自分の楽譜棚を見るといつも目に入る、「積ん楽譜」たち。
せっかく買ったけれど、新品同様で弾かずに放置している楽譜を、私は積読ならぬ、「積ん楽譜」と勝手に呼んでいます。
巷では、何と呼ぶのでしょうか?
私は現在、ピアノのレッスンに通っていないため、楽譜は自分で勝手に弾きたいものを買っています。そうすると、つい調子に乗って、自分のレベルに合わない楽譜を買ってしまい、よく「積ん楽譜」化してしまいます。
ということで、私のざんねんな「積ん楽譜」3選を日記にまとめてみました。
①ミーハー過ぎた度★★★
楽譜名:『パデレフスキ編ショパン全集VIIノクターン』
買った当時は、ショパンコンクールで世の中盛り上がっていた時期。
ノクターンいいかも〜と思い、せっかく買うならとパデレフスキ版を買ってしまいました。
でも、ショパンコンクールの時期が終わったら満足してしまい、一曲も弾いてない。というか私、ショパン好きとか言いながら、ノクターンとかほぼ知らない。弾きたい曲を見つけるところからスタートです。←いつやるの?
②調子に乗ってしまった度★★★
楽譜名:『フォーレ・ピアノ名曲集 即興曲、前奏曲、ヴァルスカプリス』
フォーレに初挑戦しようかと思ったけれど、調子に乗りすぎました。私に弾けそうな曲は、一つも載ってないです。(汗)
でも、憧れの曲の譜面を一目見たかったので。
③瞬間的に「積ん楽譜」になった度★★★
楽譜名:『全音ピアノピース524 泉のほとりで/リスト』
子どもの頃、家にあったCDでこの曲を知り、いつか弾きたい!と思い続けて、10年前に楽譜を買ってしまいました。
買ってすぐに譜読みをしようとしたら、弾き方からして想定外で一瞬で挫折。まあ、私の中では“リストあるある”です。
以上になります。
有料でダウンロードした楽譜などを含めるとまだあります。
しかも、ピアノ以外の「積ん楽譜」はもっとあります……(-_-;)一番失敗した〜と思ったのは、《無伴奏曲集》。ピアノ以外の楽器は、たいていの場合、伴奏が必要になりますが、「無伴奏曲なら、伴奏がなくても演奏できて、いいじゃん!」と、軽い気持ちで買ってしまいました(初中級者なのに)。orz
一見すごく簡単そうに見える曲もあったのですが、後から音大の入試などによく出る難曲だと知りました。笑うしかない……。笑
でも、楽譜を買わなければ存在すら知らなかった曲を色々知れたので、こういう失敗も無駄ではなかったかな、とも思います。
憧れの曲や難しい曲の楽譜を手元に置いておくと、モチベーションなどに繋がると思うので、個人的には大いにアリですね。
「積ん楽譜」はもったいないと反省するつもりが、結局開き直ってしまいました。
今後も私の「積ん楽譜」は増えていきそうです。
ではこの辺で。
Y.Y.