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  3. 【メンバー日記】上野のストピ巡り

どうも、T.N.です。今日も元気にストリートピアノ日記を書いていきたいと思います。

1月3日(土)、この日は早速今年の「ストピ初め」に出かけました。

※昨年のストピ初めはこちら

【メンバー日記】渋谷マークシティ ストリートピアノ

今回まず訪れたのは上野駅です。JRの公園口と入谷口を結ぶコンコースにはピアノが設置されています。多くの人が行き交う駅構内で、この電子グランドピアノはひときわ存在感を放っていました。

早速弾かせていただくことにしました。今年の弾き初めも、昨年と同じく「春の海」。新年の幕開けにあたり、今年も一年、たくさんの素敵な出会いがありますようにと願いながら鍵盤に向かいました。音量はかなり抑えられていましたが、前後左右には多くの人が行き交っています。そんな環境の中で、自然と良い緊張感を持ちながら演奏することができました。

続いて演奏したのは「津軽海峡・冬景色」。
北へ向かう出発地として、多くの人が旅立ってきた上野駅。今でこそ夜行列車は姿を消し、かつてのようなターミナルとしての役割は薄れつつありますが、それでも周囲を見渡すと、帰省や旅行から戻ってきた人々、あるいはこれからそれぞれの場所へ向かうのであろう人の姿が、数え切れないほど行き交っています。そんな光景を眺めながら、想像の中の往時の上野駅の姿と重ね合わせるようにして演奏しました。

演奏中、小さな子どもがお父さんの手を引きながら「ピアノあった!」
と近づいてくる姿が目に入りました。こうして、ふとした瞬間に音楽が誰かの足を止める。そのことを改めて嬉しく感じたひとときでした。

※上野駅には以前、期間限定のストリートピアノが設置されていた時期もありました。ここでの演奏も忘れられない思い出となっています。

【メンバー日記】上野駅 ストリートピアノ

上野駅をあとにし、広小路口から御徒町方面へと歩いていきます。ほどなくして見えてきたのが、「センチュリオンホテル&スパ 上野駅前」です。

ここは、以前「ホテル火照る」シリーズでも取り上げたセンチュリオングループの系列ホテル。最近になって、こちらのロビーにもピアノが設置されたと知り、今回立ち寄ってみることにしました。

※これまでの「ホテルで火照る」シリーズはこちら
・「センチュリオンホテルグランド赤坂」

【メンバー日記】センチュリオンホテルグランド赤坂 ラウンジピアノ

・「センチュリオンホテルレジデンシャル赤坂 ザ・センチュリオンクラシック赤坂」

【メンバー日記】センチュリオンホテルレジデンシャル赤坂 ザ・センチュリオンクラシック赤坂 ラウンジピアノ

エレベーターで2階のロビーへ上がり、フロントスタッフの方にピアノを弾いてもよいか伺うと、快く了承してくださいました。ありがたく弾かせていただくことにします。

こちらに置かれているのは、センチュリオンホテルグランド赤坂、レジデンシャル赤坂に設置されていたものと同じく、Pramberger製のピアノのようです。木の温かみが感じられるボディに、独特の譜面台の形状、そして猫脚が目を引きます。

この場所では、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻から13番を演奏しました。鍵盤に触れると、とてもクリアで明るい響きが感じられます。ロビーは音がよく反響する空間で、気持ちよく演奏することができました。

演奏を終えると、フロントにいらしたスタッフの方々が揃って温かい拍手を送ってくださり、嬉しかったです。

ピアノを弾いたあとは、ホテル内のサウナに行きました。新年初サウナでしっかりと身体を温め、心身ともにすっきりと整えることができました。

サウナでリフレッシュした後、今度は御徒町駅を越えて湯島方面へと歩きます。次に訪れたのは、こちらもセンチュリオン系列のホテル、「センチュリオンホテル上野」です。

2階のラウンジへ向かうと、そこにはピアノを弾いている女性の姿がありました。ちょうど、先ほど自分が上野駅で演奏していた「津軽海峡・冬景色」を弾かれていて、思わず足を止めます。

するとスタッフの方が声をかけてくださり、「いまコンサート中なんです。よければ聴いていってください」と、ピアノのそばのソファへ案内してくださいました。毎週土曜日の夕方は、プロのピアニストによるコンサートを開催しているとのこと。思いがけない出来事に、なんだか得をしたような気分になります。

この日は、ちょうど先ほどまで館内で餅つき大会を行っていたそうで、なんとお汁粉まで振る舞ってくださいました。至れり尽くせりです。

お汁粉をいただきながら、ゆっくりと演奏を聴きます。時折ほかのお客さんからのリクエストにも応えながら、その場でさまざまな曲を演奏されていて、音楽を通した温かいやり取りが感じられました。

コンサートが終わると、その場にいた筆者を含む数人が、自然と大きな拍手を送りました。とても素敵なコンサートに居合わせることができ、幸運だったと思います。

その後、筆者もピアノを弾いてみたいと思い、スタッフの方に声をかけると、こちらも快く了承してくださいました。ここのピアノも先ほどと同じくPramberger製ですが、色艶がとても美しく存在感があります。

ここでは、ベートーヴェンのソナタ31番1楽章を演奏しました。高音は明るく澄み切った音色で、一音一音の輪郭が明瞭に感じられ、弾いていて心地よいピアノです。広々とした空間の中で、ゆったりと演奏できる時間は、とても贅沢に感じられました。

演奏を終えると、フロントのスタッフの方や、ソファに座って聴いていたお客さん数名が拍手を送ってくださいました。

今回は3箇所のストリートピアノを巡ることができ、「ストピ初め」にふさわしい一日になりました。今年もまた、こうした素敵なピアノや音楽との出会いが沢山あるといいなと思います。

さて、ここで宣伝です。1月24日(土)、上野の旧東京音楽学校奏楽堂にて、当会の「ニューイヤーコンサート」を開催します。出演者一同、演奏を通して2026年の幕開けを明るく盛り上げていきます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

25年度ニューイヤーコンサート旧東京音楽学校 奏楽堂

【おまけ】
この日は調整中で弾くことができませんでしたが、上野にはもう1台ストリートピアノがあります。京成上野駅の改札外に設置されているピアノです。

音量はかなり抑えられていて、その分、気兼ねなく演奏できる環境です。人通りは極端に多いわけではありませんが、場所柄、大きなスーツケースを持ったインバウンドの方々が足を止めて聴いてくださることもあります。言葉の壁を越えて音楽に興味を持ってもらえるのは、やはり嬉しいものです。

【今日の飯テロ】
今回は御徒町の老舗洋食店へ。こちらはトンカツ発祥のお店と言われているお店ですが、今回はカキフライを注文しました。

大粒のカキで、ひと口食べるとカキのミルキーな味わいが広がります。衣の柔らかな食感も印象的でした。カキフライを食べて、カキそのものの美味しさがここまで感じられたのは初めてかもしれません。感動の一皿でした。

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