1. ホーム
  2. コラム
  3. 【メンバー日記】アラベスク

今日はアラベスクっていいよなーという話です。

アラベスクと言えば…

「ラシドシラ ラシドレミ レミファソラ ラシドレミ!」

という右手のメロディーが印象的ですね。
ドビュッシーのアラベスクを思い浮かべていた方はなんだそりゃと思うかもしれませんが、今回はブルグミュラーのほうのアラベスクの話です。

子供のころにこの曲を習った方は多いかと思いますが、私もその一人でした。
当時は何も思わなかったのですが、ここ数年、練習曲や準備運動としてもいいなーと思い、たまに弾いています。

何がいいって、まず弱い指をあぶりだしやすいのがいいですね。
例えば「ラシドレミ」は1から5の指を全て使います。
右手だけでなく左手も同じような音型が登場し、やはり弱い指があぶりだされます。
特定の指が転んだり、音が弱くなったり…
それでいて、上級向けのような複雑で高度なパッセージ等は含まないので、
この曲を綺麗に弾こうとすることで、弱点が改善し、単純なフレーズをうたう練習にもなると思います。

ショパンエチュード等の難しい練習曲も、弾き続けることでいい効果があると信じてますが、ブルグミュラーくらいの練習曲も、それはそれで有効かもなーという話でした。
普通に曲を弾いているだけだと特定の指が弱くなったりする可能性があるので、そんな時に弱点をあぶりだし、改善するために、今後も弾こうと思います。
(ドビュッシーのアラベスクも好きなので、けっこう弾いています)

話は変わりますが、
ジョイコンに参加、協力してくださった皆さん、実行委員の方々、本当にお疲れさまでした。

私はジョイコンがPHの演奏会としては初めてだったのですが、

・いつも通り、得意な曲やお気に入りの曲を弾く方
・4人で賑やかに連弾された方
・スーツやドレス、浴衣、馬、など素敵な衣装の方

いろいろな方がいて、とても楽しかったです。

私はショパンの舟歌を弾きました。
本番ではやはり、「いつも通り弾く」という風にはいきませんね。
そもそもの実力の問題に加えて緊張もしますし、ピアノも違う。そこに適応できませんでした。
けっこう練習していたにもかかわらず崩れてしまって、しばらくヘコんでましたが、
メンバーに励まされたり、演奏を聴かせてもらったり、お話しているうちに、むしろ「普段と違う状況によって弱点があぶり出されたので、練習の方針が決めやすい」とポジティブに考えられるようになりましたし、いい部分を褒めてもらえたのはシンプルに嬉しかったです。
またPHの演奏会には初めての参加だったので、わからないことなどがたくさんありましたが、それらもメンバーに教えてもらい、本当にいい経験になった&メンバーに助けられた一日でした。

舟歌は、必ずリベンジします。

皆さん本当にありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします。

ピアノサークル ピアノを弾きたい!

Contact

Mail

info@pia-no.com

WEBSITE

https://pia-no.com