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  3. 【メンバー日記】私の現在 ~疑似ピアノバトンを添えて~

こんにちは!
初めましての方は初めまして、久しぶりな方はお久しぶりです!
3年ぶりくらいの日記です。前回は島根県に一時期暮らしてた頃の話ですね。

私の近年のサークル参加率として、記憶が正しければ2年前は演奏会のスタッフとしての1回、去年は演奏会の聴衆人とクリパで2回参加、今年は5月か6月に行った葛西臨海水族館と先日の埼玉演奏会の聴衆人、今週クリパの3回です。

このとおり全然顔出せてないので、今回は私の現在――特にお仕事についてお話しようと思います。
「え、学生だった君が仕事⁉ いつの間に……」
「やっと社会人になったんだ⁉」

私を数年前から知ってる皆さんにとって「私=学生」という印象が強すぎるせいか、このようなこと思っている方が多いと思います。大学1年の時に入会してからずっと学生していたのでそうなるのも無理ないと思うんですが笑
――まあそれは置いといて。

あらかじめ断っておきますが、タイトルのとおり内容的にピアノの話はほとんどありません。仕事関係と関連する資格のお話です。
でもこの2つだけではツマラナイと思って最後にピアノの話と疑似ピアノバトンを置いておいたので、ご容赦くださいm(__)m
タイトルは相変わらずふざけてます、ごめんなさい(フレンチ料理をイメージしました)

早速ですが、皆さんは税理士という職業をご存知でしょうか?
私の現在は今それに近い状態です(まだ税理士ではありません)。

税理士の平均年齢は60歳以上と言われており、30代・40代でも若手とされている職種です。「税理士=お堅い」というイメージが強いと思うのですが、理由の一つが平均年齢の高さにあるんじゃないかなと思ってます。つまり、いつもスーツで「ザ昭和」って感じの方々が多くいるので、そのようなイメージを抱くのかなと…。とは言え、最近は若手世代(20代・30代)も多くなっている印象です。

税理士は文字のとおり税金関係について取り扱うお仕事をしますが、税金は私たちの生活に深く関わっている、切っても切り離せないものです。

皆さんがイメージしやすいものは消費税、所得税、住民税、固定資産税あたりでしょうか。
そのような税金、皆さんは好きでしょうか?
私は大嫌いです。

嫌われ者の税金さんの制度はとても複雑です。
国民のほとんどが理解困難なものになっているため(特に住宅ローン控除を含む年末調整なるものは税理士業界からしてみても複雑怪奇すぎて〇ソ(P音)です)、税理士が納税の手助けをしている感じです。

とは言っても、税理士が対応している税目は基本的に申告納税方式による税目に限られてきます。
申告納税方式とは、納税者が自ら税金を計算して国に申告納付する方式のことです。先ほど挙げた身近な例で言うならば、消費税と所得税がこれに当たります。他には法人税とか相続税がこれに該当します(意外と少ない)。

ちなみに先ほど挙げた住民税と固定資産税は賦課課税方式といって、行政側が勝手に適正に税金を計算して納税者側に期日までに支払うよう通知される方式のことです。なので税理士はそこまで関与しません。こちらの種類はまあまあ多いです。

申告納税方式は自ら税金を計算するので、性悪説の観点に立つならば脱税とか可能なのですが、普通に税務当局にバレるし、バレたら重加算税が課されるのでやるものではありません。

税理士は、こういった税務申告書・申請書等の作成や税務代理、税務相談という独占業務をメインにして納税者の税金回りの業務で飯を食っているわけです(納税者・税理士・税理士法人以外がこのような業務を行うことは違法です)。
ごちそうさまです。

他にもM&Aのサポートや経営コンサルといった業務、移転価格文書の作成業務をやることもあり、これら以外にも多岐にわたります。

このような業務を行う税理士という職業ですが、国家資格なので年に1回国家試験があります。
もちろん私も受験しているのですが、このたび今年の試験において、写真のとおり無事に法人税に合格することができました!

本来であれば残り2科目合格する必要があるのですが、私は今回の試験を持ちまして税理士試験終了です!(理由は後述します)

私が税理士試験の勉強を始めたのが大学2年の秋頃で、ちょうど当サークルのクリパ実行委員長をやっていた頃です。今こうして思い返してみると、懐かしいですね笑
コロナ禍に入った初めての年ということもあって、食事関係とか会場関係とか色々苦労した覚えがあります。

――話戻します。

当時の私は簿記3級の基礎すら危うかった状態なので知識習得にかなり苦労しましたが(税理士試験の簿記論は簿記2級の知識が前提にあるため)、会計科目の簿記論と財務諸表論には2年目で合格しました。

法人税はその合格した年の翌年から受験して、今回の合格は3度目の正直です。
1年目は57点、2年目は53点と続いてましたが(合格点は60点)、何とか3年目で仕留めることが出来た次第です!

