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  3. 【メンバー日記】常識

突然ですが皆さま、自分が「普通=変わり者ではない」という自覚は
どの程度あるでしょうか。
私は変わり者である、という自覚を持つ程度に変わり者ではありません。

言葉遊びはともかく、最近ツイッターで
気になる投稿をいくつか拝見したので日記として、したためてみます。

「気になる投稿」とはストリートピアノについてのあれこれ。
アンチ勢はともかくとして、曰く
『景色は素晴らしいね。アマチュアのピアノが無ければ最高だよ』
『ピアノが「叩かれて痛い」って言ってるのに、ずっと同じ弾き方』
・・・etc.
(※原文ママではないです)
他にもいろいろありましたが、もっとも刺さった
この2つについて、ピアノを弾く側としてちゃんと考えてみます。

そもそもストリートピアノ(ストピ)、なんであるのでしょう?
私が聞いたり調べたり、の範囲では
「音楽を身近に」の理念が最初かと思いました。

『常識』的に考えて、路上で演奏をする場合、許可を取る必要があります。
それなのに楽器が置いてあって、『ご自由に演奏してください』。
しかも無料で。

弾く側の『常識』としては
ピアノ(楽器)があるなら弾くだろ?です。
(何よりピアノは持ち運べないので、広い公園にMy楽器を持参して吹く、とか出来ませんし)
でも、弾かない側の『常識』としてはどうでしょう。
嫌煙家目線で作られた広告のように、
「音の行方。本人だけが、他人事でした」
かもしれません。

そんなストピの中で、もてはやされるのが体育会系。
「速い! 大きい!! すごい!!!」というやつです。

当然、それに感動してそれを目標にする人が弾けば。
・・・これはまだ純粋。
受け狙いのためにそういった曲ばかり演奏すれば。
・・・「音楽を身近に」で身近に普及される音楽は一色になってしまうでしょう。

私はピアノの一番の魅力は、
一人で多くのキャラを同時に演じられることだと思っています。
でも、受け狙いの多くは『独りでなんかすごい(ように見える)ことしてる』。

・・・個人的には、そんな弾けるならその技術で何ができるか、
その幅を見てみたいのですけれど。
なんだか寂しいと感じてしまいます。

とまぁ、ストピについての意見に対する賛同意見(?)を私なりに書きました。
反論部分は水掛け論になるから書きません^^;

お金をもらったり、払わないでもいい場所で演奏するなら、
お客さんをメインに考える自分でありたい。
というのが、弾く側の「私の」「常識」。

だから。
こちらが払う側である練習会や発表会では、
余裕があれば聴く人のこと考えて、
まずは自分がやってみたいことを試す場であってほしいな。
それが、ずっと弾いてきた私の「常識」です。

そしてここからは外部で見てくださった方々向け。
11/2・3にPH会の演奏会があります。
11/2
2019年度発表会@稲城市 iプラザホール
11/3
2019年度発表会@曳舟文化センター

https://pia-no.com/@/concert2019

↑のように様々な考えの方が出演します。
何より、無料です!
(学生時代こういった催し、月一くらいで
聴きに行って勉強のしてたこともあります)
いらしてお楽しみいただければ幸いです。
(現状、出演しない私が言うのも変な話ですが、
あわよくば出演枠狙って準備していきます)

ピアノサークル ピアノを弾きたい!

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