり弾けないと決して速く弾けないって言われてそれを信じて疑わなかったの!でもね、それが逆だって教えてくれたのはMだったの。最初はそれはMだから出来るんだと思ったわよ!でも違ったの。先ず曲のイメージを確実に頭の中でまるで見えるように造り上げるわけ。そして1小節の中で最も重要な音以外は外れても構わないの。ミスタッチなんて考えないのよ。ミケランジェリの場合は1ヶ月くらいそうやってめちゃくちゃに、あなたが言う弾き方よ。(笑)それをやっていたわよ。彼な絶対自分の練習は人に見せない事で有名だけど、私は一緒に暮らしていたから彼の練習を良く観察させてもらえたの。それはMにとっては私へのレッスンでもあったかも知れないけど。とにかくめちゃくちゃに弾いて、暫く経って聴いていたら同じ曲とは思えない程ゆっくり練習していたわ…。意味、わかる?」 私→取りあえず…。「あ-!はい!」 先生→「と、言う事で、来週はあなたが最終的に弾きたいテンポで弾いて来てくれる?

※初見からテンポで弾けるのがピアニスト…。 ん~、Mを含めて、それが出来るピアニストはたくさんいます。Mはこんな事も言っています。「練習する時は自分の持つ絶対音感を捨てるべき。」そしてMは移動中の飛行機の中で新しい曲の楽譜を見て、自宅へ直行して真っすぐピアノに向かい、暗譜で、テンポで弾く事が出来る能力に長けてもいました。しかし、あえて捨てていたのです。

※最後に質問に私なりに答えてみます。

先ず今は本番がないので正しく答えられないかとは思いますが。

私は1、2のどちらもした事が今までの経験からは少なくともありません。 本番のステージを前に楽譜は全く見ないんです。理由は見ても変わらないし、見ても絶対音感のない私にはかえって不安になるのです。

暗譜もあえて先にしません。理由は上記とほぼ同じです。

練習している期間は色々考えますが、私はステージへ踏み出した時にはいつもピアノに向かうまでの間に最初の曲を頭の中で歌っています。 演奏中は音楽の事が99%残りは万が一のミスに対処する方法をいくつか用意しています。

以前までの自分、ある程度音を拾えるようになったら、テンポ(指示通りの速さ)で弾く、という練習の仕方でした。で、それでダメなところをゆっくり練習していく、という方法。

以前は途中からぐちゃぐちゃになって、自分も弾く気が失せて、ギブアップしてしまう感じ。

現在は、少しゆっくりのテンポでなんどか弾いていく、ということをしているのですが、 逆に速さ、テンポ感が出ない感じ(´;ω;`)

といって、いままでどれだけ速い曲が弾けるようになったのか、というのは、甚だ疑問。

そして、今はゆっくりな曲を確実に、というか、いい感じで弾けるようにするのが、自分の目標、 という気がしなくもない。。 そして、しょっちゅう、レッスンでゆっくり慎重に(Prestoの曲を)弾いていると、「もっとテンポをあげて、プレストな感じを出さないと、、<以下略>」と言われるし。

・・・どうしよう、と考えてしまった、今日この頃です。


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