詳しくは覚えてませんが、勉強時間は講義時間を除いて、簿記論と財表は合わせて2000時間、法人税は2200時間くらいだった気がします。

ネットで調べると会計科目は各450時間、法人税は600時間前後とありますが、とてもじゃないけどこんな少ない勉強時間では受かりません(会計科目のほうは簿記1級持ってればこれ以下で受かると思います)。どの科目でもそうなのですが、よほどの天才でもない限り、一般に公表されてる勉強時間の2~3倍以上の時間が必要です。

さて、税理士になるにはいくつかの方法があります。第一に官報合格すること、第二に院免除制度を利用すること、第三にその他一定の方法があります。

1つ目の官報合格とは、純粋に試験科目11科目のうち5科目に合格することです。具体的には、会計科目2つ(簿記論・財表)と税法科目9科目のうち3つ(うち法人税or所得税は必須)の合計5つに合格したら税理士試験合格者(官報合格者)となります。

個人差や受ける科目にもよりますが、一般に官報合格に至るまでの勉強時間は3000~6000時間かかると言われています。そしてよく言われているのは、勉強時間的に生活をしていくうえで何かしらを犠牲にする必要があるということです。
それが家族なのか仕事なのか遊びなのかは人によると思います(私は大学生活を犠牲にしました笑)。

なので生半可な覚悟で挑むと後悔することになります。でも税理士になった後の将来は経済的・社会的に安泰が約束されてるので、そういう意味では良いのかもしれません。

少し話が派生しますが、税理士試験は毎年8月上旬に行われて合格発表は11月末です。

この発表時期について「発表遅いな⁉」というのが自然な反応で、ここまで期間が空いてる理由は分かりません。
下記のとおり記述式試験であること、採点者が各税目で1人ずつであることからすれば、1人で数百人~数千人の答案を採点するので、その採点作業と得点調整にかなり期間を要するかも知れません。

とはいえ実はこれでも数年前より早くなってます(数年前までは12月中旬)
合格した科目は生涯有効という少し特徴的な制度があるので、長期スパンで試験を受けていくことになるのが一般的です。
先ほど何かを犠牲にすると言ったのはこのことです。

5科目受かるまでに10年弱というデータもあり、仕事しながら試験勉強する方がとても多いので、まあそのくらいかかるよなという印象です。各科目60点以上で合格となっていますが、実態は上位10~15%くらいの受験者が合格していく相対試験です。

そして試験は2時間、回答形式は全科目記述式なので、試験を受ける側は時間との勝負になります。しかも受験生のほとんどが解けない論点が一部出されるのが普通で、2時間で解き切れない問題であることがほとんどなので、試験時間の中で取捨選択していくことになるのですが、相対試験なので受験生の多くが解けるような問題を確実に拾っていく必要があります。その見極めが難しいです。

↓実際の試験問題と解答用紙を見たい方はこちら(今年のものです)
https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/shikenkekka/75/touanyoushi.htm

そのような鬼畜の試験形式ですが、なんとこの試験、
①解答が国税庁から公表されない
②配点箇所及び各箇所での配点も公表されない(大問ごとの配点は分かる)
というおかしさを兼ね備えた闇の深い試験なのです。

①については予備校が公表する解答を見ながら自己採点するのですが、②に関してはもうどうしようもないんですよね笑
一応予備校の配点箇所と配点を参考にするのですが、実際にそこの配点は何点か、そもそも配点が置かれているか分かりません。

ちなみに国税庁に自身の採点後答案を請求できるのですが、のり弁のようにすべて黒塗りで返ってきますww
なのでどのように採点されているか一切不明です。
※似た試験に公認会計士試験というものがありますが、こちらは解答や配点、配点箇所が公表されるうえ、合格者の順位、偏差値等も分かるので透明性ありです。

さて、税理士になる方法に話を戻します。

2つ目の院免除制度(以下「院免」とします)を利用する方法は、一定の大学院(院免に対応している大学院)にて租税法に関する修士論文を執筆し、それを国税審議会に提出して審査に通れば税法科目2科目免除される制度です。

