2021年も3月に入り、春の定期演奏会シーズンも大詰め。あとは五反田会場を残すのみになりました。
今年度最後の一大イベントです!
今年度は色々な変化があった一年でしたが、ついにここまで来ました。感慨深いですね。
今回の演奏会の曲目、
「この人はこんな曲が似合うな」
みたいな個人的なイメージとよく合っていて、プログラムを見るだけで「卒コンなんだなぁ」とほっこりしてしまいます。
自分は、と言うとですが…
今回は卒コン、かつ自分も卒業生()ということで、ちょっと背伸びをして、いつもと雰囲気が違う曲を持ってきました。
完璧なお城変奏曲より 「マスカラード」
という曲で、ピアノデュオ、レフレールの超代表曲です。レフレールっぽく無い雰囲気で、とても大人っぽくて格好いい曲です。
この曲についてはかなり色々解説できるのですが、偉そうに書くのは本番で上手く弾けてからにします(笑)
とにかく、私が今まで弾いてきた曲の雰囲気とは一線を画すと思います。イメチェンってやつですな。
せっかくなので意気込みをば。
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今回弾く曲を初めて聴いたのは10年くらい前で、ピアノをやめていた時期でした。
「またいつかピアノを再開したいな」という気持ちをずっと持ち続けさせてくれた曲です。
それから色々あってピアノを再開し、色々あって当会に入会し、まぁ色々有りすぎて今日に至ります。
ピアノをやめていたあの頃、切れそうだったピアノの縁を何とか繋いでくれた曲で、思い入れが深いです。
……………..
さて、曲名の「マスカラード」の「マスク」とは、あのマスクのことです。
今年一年間、謎のウイルスのお陰で、私達はずっと我慢を強いられました。やりたいこともできず、ずっと耐えてきました。
私達が日頃、肌身離さず身に付けているこのマスクは、そう言った我慢や忍耐を象徴するようなものに思えます。
ただ、そんな中でも、いろんな人と仲良くなれたし、新しい友達もできました。
マスク越しであっても、出来ることは、出来るのでしょう。
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ピアノサークルに入って、ピアノの上手い人の凄さというものに、驚愕しました。
それ以上に、上手い下手を超越して演奏に現れるその人の人柄に、感動しました。
そして、自分の演奏に感想を持っていただけるということに、喜びを感じました。
なので、今回は、シンプルにただピアノを弾きます。
私、演奏だけだと大したことないんですけど。
たまには、こういうのもどうよ。
=== by S.I ===
ピアノ歴:小4〜高2、大学卒業〜現在
好きな作曲家:レフレール
その他の趣味:リキュール作り、お菓子作り、お笑いの研究
ひとこと:豪華で華やかに見えても、突き詰めると素朴なものだったりする。