いよいよ24日土曜日は久々の「ニューイヤーコンサート」ですね!
(上野公園内の旧東京音楽学校奏楽堂で開場10:30、開演10:40です)
ただもう1月の後半になり、みなさん新年を迎えた頃の気持ちをお忘れではないかと思いましたので、一つお正月らしい話をしようということでお雑煮の話を書きます。
◯ ◯ ◯
私の家では広島県の豊栄出身である母方の祖母の家のレシピで作ったお雑煮を食べます。
具材は塩ブリと人参、大根、青菜などの野菜で、お出汁に干ししいたけや昆布を使ったすまし汁です。
広島のお雑煮というと牡蠣が入っていると聞いたことがあるかもしれませんが、それは沿岸の地域の方の話でして、山奥の方にある豊栄の方では、塩漬けで保存が効くようにしたブリを使っていたそうです。
これに加えて“かしわ”(広島弁では部位に関わらず鶏肉をこう言います)を入れることもあります。
お餅の形や焼く焼かないは今はあんまりこだわっていませんが、たしか本来は丸餅を焼くそうです。
余談ですが、母方の祖父母の家*では普通のお餅の他に“あらかね餅”という、餅米とうるち米を混ぜて塩で味付けして半ごろしについたお餅を作っていました。普通のお餅より固く粘りが少なく、米の粒を感じる独特の食感があります。
これも広島の郷土料理だそうですが、何故か広島出身ではない祖父が作っていました。
テレビ通販か何かで買ったごくフツーの餅つき機で作っていたのですが、よくこんな珍しいお餅もつけるものだと機械のつくりの良さに感心します。
*愛知県にあります
◯ ◯ ◯
父方のお雑煮は、祖母の出身地である熊本県の玉名のものなのですが、これがちょっと変わっていて、野菜などが入ったすまし汁にあんこ入りのお餅を入れるんです。
残念ながら祖母は私が生まれる直前に亡くなってしまったので、私は食べたことがありません。
母は結婚後に食べたことがあるそうですが、甘さとしょっぱさが両立した不思議な美味しさだと言っていました。
ちなみに、ある年に餡入り餅を買い忘れて大福を使ったところ、餅がドロドロに溶けてあんこがおつゆに流出して、なかなかにグロテスクな見た目になったそうです。
もし試しに作るのであれば、大福は絶対にやめといた方が良いです。
◯ ◯ ◯
お雑煮は各地域によって色々なレシピがあって面白いですね。それぞれの自然・風土によって育まれた海の幸・山の幸が使われ、新年に相応しい贅沢なお料理だと思います。
それに家庭によってもそれぞれ違うのでしょうから、地域の数以上に多くのレシピがあるのではないでしょうか。
もしよかったらみなさんのお家のお雑煮についても教えてください!