どうも、T.N.です。今日も元気にストリートピアノ日記を書いていきたいと思います。
今回訪れたのは、東武東上線・大山駅近くにある板橋区立文化会館です。
こちらでは毎月数回「ロビー開放日」が設けられており、キッチンカーが出店したり、ロビーで自由にピアノを演奏できる日が用意されています。
ロビー開放日は平日の日中に設定されていることが多く、以前から気にはなっていたものの、なかなか訪れる機会がありませんでした。今回ようやく念願叶って足を運ぶことができました。
館内に入るとすぐ、ロビーには1台のアップライトピアノが置かれています。
ピアノにはメルヘンチックなイラストが施されており、その華やかなデザインがひときわ目を引きました。素敵な装飾に驚いた筆者、大山だけに思わずこう言いました。
「おーや、まぁ!」
早速弾かせていただくことにします。今回はショパンの舟歌を演奏しました。
ピアノから響くキラキラとした音色がとても印象的で、こんなに綺麗な高音はストリートピアノではなかなか珍しいように感じました。音は周囲によく反響し、静かなロビー全体に広がっていきます。落ち着いた空間の中で、音楽にじっくり向き合うことができました。タッチも非常に軽やかで、終始気持ちよく演奏することができました。
演奏を終えると、ロビーのどこからか拍手が聴こえてきました。後方のベンチで年配の女性の方々が聴いてくださっていたのです。
「良かったです!ありがとうございました!」
その温かい言葉がとても嬉しく感じました。
次はそのうちのお一人がピアノに向かいます。鞄から使い込まれた歌謡曲の楽譜を取り出しながら、
「小さい頃に弾いていた曲があるんだけど、最近ここに来て、この場所でまた聴かせられるようにしたいと思って。いま練習しているんです」
と話していました。
その後、実際に演奏を聴かせていただくことに。丁寧に紡がれるその演奏には、年月を経てもなお音楽を楽しむ喜びが感じられました。思わず拍手を送りました。
こうした気軽にピアノを弾ける場があることによって、彼女のように、かつて親しんだ音楽に再び向き合うきっかけが生まれるのは素敵なことだと思いました。こうした場がこれからも長く続いていってほしいと思います。