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  3. 【メンバー日記】山の話

 たまには日記を書きます!

 ショパコンについて日記を書いている方もいて、ショパコン熱が冷めやらぬ感じですが、自分はなかなか追えていません。ソナタ1つ聴いただけでお腹いっぱいになっちゃう。たくさん聴いてる方本当に凄いなと思います。
 今のところ一番好きなのはZitong Wangさんです。ツィメルマンみがある。

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 さてさて、今回はピアノと関係ない話。
 みなさん、ピアノ以外の趣味や好きなことってありますか?
 自分はわりとアウトドアが好きでして、ここ5年くらいは毎年温かくなると、とにかく山に行きたい。山登りの魅力にずっぽりハマってしまっています。
 今年のシーズンには、例年に増してたくさん山に登りましたので、備忘も兼ねて少し書いておこうかなと思いました。

 今年行った山は以下のとおり。

【5月】
■滝子山(1620m)〈山梨〉
■笹子雁ヶ腹摺山(1357.7m)~お坊山~大鹿山〈山梨〉

【6月】
■大蔵高丸(1781m)~ハマイバ丸 〈山梨〉
■岩殿山(634m)・稚児落としルート〈山梨〉
■編笠山(八ヶ岳・2524m)

【7月】
■金峰山(2599m)〈山梨・長野〉日本百名山
■瑞牆山(2230m)〈山梨〉日本百名山
■八ヶ岳南部縦走(船山十字路~西岳・青年小屋~編笠山~権現岳(2715m)~八ヶ岳キレット~赤岳(2899m)~阿弥陀岳(2805m))1泊2日 〈山梨・長野〉
■北八ヶ岳(白駒池~天狗岳(2646m)~にゅう)〈長野〉

【8月】
■北アルプス裏銀座縦走+雲ノ平 3泊4日(テント+小屋泊)〈長野・岐阜・富山〉
ブナ立尾根~烏帽子岳~野口五郎岳~水晶岳(2977.9m・日本百名山)~鷲羽岳(2924.4m・日本百名山)~祖父岳~雲ノ平~三俣蓮華岳~双六岳~樅沢岳~西鎌尾根~槍ヶ岳(3180m・日本百名山)~槍沢~上高地

■北アルプス槍穂高+表銀座縦走 3泊4日 (小屋泊)〈長野・岐阜〉
上高地~前穂高岳登山道・重太郎新道~前穂高岳(3090m)~吊尾根~奥穂高岳(3190m・日本百名山)~穂高岳山荘~涸沢岳~北穂高岳(3106m)~大キレット~南岳~大喰岳~槍ヶ岳~東鎌尾根~西岳~大天井岳~燕岳~合戦尾根

【9月】
■南八ヶ岳周回 1泊2日 (小屋泊)〈山梨・長野〉
(美濃戸~硫黄岳~横岳~赤岳)
■南アルプス・甲斐駒ヶ岳(2967m・日本百名山) 1泊2日 (テント泊)〈山梨〉
(竹宇駒ヶ岳神社~黒戸尾根ルートピストン・七丈小屋テント場)

【11月】
■本社ヶ丸(1631m)〈山梨〉

 地図を見て計画を立て、シーズン中は週末が近づくごとに天気予報とにらめっこする毎日。足慣らしのために5月からアクセスのよい山梨県大月市の低山から初めて、八ヶ岳、奥秩父山塊とステップアップしてから、夏本番には、泊りでの八ヶ岳、北アルプス縦走と南アルプス甲斐駒ヶ岳に挑戦しました。
 中には暴風雨のような悪天候の時もありましたが、それはそれで冒険として思い出に残り、天気の良い時の絶景は素晴らしいものでした。
 特に北アルプスでの2度の3泊4日縦走。年始の段階で、「今年は北アルプス槍穂高をやる!奥穂の山頂に行く!」と心に決めていました。テントを背負って歩いた裏銀座の長いルートと雲ノ平、そして恐怖の岩場が続く穂高から大キレットを経ての槍ヶ岳、表銀座と、どちらもソロで行ったのですが、憧れのルートを踏破できたのがとても嬉しかったですし、とても充実して思い出深いものになりました。
 その中でも特に思い出に残った景色がいくつかあって、一つは雲ノ平の夕暮れの風景。雲ノ平は「日本最後の秘境」と呼ばれる、北アルプスの奥地にある場所で、行くだけで2日~3日はかかります。そこで観た景色は、咲き乱れる高山植物チングルマの綿毛に、山の間に暮れゆく夕日の光が照らし、辺り一面が輝いていて奇跡のような瞬間でした。

