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2020年度秋の定期演奏会レポート~江東会場~

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2020年度秋の定期演奏会 江東会場を10/3にティアラこうとう小ホールにて開催しました。

 このような状況ではありますが、感染症対策を実施のうえ開催し、多くの方に来てもらうことができ嬉しく思います。

会場のティアラこうとうは外観が宝冠(ティアラ)のようであることがホール名の由来となっておりきれいなホールでした。






 演奏会で使用した小ホールのピアノはベヒシュタインと珍しく、事前準備の段階から私自身楽しみにしていました。
当日実際に弾いてみると手になじんで弾きやすく、音も透明感のあるきれいな音色で、自身で弾いているときも客席で聴いているときも楽しむことができました。
また、小規模なホールであるため舞台と客席の距離が近く、一体感のある雰囲気のなかで各演奏者は弾けたのではないかと思います。




 江東会場ではドビュッシー作曲の組曲「子供の領分」の各曲を演奏者で分担して全曲通して弾くリレー企画のステージを設けました。
ピアノは基本的に1人で弾くことが多いですが、せっかく同じ趣味をもった仲間が集まっていますので、メンバー同士で繋がれるようひとつのもの(今回の企画ステージでは1つの組曲)をみんなで作り上げたい、そんな思いから設けました。
また、会場のピアノ(ベヒシュタイン)は作曲者であるドビュッシーが気に入っていたピアノメーカーと言われており、江東会場らしさも出せたのではないかと思います。




 ソロの演奏はクラシックのみならずディズニーメドレーやジャズなど多彩なプログラムでした。私自身なるべく客席で聴くようにしていましたが、色んなジャンルの曲を、また同じクラシックでも初めて聴く作曲家の曲を聴くことができ、興味の幅が広がったような気がします。
演奏会に向けて練習を重ねてきたメンバーの演奏を聴くことができて(恒例の演奏前のトークもメンバーの個性が出ていました!)嬉しく思うと同時に、みんなの一生懸命さが伝わってきていい刺激になりました。



新型コロナウイルスの影響で各種コンサートは軒並み延期・中止になっており、今回の定期演奏会では新しい演奏会のあり方を考え準備を進めていく必要がありました。
そのようななかで、メンバー同士、またホールスタッフの方とも感染症対策を検討し、演奏会を開催することができました。  






多くの方のご協力があってこその演奏会であり、今回の秋の定期演奏会のコンセプト「今こそ、コンサートでつながろう」を実感できる演奏会になったのではないかと思います。


 


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