先日、武蔵野市民文化会館での演奏会に出演しました。
今回もとても思い出に残る楽しい演奏会になり、実行委員の方々やいつも会を支えてくださっている方々、特に卒業生の皆さんに本当に感謝です。
また今回は写真の得意な方が多かったこともあり、いつも以上に素敵な写真がたくさん上がっていて、皆さんの綺麗な演奏写真を見て余韻に浸っています。
私が今までにサークルで出演した演奏会の数をなんとなく数えてみたら、今回の武蔵野会場で18回目くらいでした。こんなに出てるのに人前で演奏するのはどうしても緊張するしいつまでも慣れないんですよね。ミスタッチや部分的に暗譜が飛んでしまうのは仕方ないしあるあるなのですが、なぜか演奏会当日は演奏以外のところでハプニングが起こりがちです。今までには髪飾りやアクセサリーを気合を入れて買ってきたのに付けるのを忘れる、会場の建物内で迷子になる、出番直前に急に足が痛くなる…などなど色々ありました。皆さんには今までの発表会で思いがけないハプニングはありますか?
今回は何度も来て慣れているホールで忘れ物もなく、演奏前トークもちゃんと事前に考え準備万端で臨んだばずだったのですが、演奏中に自分でもびっくりするようなミスをしてしまいました。レ・フレールの曲に詳しくない客席の方にはあまりバレていなかったみたいなので、あえて書くこともないかなり個人的な話になりますが、自分の反省用に記録しておこうと思います。
今回は連弾デュオのレ・フレールの完璧なお城変奏曲という組曲の中から4曲目のマスカラードを演奏しました。連弾でありながらプリモとセコンド、どちらにも長めのソロパートがある曲です。
中間部に情熱的でカッコいいプリモのソロパートがあって、終盤に向けてどんどん加速しながら上がっていく中に、セコンドの私がすっと合流するという、スマートでカッコいい(?)流れがあるはずだったのですが、なぜかぼーっとしていてタイミングがわからなくなってしまい入ることができませんでした。
もしも客席にレ・フレールの大ファンの方がいたら呆れられそうなミスです。ミスタッチなどはお互い様で仕方ないけれど、自分が120%悪い完全におバカなミスでスピード感のある流れをぶった切ってしまったので、申し訳無さと恥ずかしさで真っ青になりました。ミスした後、「????」という感じの間があったことは覚えているのですが、その後どうやって弾き直して終わらせたのか記憶がありません。
言い訳をすると、待機中の長椅子がものすごい狭くて一旦舞台袖に戻ろうかなーとか、花粉感じるなーとか考えてしまった上に、自分のソロパートや難所を乗り越えて安心して集中力が切れてしまったようでした。
他にも静寂の部分でなぜか鍵盤に触って音を出してしまったり、練習では一度もしたことがない謎のミスを連発してしまいました。
連弾は技術的にそんなに難しくなくても華やかな演奏になるのでお得感があっておすすめなのですが、これから連弾に初めて挑戦する方がいらっしゃったら暇な時間に集中力を切らさないように気をつけてください。
まだミスのショックを結構引きずっていますが、後で良い思い出になるとポジティブに考えていきたいと思います。次の演奏会までは時間がありそうなので、久しぶりにクラシックのソロ曲でも弾こうかなと今は計画中です。次回は変なミスをしませんように。。
by M.K
ピアノ歴:4歳から小4、社会人になって再開
好きな作曲家:レ・フレール、ショパン、ラフマニノフ、リスト
ピアノ以外の趣味:動物園、猫カフェに行く♪、 立体パズル(ルービックキューブなど)、YouTube鑑賞(動物、ガチャピン、お笑いなど色々)