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  3. 【メンバー日記】バルトーーク!


えー、はい、題名はだいぶふざけてますが、前々回の日記でバルトークについて書くと宣言してしまいましたので、今日はバルトークについて書こうと思います。

バルトークと聞いても、「名前だけは聞いたことある」程度の方がおそらく大勢だと思いますので、まずは基本情報から。
本名はバルトーク・ベーラで、1881年生まれ1945年没のハンガリーの作曲家です。
こうやって見ると、割と最近まで生きていた作曲家ですね。
ここで名前を見て「おや?」と思った方はなかなか鋭いです。
そう、あえて私は、苗字→名前の順で書きました。
ハンガリーではヨーロッパで唯一、日本と同じように、苗字→名前の順で人名を書くそうです。面白いですね。

基本情報はこれくらいにして、バルトークの曲の特徴について書いていきます。
バルトークの作風を一言で表すなら、まさに「民族音楽」です。
彼は優れた作曲家であると同時に、優れた民族音楽学者でもありました。
生涯にわたって、故郷ハンガリーだけでなく、ルーマニア、スロヴァキアを周って各地の民族音楽の収集に勤しみました。
彼の曲で民族音楽が入っていない曲はほとんどないと言っても過言ではないくらい、彼は民族音楽に強く影響されています。

あと、もう一つ特徴を挙げるとするなら、ピアノを打楽器的に扱うところでしょうか。
五反田の演奏会で弾いた「ルーマニア民族舞曲」はそうでもないんですが、彼のピアノコンチェルト2番とか、「アレグロ・バルバロ」という曲を聞いてみてください。
まさに野蛮な音楽です。(アレグロ・バルバロはイタリア語で「野蛮なアレグロ」という意味です。)
人によっては生理的に受け付けない人もいるかと思いますが、ある意味正常な反応だと思います。
「中国の不思議な役人」という、パントマイム劇の付随音楽があるのですが、これを初めて聞いた時、冗談抜きで吐き気がしました。
吐いてもいいという人は自己責任で全部聞いてみてください。

なんかだんだんバルトークの悪口日記になってきましたが、曲を選べばルーマニア民族舞曲のようなかっこいい曲に出会えますので、興味がある方はYoutubeとかで曲を探してみてください。
ちなみに、ルーマニア民族舞曲はピアノソロ版以外にもいろんなバージョンがありまして、自分のお気に入りはマンドリン+ピアノのバージョンです。
HyWA

五反田の演奏会では、ルーマニア民族を4楽章までしか弾けなかったので、今度は全曲リベンジしたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございましたー!

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