令和5年のスタートしてから1週間経った先週の土曜日、上野音楽学校奏楽堂にて、箱根駅伝と並ぶ新春恒例行事のPH会ニューイヤーコンサートが行われました。今回は、その時に弾いた曲と練習エピソードを書こうと思います。

演奏したのは、ショパンのエチュードから「革命」。これはもともと高校のときに同じ部活の人が弾いていて衝撃を受け、いつか弾いてみたいなと憧れていた曲でした。

曲のイメージ自体は持てていたものの、いざ譜読みを始めるとそのテンポや指づかいに全くついていけず、とにかく苦戦しました…。

革命の苦戦ポイントはいろいろありますが、個人的にはやはりここでしょうか。

まず「臨時記号だらけで譜読みがめんどくさい」
弾いてみて「（左手の）薬指と小指を痛めつける運指」

…あまりにも覚えられず、訳分からない自分独自の覚え方を考案してなんとか暗譜した記憶があります。指の運び方も苦手だったので、年末年始は1日中ここばかり弾いていました。（なのに本番ミスる）

（ちなみにPH会で革命経験者と話してみたのですが、多くの方がここが一番苦手だったと話していました。）

本番数日前からは「なぜこの曲を選んでしまったのだろうか」という演奏会前あるあるな感情を抱えながら本番を迎えたのですが、個人的にはあこがれの曲をまずまずの形で終えることができて満足のいく演奏会でした。

来月は春の定期演奏会が2会場。個人的には本番はありませんが、次の曲は何にしようかと考えながらYouTubeを漁る毎日です。