2021年12月Aの練習会から入会しました。どうぞよろしくお願いいたします。
私はスピッツが大好きなのですが、今回は、私がいかにしてスピッツと出会ったのかについて書こうと思います。なぜこの題材かというと、スピッツに関してであればいくらでもスラスラ書けそうな気がしたからです。
ここでいう「スピッツ」とは、ロックバンドのスピッツの方です。ワンちゃんの方ではありませんよ。
私がスピッツに出会ったのは、大学1年生の9月頃でした。
スピッツに出会うまで私は、好きなアーティストというものがありませんでした。
中高生のころ、好きなアーティストを聞かれるといつも返答に困っていました。ジブリ映画が好きだから、という理由で「久石譲が好き」と答えていましたが、久石さんの曲を全曲聴いた上で好きと言っているわけではなかったので、心のなかでは「好きなアーティストね……。うーん」と思っていました。
大学受験も終わって、暇な春休みに好きなアーティスト探しをはじめました。
今考えれば、好きなアーティストを「探す」という行為自体が不自然なのですが、当時は好きなアーティストを探すべく、youtubeで色んな曲を聞いていました。
候補に上がってきたのは、徳永英明と平井堅でした。
お二方とも、伸びのある高音が魅力的で何曲か聴いていましたが、結局「徳永英明が好き!」とか「平井堅が好き!」とか言えるほどにはなれませんでした。(ファンの方、ごめんなさい。怒らないでください。)
大学が始まって、好きなアーティスト探しなど忘却の彼方に押しやり、高校にはない制度に混乱しながら何とか毎日をやり過ごていた頃でした。
午後の紅茶のCMで、上白石萌歌さんがスピッツの「楓」を歌っていたのを覚えている人はいるでしょうか?
私はあのCMが当時とても好きで、繰り返しyoutubeで見ていました。
youtubeのおすすめ機能は優秀なものですね。
なんと、次に本家のスピッツの楓のMVを流してくるのです。そしてそのまま、スピッツの公式チャンネルがアップしているMVの再生リストに引きずり込まれました。
そこからは早いものでした。
それまでスピッツを全く知らずに生きてきたわけではないので、3曲くらいは聞いたことがありました。
でもそのとき初めて「えええええ、こんなにいい曲だったのーーー!!!」と思ったり、他の曲についても「なんだこりゃーー!!!これもスピッツなのーーー」と衝撃を受けたりしました。
あれよあれよといううちに、スピッツが頭から離れなくなりました。
声の感じ、メロディー、歌詞、MVのセンス、ルックス……。
もう完全にハマったのでした。
バンドの歴史やメンバーそれぞれの経歴を調べたり、とにかくあらゆる情報をキャッチしようとしていました。
「す」と打てば予測変換の一番上に「スピッツ」が出てくるほどになりました。
スピッツにハマり始めたのが、9月。
10月には、全シングルを網羅したアルバムを購入していました。(私はこのアルバムをスピッツ入門アルバムとして、人にすすめています)
さらに、10月の末にはファンクラブに入会していました。
話がそれるわけではないですが、
夫婦のなれそめやカップルになった経緯を聞くと、「まあ自然に…」とか「流れで…」とぼかされることがありますよね。以前の私は、「自然…とは??流れ…とは??」と突っ込みたくなっていました。
でも自然な流れでアルバム購入と、FC入会をした今の私にはわかります。
好きという気持ちが大きすぎて、細々した経緯や手続きを覚えていられないと、そういうことなんでしょうね。
それからは自然と結婚することになっただの、流れで付き合うことになっただのという人に対しては、「そうかいそうかい、そんなに好きだったのね」と思うようにしています。
やはり話がそれたような気がしなくもないですが、そろそろまとめようと思います。
こうして私はスピッツに出会い、アルバムから昔の雑誌の切り抜き、昔のFCの会報、DVD、Tシャツを買い集め、曲を聴きまくり、今に至るのです。
これからも機会があれば、スピッツの魅力だとか個々のメンバーについてだとか、歌詞、メロディー、あまり知られていない名曲だとかを日記に書いていく予定です。
そして私の今回の日記が、誰かにとってのスピッツとの出会いのきっかけになれたら、とっても嬉しく思います。
それでは、長々と読んでくださりありがとうございました。
CM
ちょっと文章が暑苦しかった、という方はスピッツ「水色の街」でクールダウンしてくださいね。
スピッツの意外性を知りたい方は、スピッツ「メモリーズ」を検索!
おわり
文:H.S
ピアノ歴:幼稚園年中くらい?〜現在。
好きな作曲家:ラフマニノフ、草野正宗さん
趣味:ピアノ。スピッツ関連のあらゆること。わんこと遊ぶこと。