 それから、快晴の槍ヶ岳の山頂。これは2回目の北アルプス遠征の時なのですが、3,180mの山頂から360度の大パノラマで、歩いてきた穂高連峰も、以前歩いた裏銀座の山々も、これから歩く表銀座の山々も、八ヶ岳も南アルプスも富士山も、全て見えている! まるで世界を一望しているような気分で素晴らしかったです。

(歩いてきた穂高連峰を振り返る。)


(頂上の祠と、北鎌・裏銀座方面)

 あと、ここまで来るために前日通過した涸沢岳~大キレットは本当に怖かった。

 それ以外にも、晴天快晴で爽快だった南八ヶ岳の縦走や、神社や遺物を拝みながら登った甲斐駒の黒戸尾根ルートも、はっきりと記憶に残っています。今年の山歩きは楽しかったなぁ~。

(八ヶ岳・権現岳山頂から)


(北アルプス・西岳から)


(北アルプス・大天井岳から見る槍穂高連峰)

 ところで、時々「なんで山に登るの?」という質問を受けることがあります。

 勿論、結局は楽しいからなのですが、質問者としては往々にして「急坂を辛い思いをして登ることの何が楽しいのか(単なる忍耐なのでは?)。頂上の景色にそれほど価値があるのか(よい景色を見たければ山でなくともよいのでは?)。」というニュアンスを含んでいるものと思われます。

 これについて、山での楽しいという感覚をもう少し具体的に言うと、実に様々な要素があります。自分が考える山の魅力について少し書いてみると、以下のようなものです。

・自然の中に入るのが気持ちよい。空気も美味しいし、森の中はいい香りがする。
・都会から離れて人のいない環境に入るのがリフレッシュになる。
・会った人と仲良くなることもある。
・岩場を乗り越えたり、沢を渡ったりするのは冒険感がある。霧が出たり雨が降ってもそれはそれで冒険になる。
・歩くだけではなく、よじ登る・這いつくばるなど、全身を動かす運動であり、それが気持ちよい。下り坂をトレラン気味に走るのも爽快である。
・苔や高山植物などの観察ができる。綺麗な花を沢山見ることができる。
・珍しい昆虫や野生動物を見ることもある(熊さんとは出会いたくないですが。)。
・火山岩や溶岩などの鉱物や地層・地形の観察ができる。
・雲海やご来光、夕日、満天の星空等の絶景を見ることができる。紅葉の山も美しい。
・頂上の眺望は素晴らしいことが多い。
・自分で道具を考え、計画を立ててコースを考える楽しみもある。
・自分の脚で登ったという達成感を味わうことができる。

…まだまだ考えられますが、要するに、山に登るのはただ単に坂を登るわけじゃないし、頂上に行くことだけがゴールじゃないってことです。自然の中に入る気持ちよさ、色々な形で体を動かす喜び、足元の草花から遥か彼方の稜線や星空まで観察したり眺めて楽しめるものは沢山あって、色々と考えて計画して達成する面白さもあります。

(苔の森)


(高山植物の女王、コマクサ)

 あと、やっぱり人から離れられるのもいい。北アルプス裏銀座の初日、直前まで悪天候だったため人が全くいない中、ひたすら3時間くらい一人でだだっ広い稜線を歩いていたのですが、とても贅沢で得難い時間だなと思いました。
 逆に、人とのいい出会いもあり、人の少ないコースや難所で出会った人と交わす会話も楽しかったりもします。あの時大キレットを一緒に乗り越えた兄ちゃん、ありがとう!(笑)

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 さてさて、こんな感じで暫く山に明け暮れていたのですが、演奏会も近づいてきたぞということで、最近はちゃんと練習していました。

 自分は、明日のさいたま会場でモーツァルトのピアノソナタ第13番K.333を演奏する予定です。モーツァルトのソナタの中で一番好きな曲です。ハ長調とかニ長調、ヘ長調なんかが多いモーツァルトの中で、変ロ長調というのがおしゃれでよい。

 ピアノソナタを舞台上で全楽章弾くのは初めてなので、自分の中で新たな挑戦です。課題は、集中力が持つかどうか(笑) 練習で通し弾きしても途中ぷっつりと集中力が切れることがあります。モーツァルトのソナタでこれなんだから、本格的なロマン派のソナタやコンチェルトを弾くプロのピアニストはやっぱり凄いと思いました。
 あと、これはモーツァルトだからかもしれないですが、2楽章で眠くなります。自分で弾いていて寝そうになります。本番も居眠り運転ならぬ居眠り演奏しているかもしれません。
 それから、常々思っているのですが、古典派は音階やトリルの綺麗さや、ちょっとしたミスも、何もかも全てモロバレするので、人前で弾くのは本当に怖いですね(笑) 

 実行委員の方、運営の方、ご準備ありがとうございます&おつかれさまです。
 出演する方、頑張りましょう!

 それでは。

ピアノサークル ピアノを弾きたい!

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