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  3. 【メンバー日記】東京ポートシティ竹芝・メズム東京 ストリートピアノ

どうも、T.N.です。今日も元気にストリートピアノ日記を書いていきたいと思います。

7月19日(日)。この日は、東京ポートシティ竹芝を訪れました。

ビルの3階にある大きな展示場では、ボードゲーム「カタン」の関東大会が開催されていました。ガラス越しには、何百人もの参加者がゲームを楽しんでいる様子が見えます。

筆者も学生時代によく遊んでいたのですが、ここまで大きな大会が開かれているほどとは初めて知り、驚かされました。

「やはり、カタンしか勝たん

そんなことを思いながらビル内を進んでいくと、エレベーターホール前のロビーに1台のアップライトピアノが置かれていました。

ちょうどピアノの前には、小さな女の子が腰掛けていました。お母さんに見守られながら、楽しそうに童謡を弾いています。素敵な演奏に拍手を送ります。

続いて、筆者の番です。ここでは、ベートーヴェンのソナタ31番3楽章を演奏しました。

音はあまり響きすぎず、鍵盤の反応も素直で弾きやすく感じられます。日曜日のオフィスビルは比較的静かでしたが、ときおり館内を訪れた方が近くを通り、その空気感を感じながら演奏します。目の前にはガラス越しに竹芝の景色が綺麗に見え、開放感のある環境での演奏を満喫することができました。

この場での演奏を楽しんだ後は、歩いてすぐの場所にあるホテル「メズム東京」へ向かいます。

エレベーターで16階へ上がると、フロントに隣接して、ガラス張りの開放的なバーラウンジが広がっていました。この日はすっきりと晴れており、眼下には浜離宮庭園、その先には汐留の高層ビル群やスカイツリーまでよく見えます。

まずはラウンジで一休みすることにしました。こちらはアートを前面に押し出した空間となっており、スイーツメニューをめくっていくと、その一つひとつにもデザインへのこだわりが感じられ、見ているだけでもワクワクしてきます。

今回は、夏季限定のレイヤードパフェを注文しました。生ハムとメロンが載った少し珍しいパフェで、下へ食べ進めていくたびに、次々と味が変化していきます。一風変わったパフェでしたが、最後まで新鮮な気持ちで美味しくいただくことができました。

パフェをいただいた後は、フロントスタッフの方に声をかけます。こちらのラウンジにはピアノが設置されており、演奏ルールの書かれた同意書を確認の上サインをすると弾かせていただくことができます。

スタッフの方に案内していただいたのは、建築家のアントニン・レーモンド氏がデザインした、ヤマハの貴重なビンテージピアノです。赤みがかった美しい木目と、普段見るものとは少し異なる書体の「YAMAHA」の文字が、このピアノならではの特別感を感じさせます。

 

スタッフの方がラウンジに流れていたBGMを止めてくださると、周囲にいた方々の視線が一斉にこちらへ集まりました。

しばしの静寂の後、一呼吸置いて演奏を始めます。今回演奏したのは、ショパンの舟歌です。

鍵盤は重く、音を鳴らすためにはしっかりとしたタッチで押し込む必要があり、少し演奏するのは大変に感じました。ただ、弱音の柔らかさや繊細さはとても素晴らしく、弾いていて心地よく感じられます。横に広がる景色を眺めながら演奏できるのも、とても気持ちの良いものでした。

演奏を終えると、ラウンジのあちらこちらから拍手をいただきました。なかなか緊張感のある環境でしたが、無事に弾き終えることができて良かったです。

その後は、中学生くらいの男の子が続いて演奏を始めました。自分で弾いているときにはあまり分かりませんでしたが、少し離れて聴いてみると、ピアノの音がラウンジ全体によく響いていることが分かります。彼の演奏に、ラウンジにいた皆さんもじっと耳を傾けていました。演奏を終えると、ラウンジ全体から大きな拍手が送られました。

最後にはスタッフの方へ、お礼をお伝えしに行くと、「また弾きに来てください」と声をかけていただきました。

貴重なピアノを演奏できたことに感謝しつつ、その場を後にしました。

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