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  3. 【メンバー日記】ボレロっぽい映画音楽


メンバー日記

写真1の説明有名すぎるラヴェルのボレロ、オマージュなのかパロディなのか、はたまたパクりなのか意図は色々でしょうが、似たような曲は多くありますよね。映画でもたまに出てきます。というわけで、今回はどの映画音楽が特にボレロっぽいか考えてみました。観たことある映画を思い出してみただけですので、よりボレロなものはあるでしょうけどね(笑)皆さんも探してみてください!

写真2の説明1.真砂の証言の場面のボレロ(『羅生門』より)
黒澤明の代表作『羅生門』。芥川龍之介の『藪の中』を原作にしています。武士の殺人事件について関係者が証言していくのですが、人によって言うことがバラバラで、真相はいかに?という物語です。黒澤は音楽を担当した早坂文雄にボレロっぽいものをリクエストしたとか。似たシチュエーションが何度か続くので、ボレロの曲調はピッタリですね。曲名にある真砂は殺された武士の妻でキーパーソンになります。それにしても画像の三船敏郎カッコ良すぎる…♡


写真3の説明2.ボレリッシュ(『ファム・ファタール』より)
ヒッチコックの後継者になり切れなかった(?)ブライアン・デ・パルマの迷作です。彼の作品は当たり外れが大きすぎるのが玉に瑕ですが、清々しいほどに監督個人のフェティシズムを爆発させる姿勢は嫌いじゃありません(笑)羅生門の時の黒澤のように、デ・パルマは坂本龍一にボレロっぽいものをリクエストしたようですけど、たぶん黒澤ほど考えてないと思います(笑)曲名がボレリッシュになっているところが茶目っ気たっぷり。
ちなみに、タイトルのファム・ファタールとは「運命の女」という意味で、フィルム・ノワールと呼ばれるジャンルの映画において非常に重要な意味を持つ存在なんですよ。

写真4の説明

似顔絵なつこ
卵かけごはん生活。味付けは醤油、めんつゆ、味の素、ナンプラー…色々実験中。

 

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