昨日某メンバーが3月に生まれたお子さんを連れて発表会にきてくれました
なんでも、
雨の日には、ブラームスの雨の歌ソナタをきかせている
その他、ラフマニノフとかも(多分、そのメンバーききそうな、ピアノ協奏曲の第三番とか第四番あたりでしょうか)
ポイントは、きかせている、ではなく、自分が(ききたいから)きいている それを結果、子どもがきいている
それが理想と思いました。
翻って、思い返しても、父親がよく車(当日はカセットテープとかだった)でチャイコフスキーの交響曲をきいてて、第五番のフィナーレの雄大なテーマ(運命のテーマという)を、子ども心に高揚感をもってきいていたのを、いまだに思い出します。
子ども心にも、親にその高揚感を感じ取られては恥ずかしい、みたいな気持ちがあったのかな。いつも、父親が車を離れた瞬間に、こっそりテープを巻き戻してきいていた、なんか秘密めいた記憶が残っています。
余談ですが、その運命のテーマが第二楽章の終わりあたりに、短調で悲劇的に突然金管の咆哮で奏でられる。
裏切られた、人生は思い通りにいかぬものだ、を悟ったのは、その瞬間からかも知れません。
みなさんにとって、子ども心に影響を与えた音楽って、なにかあったりしますか
(R.M記)