先日、オーケストラの演奏を聴きに行きました!場所は,初台のオペラシティです!練習会に行く度にオペラシティを通っては,いつかここで何かの演奏が聴きたいと思っていたので,その願いが叶いました.
また,オーケストラの生演奏を聴くのは初めてでした.
演奏は,名古屋フィルハーモニー交響楽団です.
1曲目は,ボロディンの交響詩「中央アジアの草原にて」です.草原に風が吹いている感じやポンポンという馬やラクダの足音が表現されていました.
2曲目は,グラズノフのサクソフォーン協奏曲変ホ長調作品109です.サクソフォン奏者にはおなじみの1曲らしいです.この曲では、金管楽器はサックス1つだけでしたが,他の弦楽器に負けないほどの力強さがあり凄かったです。そして,なんとこのサックス奏者は,友人の高校の音楽の先生でした.友人が通っていたのは普通科であったものの,音楽科がある高校のため,音楽の授業はそのプロのサックス奏者の先生から教わっていたそうです.すごい環境で羨ましいです.
最後3曲目は,チャイコフスキーの交響曲第4番へ短調作品36です.主題は運命で,ベートーヴェンの交響曲5番の運命に大きな影響を受けているそうです.また,この曲はチャイコフスキーが人生に絶望している時に作曲したそうですが,そんな辛い時に自分の思いを曲にして表現しようという発想がすごいなと思いました.私だったら,絶望している時はただ泣くだけか何も手に付かなずボーッとしてるだけだと思います笑
第1楽章は,激しくて迫力がある感じで,冒頭はベートーヴェンの運命と似た雰囲気を感じました.
第2楽章は,落ち着いた静かな感じのメロディでした.
第3楽章は,弦楽器の弦を指で弾くピッツィカートでの演奏でした.こんな演奏方法があるんだと知り驚きました.
第4楽章は,第1楽章のような激しい曲調であるものの,明るい感じがしました.壮大な雰囲気に圧倒されました.
交響曲を全楽章聴くと40-50分であるのはとても長いと思っていましたが,その演奏に聴き入っているとあっという間に過ぎてしまいました.
3曲とも音や動きがぴったり合っていて,その洗練さに感動しました.優しくて暖かくて迫力のある音でした.また,音が止まった後のしーんとした静寂も好きです.
音楽って国境や時代を超える素晴らしいものだと改めて感じました.とても良い時間でした!またいろいろな音楽を聴きたいです!!
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by A. Y.
・最近,TVerやAmazon primeというとても便利なものを知り,ドラマや映画をたくさん見ています.おすすめ教えてください!
・連弾の楽しさに気づき始めました.いつか演奏会で弾けたらなぁと思います.