どうも、T.N.です。今日も元気にストリートピアノ日記を書いていきたいと思います。
今回訪れたのは、埼玉県ふじみ野市の「イオンタウンふじみ野」です。
3階へ上がると、どこからともなくピアノの音が聞こえてきました。音を頼りにフードコートへ向かうと、その一角にはヤマハのグランドピアノが置かれています。
ちょうど年配の男性が、ポップスのメドレーを演奏しているところでした情緒あふれる素敵な演奏に、筆者もしばらく足を止めて聴き入ります。
演奏を終えたところで拍手を送ると、
「どうぞ」
と笑顔で順番を譲ってくださいました。
ありがたく、お言葉に甘えて弾かせていただくことにします。今回演奏したのは、ショパンの舟歌です。
最初の一音を鳴らすと、柔らかな音色が返ってきました。音量は控えめに設定されているものの、周囲の壁にも反響して、思っていた以上によく響きます。
「いい音響や!」
イオンだけに、思わずこう言いました。
夕方のフードコートは比較的落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと過ごしている方の姿も見られました。あまり周囲のくつろぎの時間を妨げないよう、優しいタッチを意識しながら弾きました。
演奏を終えると、先ほどの男性が近くの席でドリンクを飲みながら聴いてくださっていて、温かい拍手を送ってくださいました。
そして、
「私、この曲知ってますよ!ショパンの舟歌でしょう!」
と声をかけてくださいます。
その言葉に少し驚いていると、
「今、音声検索で調べたんですけどね。でも本当にいい曲ですね。気に入りました!」
とのこと。
その後、お互いにもう一度演奏することになり、筆者は続いてベートーヴェンのソナタ31番1楽章を演奏しました。
演奏を終えると、彼は再び、
「私、この曲も知ってますよ!」
と笑顔で話しかけてくださいます。今回も音声検索だったようです。
「普段はクラシックをあまり聴かないんですけど、こういう曲もいいですね。あとでウチに帰ったら通して聴いてみますね!」
と話してくださいました。
こうして演奏をきっかけにクラシックへ興味を持っていただけるのは、弾く側としてもとても嬉しいことです。
最後に、演奏を聴いてくださったお礼をお伝えし、その場を後にしました。