バレンタインデーとかホワイトデーとかってあるじゃないですか。
情けない話ですが、冴えない男的観点から見ると、だんだんと親とかに対して申し訳ない気持ちになってくるんですよ。
最近ようやく、対処法が分かりました。
「やられる前にやる。」
こっちからあげてやればいいんですよ!
→→→いや、何言ってんだよ←←←
という訳で、お菓子作りについて話をしたいと思います。
さて、お菓子作りもとい、料理には以下のような格言があります。
「料理は愛情」
ある程度お菓子作りをやってみると、この言葉には「なるほどな」と思わされはします。
ただし、愛情とかをのたまう以前に大前提の話があります。それは
「料理は化学」
であるということ。この話の詳細に足を突っ込むと駄文で埋まるので、端的に言うと、
「まずはレシピ通りに作れ!!!」
ということです。
テキトーにやって美味しいものができるほど、お菓子作りは甘くはないのです!
スイーツだけに!←←
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人に食べて頂くというのは、本当にハードルが高いものです。
料理を他人に振る舞うなら
どれだけ頑張ったかを表現するのではなく
どれだけ美味しいかで勝負しましょう!
食べて頂く相手のことを想ってください。
「なんかあんまり美味しくないけど、頑張って作ってくれたんだな。ありがとう」
…………とか、思って欲しいですか?
不味いもん食わせた上、気を遣わせてどうすんですか。
単に
「ふーん、美味いやん」
これでだけで良いと思うんですよね。
「手間かけてすまないな」とかそういう余計なことは思われたくないなと思います。
「どれだけ頑張ったか」、「どれだけ工夫したか」と言う話は、食べて美味しいと思って頂けた上で輝くものなんですよ。多分。
その為にはそう、1にも2にも、
「レシピ通りに作る」
なのであります。先人の偉大な経験の力を借りましょう。盗みましょう。絶対に美味しく作れますから。
愛情だのなんだの言うのは、その後です。
お酒が好きな人ならお酒を飛ばす量を抑えたり、最後にちょっとリキュール塗ってみたり。フォークで潰すだけじゃなくて丁寧に裏漉ししてみたり、生地に合わせてドライフルーツなりナッツなりを入れてみたり、小麦粉とか砂糖とかの素材にこだわるのもいいかもしれません。
…
「その後です」
とか言って軽視する感じの表現してますけど、本当に美味しいと思ってもらえるかの勝負どころはここだと思います。
「カントリーマアムより美味いお菓子作るんだ!!!」と言う決意を持って頑張りましょう。料理は愛情!
とにかく、基本レシピ通りにやったとしても色々と工夫のやりようはあります。考えるだけでも楽しくなってきますね!!!
まあ結局、ブランド物の高級スイーツを食べた方が美味しいと言われれば、それまでですけどねー
★おまけ:最近作ったスイーツ
・苺のテリーヌ
見た目が良ければ味も上がる、そんなことを痛感するスイーツです。
うん。これは
>>>女子が作るべきだった<<<
苺はちょっと時間をかけて砂糖漬けにしました。苺の砂糖漬けだけでも相当美味いのですが、滲み出てくる苺エキスも使ってテリーヌにしてます。
テリーヌ生地ははゼラチン若干多めで硬めの仕上がりにしてます。白ワイン入れた後はあまり煮沸せず、ワインのアルコール感をそこそこ残すイメージで作ってますね。まあ、そんな小手先の話よりもなんと言っても見た目だけで美味いんですけど。
・ガトーショコラ
チョコレートケーキをしっとりさせたり外側のチョココーティングを硬めたりしたりで時間はかかるのですが、それ以上にマジで美味いです。
このね、チョコレートでコーティングするところが一番楽しいです。チョコレートを溶くお湯が多すぎると、チョコが全然固まらなくなるので注意です。
板チョコ一枚にお湯大匙2、GODIVAリキュール大匙1でやってます。ほんのり香るGODIVAがもうね…
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ピアノ歴:小4〜高2、大学卒業〜現在
好きな作曲家:レフレール
ピアノ以外の趣味:リキュール作り、お菓子作り、お笑いの研究
ひとこと:僕の作るケーキが不味いわけがない。何故ならば、不味いケーキは全部自分だけで食べるからだ。
……それつまり…..逆説的。