と標題は申しております。
そんな中、練習したいけど音出しできない、
フリータイムがこんな時間。
気温も下がってきて、私には厳しい季節。
どこかの漫画にも、
「災難は畳みかけるのが世の常だ。言い訳したら誰か助けてくれんのか?」
とありました。
それでも。
眠るの大好きな無精者としては、こう言いたいのです。
急がば回れ、とか、助けて○○えもんとか。
分かってたって、言い訳がよぎる。
しょうがないものです。・・・だもの。。
なので、こんな時は身体に休んでいただいて、
次回の本番曲の「お話」をしようかと。
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琉球幻想曲は、元の歌があります。
それが沖縄の民謡、「安里屋ユンタ」。
wikiにも載っており、夏川りみもカバーしていたそうです。
その内容は、ざっくり。
昔、竹富島に”クヤマ”という美人がいて。
その美貌ゆえ、役人が求婚します。
しかしクヤマさん、『私には心に決めた人がいます』とばっさり。
おかみという権力に背いて、己を貫く。
現代と違い、平民の権利なんて塵芥な時代に。
しかもこのお話、これで終わりません。
これに怒った役人がクヤマやその愛する人を迫害し、
誰かがその迫害を断ち切り、クヤマ達は幸せに、
その役人は裁かれる勧善懲悪。
・・・それが一般的な流れ。
このお話は違うのです。
そのお役人、クヤマを恨むのではなく、
「ならお前以上のひと見つけて添い遂げる」
と言って、それを実現して故郷に戻り幸せになる。
誰も不幸にならない^^;
しかもこのお話、実話だそうです。
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背景を調べて、
楽譜に書かれたことから作者の想像していたことを汲み取り、
出来る限り技術練習をして、
その経験を身体に通し、
最後に頭に入れたことを空っぽに。
そうして無意識に残ったもので弾いたら、
一番芯の部分に迫れるんじゃないかなと。。
・・・なかなか、最後までたどり着けませんが;
人前でちゃんと弾くのは、私は2度目。
技術は衰えたけれど、それ以外が成長してることを信じて。
思いきり、遊びたいと思います。。