どうも、T.N.です。
9月13日(土)、相模原市南市民ホールにて、「ピアノサークル・ノピア」さん、「ピアノムシ」さん、「ピアノを弾きたい!」の3団体によるジョイントコンサートが開催されました。
サークルの垣根を越えて、多くの個性あふれる演奏に触れることができました。また、他サークルの皆さんとの素敵な交流の機会となりました。とても温かい雰囲気に包まれた1日になったと思います。演奏会の開催にあたり、ご協力くださった皆さまに、この場を借りてお礼申し上げます。
さて、今日も元気にストリートピアノ日記を書いていきたいと思います。
今回は、シリーズ「ホテルで火照る」の一編をお届けします。このシリーズでは、ホテルという落ち着いた上品な空間でピアノを弾く、筆者のちょっとだけ火照った(緊張と高揚の)ひとときを綴っていきます。
今回訪れたのは、赤坂見附駅の近くにある「センチュリオンホテルグランド赤坂」です。
館内に入るとすぐ、アップライトピアノが目に入ります。木の温かみある外観に、猫脚、特徴的な譜面台を備えたそのピアノは、まるでインテリアの一部のように空間に溶け込んでいました。「Pramberger(プレンバーガー)」という、普段あまり見かけないブランド名も興味をそそります。
譜面台の上には童謡の楽譜が置かれていたり、また鍵盤には音名付きのマーカーが嵌められていたりして、ピアノを気軽に弾けるような配慮がなされていました。
フロントで声をかけると、「ご自由に演奏してください」とのこと。さらに、館内BGMも一旦止めてくださるという配慮まで。
早速、ショパンの舟歌を演奏させていただくことにしました。音量はしっかりと出るピアノだったので、少し周囲に気を配りながら弾かせていただきます。きらびやかな音色がラウンジに広がり、とても気持ち良く演奏することができました。
演奏の感触があまりにも良く、気分が乗った筆者は、続けてベートーヴェンのソナタ31番から1楽章も弾かせていただきました。演奏中、ラウンジにはチェックインを待つインバウンドのお客さんのグループが到着され、こちらの演奏を聴いてくださいました。演奏後には拍手もいただき、本当にありがたいひとときでした。
そしてこのホテル、実は男性限定ですがサウナと大浴場も完備。日帰り入浴もすることができ、サウナーの筆者としては、演奏後にしっかり整うこともできて、大満足の滞在となりました。またぜひ訪問したいと思います。