どうも、T.N.です。ゴールデンウィークはみなさま如何お過ごしでしょうか。
筆者は5月1日、立川の昭和記念公園で開催中のイベント「Flower Festival 2023」(3/18~5/28)に行ってきました。
会期中、広大な園内では色とりどりの花を見ることができます。筆者はレンタサイクルで園内に点在するお花畑を巡りました。この日は、シャーレポピーとネモフィラがちょうど見頃を迎えていました。辺り一面が鮮やかな赤や青に染まる様子は壮観でした。
今回公園を訪れた目的のひとつは、ストリートピアノを弾くことです。園内の「花みどり文化センター」に向かうと、1台の電子ピアノが設置されていました。
このピアノには「ミュージックタペストリー」というカシオの技術が搭載されているそうで、楽器の横にはこのような説明書きがありました。
「”ミュージックタペストリー”とは、カシオ計算機株式会社で開発した演奏を絵にする技術です。独自の音楽解析技術により、弾いているそばから、楽しい曲は明るく、シックな曲はシックな雰囲気に合うアートを生成することができます。」
説明を読んだ筆者は、思わずこう叫びました。
「え!?(絵だけに)」
どうやらピアノを弾くと、曲に合わせて目の前のモニターに絵が出てくるそうです。絵柄は紅葉やブーケ、恐竜などいくつか選べるようになっているのですが、筆者は薔薇の絵を描くことにしました。
普段であればストピで長い曲を弾くのは避けるのですが、他に待っている方がいらっしゃらなかったので、今回はショパンの「バラード第4番」を演奏することにしました。
弾き始めると、目の前に色とりどりの薔薇の花の絵が浮かび上がってきました。音量や音の数、パッセージの速さに合わせて、浮かび上がる花の大きさや数が変わってくるのが面白かったです。曲の雰囲気の変化に合わせて、背景の色が少しずつ移り変わっていくのも凄いなと思いました。
演奏後には、1曲分をまとめた絵が表示されます。筆者の演奏はこんな絵になりました。
T.N.作 「薔薇ード第4番」
この「ミュージックタペストリー」では、同じ曲でも弾き方により生成される絵が変わるため、二度と同じ絵は作れないそうです。一度きりの演奏、このように目に見える形で残しておくのも素敵だなと思いました。
こちらのピアノは5月7日までの期間限定での設置となっています。是非、昭和記念公園で色とりどりの花が織りなす絶景と、ピアノでのお絵描きを楽しまれてはいかがでしょうか。
また筆者は今回行かれなかったのですが、公園の近隣には他にもストリートピアノが弾ける場所があります。
(M.K.さんの日記をご参照ください https://pia-no.com/site/blog/%e3%80%90%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%90%e3%83%bc%e6%97%a5%e8%a8%98%e3%80%91%e7%ab%8b%e5%b7%9d%e3%81%ae%e3%81%8a%e3%81%97%e3%82%83%e3%82%8c%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%a7%e5%bc%be%e3%81%8f/)
立川に行った際は、ストピ巡りも楽しそうですね。
【今日の飯テロ】
立川の人気ラーメン店にて。モチモチとした食感の麺はさることながら、深いコクのあるスープは最高でした。