院免を利用すると、試験では会計科目2つと税法科目1つ(院免においてはどの税法科目でもOK)に合格する必要があることになるので、試験的な負担は1つ目の官報より軽いです。

上記のとおり官報合格はとても狭き門であるため、この院免制度を利用する方が現在では半数くらい居るようです。ちなみに私もこの方法です。先ほど「これにて試験終了」といったのは、既に会計科目2つと税法科目1つが合格してるからです。
あとは論文を国税審議会に提出して審査が通るのを待つだけです(剽窃とかしない限り基本的に通ります)。
まあ書類の準備とかが少し大変ですけど笑

3つ目のその他一定の方法は、他の資格を取得すること、もしくは税務当局の特定の部署で一定年数以上勤務することです。

ここで言う他の資格は士業の上位職種みたいなもので、弁護士や公認会計士の資格を有することです。税務当局での勤務は、税法科目3科目免除と全科目免除の2種類があって、3科目免除するためには10年以上勤務、全科目免除は23年以上勤務です。2, 3年ではありません、23年です。

上記3つのどの方法で取るにせよ、会計税務に関する実務経験が2年必要になってきます(3つ目の税務当局勤務は除く)。最初らへんに「まだ税理士ではない」と言ったのは、実務経験が足りてないからです。

私の場合は、このまま行けば再来年の5月あたりに税理士登録できそうです(^^)/
以上のような話を踏まえ、皆さんも税理士目指してみませんか⁉

――税理士と資格の話についてのお話はここまでにして。
どうしても仕事や資格について知ってもらいたくて、ダラダラと長話してしまってすみませんでしたm(__)m

先に述べたとおり当サークルには大学1年の時から参加させていただいているのですが、それから6年が過ぎて、早いもので先月で7年目に突入しました。大学生活4年間と大学院生活2年間、そして今年やっと社会人1年目となりました。
今は某大手税理士法人で働いてます。

私がこのサークルに入って数年間は同年代の方が全然いなかったのですが、今は同い年の方や年下の方が増えてきているようで、嬉しい限りです(私は何もしてませんけど笑)

まだまだ社会人ペーペーなので未熟なところ多いし、長らく当サークルの練習会やイベントに全然顔出せていないので私のことをご存知ない方も多くいらっしゃると思いますが、よろしくお願いしますね!

試験勉強が終わったので、繁忙期(1月~5月)はさすがに厳しいですが、それ以外の時期であれば次第に参加回数が増えるかも知れないです!

ここまでピアノの話を一切してなかったので、ここで少しだけ。

上記のとおり試験勉強とか修論執筆が大学生活と大学院生活の多くを占めていたので、数年間はピアノから少し離れていました。

会社では部活に入っていて、その関係から最近になってピアノを再開したのですが、指が回らなくなってます。試験勉強を始める前くらいまではクラシックやJPOP、アニソン、ジブリ、CMソングとか弾いていたのですが、今はカエルの歌しか弾けません笑(元から上手くないので当然と言えば当然なんですがw)

何年後かは知りませんが、どこかの演奏会でショパンのバラ1を弾きたいです!
バラ1を弾きたい理由は、とあるアニメの影響です。

まあ「四月は君の嘘」という作品なのですが、見てない方はぜひ!
最終話でバラ1が使われてます。そこでたくさん涙を流してください。

ちなみに、私は元々クラシックとかマトモに全然弾いてこなかったのですが、このアニメの影響でクラシックに目覚めました。
この「四月は君の嘘」は、私が本気で泣いた数少ないアニメの一つなので、泣きたい方はマジでオススメです!(ピアノの話からアニメの話になってしまった^^;)

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
以下に、自己紹介として疑似ピアノバトンを置いておきました。16個あります。
ではでは皆さま、少し早いですが良いお年を~!
(今週のクリパ午前の部に参加するので、参加される方はそこでお話しましょう!)

<疑似ピアノバトン>
【出身と年齢】
静岡県浜松市出身、1999年6月生まれの26歳
浜松市ってピアノの街らしいです(ヤマハや河合など)。東京在住は7年目

【ピアノ歴】
18年くらい。その年数に対して実力が伴ってないタイプの人。
レッスンは小2~高1くらいまで習ってて、それ以降は趣味として続けてます(試験勉強等によるブランクあります)
レッスンの先生は一人だったのですが優しくて大好きで、厳しい人に代わることを機にレッスン辞めました笑

【絶対音感・相対音感ある?】
昔は相対音感みたいなものがあって耳コピとかしてましたが、今はもう出来ないです。
ピアノに触り続けないと衰えますね笑

【座右の銘】
「運は幸せな人に寄ってくる」
今回の合格、私が幸せだから掴み取れたものだと思ってます

【好きな料理】
ハヤシライス、オムライス、カレーライス
オムハヤシカレーライスという料理をご存知の方、食べれる店名を教えてください!

