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  3. 【メンバー日記】演奏会の曲選び


先日はジョイントコンサートお疲れさまでした!
プログラムのおよそ半分が2台ピアノと豪華な演奏会でしたね。
私も2台ピアノを弾かせてもらいましたが、初めて協奏曲を弾くことができていい経験になりました。
実行委員はじめ準備に携わられた方ありがとうございました。

さて、これから秋の定演が続いていきますが、みなさん演奏会の曲選びはどのようにされてますでしょうか?
自分は大学時代にピアノサークルに入っていて、そこでもよく演奏会には出ていたのですが、その時と現在PH会の演奏会に出るときとでは曲選びの仕方が変わったなぁと感じています。
そのあたりの変遷を書いてみたいと思います。

【大学時代】
シンプルにとにかく弾きたい曲を選んでいました。
この曲かっこいい!弾きたい!と思っただけで選んでいたので、背伸びどころかジャンプするぐらいの曲選びもよくしていました。

幸か不幸かサークルの定期演奏会は長期休みの間に開催されていたので、練習時間はたくさんとれるんですね。
休み期間中に死ぬ気で練習して何とか本番に持っていく、みたいなことを自分含めみんなやっていたように思います笑(中には演奏会前日からスタジオで徹夜で練習してそのまま会場入りするみたいな人もいました…笑)
良くも悪くも時間のある学生時代だからできたことだなぁと今となっては思います笑

【現在】
PH会に入ってからは、①譜読みのしやすさ、②曲の難易度、③弾き込み具合、で曲選びをするようになりました。

①譜読みのしやすさ
書いてあることそのままですが、具体的には音数が多くない、②にも関係しますが時間をかけずにそれなりに形になるか、といったところです。
大学時代はラフマニノフやスクリャービンといった音数が多くて形になるまで時間のかかる曲をよく選んでいたのですが、社会人になってピアノに触れる時間が限られてくるとなかなかとっかかりにくいと感じて、譜読みのしやすさを重視するようになりました(初見苦手なので…)。
それとすぐに形になってくれた方がシンプルに自分が弾いていて楽しめるからというのもあります笑

②曲の難易度
これは大学時代の反省を踏まえたもので、自分の実力に合った曲にするといったところです。
憧れの曲を弾くというのも良いのですが、自分の実力を超えてると結局演奏会前に後悔する…みたいなことをよく繰り返していました笑
気持ちの余裕という意味でも、自分の実力に収まっている方が安心して本番も弾ける気がするようになりました。
また、「憧れの曲を弾く」よりも「完成度を上げる」方に興味が移っていったのもあります。
技術的な部分をある程度クリアできれば、こういうニュアンスで弾きたいといった表現的なところにも時間をかけられるようになってきて、それはそれで楽しさが広がるなと思うようになりました。

③弾き込み具合
ある程度既に練習して弾けるようになってきたものを演奏会にもっていく、といったところです。
体感的なところではありますが、練習期間が長いほど本番でも落ち着いて弾けたり、ある程度納得のいく演奏ができたりするなというのが経験上わかってくるようになりました。
それを踏まえて、細々とでもいいから練習期間を長くとれるよう努めるようになりました。
長い期間弾いていると、手にその曲が馴染んでくるというか、安定感みたいなものが増してくるように感じますね。

こう一通り書いてみると、「大学時代は時間が有り余ってたのでがむしゃらに弾いていたけど、社会人になって時間が限られてるので効率重視になった」ということなのかなと思います。
こちらは私の一例ではありますが、みなさんどのように曲選びしてるのか気になるのでぜひ教えてほしいです。
それでは今後の演奏会に向けて練習頑張っていきましょう!

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