【当サークル初参加のときに初めて弾いた曲】
『笑点のテーマ』
当時の私はどういう精神でこの曲を人前で弾いていたのでしょうか笑

【当サークルの演奏会で弾いた曲(一部)】
・カノン Rock ver.

・You Raise Me Up

・サザエさん、ちびまる子ちゃんOPメドレー 連弾ver.

・ねこふんじゃった変奏曲

これら以外はクラシックになるのですが、ショパンのエチュード(Op.10-1, 10-4)とか弾いてました!
これらの曲は当然のごとく今は弾けなくなってるし、これら以外の曲について最近は積読ならぬ積譜になってます笑

ちなみに上記「You raise me up」をアレンジしているKylelandryさんですが、この方は他にもジブリとかゲーム曲とか洋楽とかディズニー曲とか色んなジャンルの曲をアレンジしている方なので、ひょっとしたら皆さんも今後お世話になる(既になってる)かも知れませんね!(どの曲も少し難しめです^^;)

【あなたの弱点は?】
掃除ができないところ(特に水回り)
家事代行業者に月1回定期的に掃除してもらってます笑
親には金の無駄遣いと言われるのですが、掃除できない私からしてみれば3000円/時間でピカピカにしてもらえるのだから安上がりです!

【毎年欲しいもの】
有給250日
土日祝と合わせて毎日休みたい

【何型っぽく見られる?】
特定の血液型には見られないのですが、「絶対Aではない」と言われます。
はい、A型です。

【趣味など】
①アニメ鑑賞、②オムライス巡り

①今までに見たアニメ作品は300作品くらい(複数シーズンは1作品としてカウント)です。途中切りは基本的にしません。最後まで嗜み尽くします!
いわゆるアニヲタです。漫画とかラノベ、普通の小説も大好きです(^^)/

②オムライス巡りは、いまは都内を巡ってますが、いずれは全国行ってみたいです!
御朱印集めみたいなノリです笑

【社会人になって良かったこと・ツライこと】
良かったこと
・お金をたくさん使える
・責任は伴うけど基本的に自由

ツライこと
・労働
若造が生意気言ってしまい、申し訳ございませんでした。
働いて働いて働いて働いて働いてまいります

【ここ一週間で嬉しかったこと】
①冬のボーナスッ!
②ここ一週間ではないのですが、法律の専門家という職業柄、顧問先の担当者に「○○先生」と呼ばれるのがとても嬉しいです。まだ税理士じゃないのに笑

【好きな人に求める絶対条件は?】
食べるのが少しでも好きなこと

【実は○○です】
①実は女装してました。
5年くらい前からになりますが、私がハロウィン練習会とか演奏会で女装するようになったら、一部界隈では好評で次第にその流れが広まっていったので嬉しかったです!
今は演奏会とかで女装してる方が居るか分かりませんが
私が当サークルでやったことあるのは、巫女さんとかドレスです(他にもあります)。
どの程度までの女装かって、ウィッグはもちろんのこと化粧もしてました。
今は女装してませんが、今となってはとても楽しい思い出です(^^)/
女装にせよ男装にせよ、普段の性別とは逆になるので、めっちゃ新鮮で楽しいですヨ!

②実はロト7を毎週買ってます
私の日課的な楽しみの一つでもあるのですが、数年前から毎週欠かさず3口買ってます。
競馬も一応考えたのですが、暦年中の払戻金(購入費用控除後)が50万円を超えると税金を納付する必要がある一方で、宝くじやロト7の当選金はその性質から非課税で税金を取られないため、ロト7にしてます。

さて、ロト7を当てるコツとして以下のような傾向があります。
・前回と同じ数字は基本的に1個~2個ある
・連番(17,18、23,24,25など)はどの回においても基本的にある。特に2連続は頻出
・3つの連続した数字は、その3連番の始まりもしくは最後の数字は前回も出ている可能性が高い(例えば該当する3連番が30,31,32なら、30もしくは32が前回出ている可能性が高い)
このような傾向があるので、これで皆さんも億万長者です!

まあ私は1回も当たったことないですけど。
最高で5等(理論値1,400円)までしか当たってないです笑

【私に一言】
繁忙期であっても生きろ!

ピアノサークル ピアノを弾きたい!

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