序論から間が空いたうえ、何のために日記を書いているのか、何を伝えたいのか、私は何がしたいのか、というか私は何の目的で生きているのか…
という哲学的な禅問答が始まってしまい、本論の投稿が遅くなってしまいました。
※実際は、何か面倒くさくなってただけです。
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というどうでも良い言い訳は置いておいて、本論に入ります。
まず大前提として、コンビとかトリオの話をします。ピン芸人は陣内智則さんくらいしか見ないのですが、難しすぎるのでパスです。
で、本論初回の今回はというと、「ボケやツッコミの上手さ」とかネタの内容というような技術的な話以前の内容の話です。
おそらく当たり前すぎる内容なのですが、ネタを見て素直に笑えるか笑えないかの境目はココにあるのではないか?と、研究を始めて3年くらいで気づいたので、発表します。
1. 氣が出ている
えー、合気道の業界用語です。
標準語に訳すのは結構難しいのですが…
「心身共に準備ができている状態」
とでも言いましょうか?
ネタをやる芸人さんの気持ちや注意が、ネタをやる相手だったり、客席だったり、そう言ったコミュニケーションを取る相手に向いているような状態です。
視線、身体の姿勢、相手との間合い、身振り、声のトーン…そのような様々なものから、何となーく感じられます。
緊張している若手の芸人さんを見ていると、ネタを練習通りに必死に「喋る」ことに気合が入り過ぎているように見えることがあります。こうなると素直にネタを聞けないというか、
「アニメ映画とかで、ゲストで呼んだ素人の声優の部分だけちょっとぎこちなくなっちゃう」
というあの感じ。。。
笑いというよりも、応援する気持ちが勝ってしまうんですよね。
「ちゃんと会話できてる筈なのに、相手が意味不明なことしか言ってこない」
「自然な会話をしているのにいちいち意味不明」
「頑張ってツッコミして、聞いてくれている筈なのに一向に意味不明」
こう言う、自然な流れがあってのボケやツッコミ。そういう物には心の底から素直に大爆笑できるし、ネタが終わったあとはもう「凄いな」という尊敬の気持ちとか、感謝の気持ちとかで一杯になります。
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という訳で。
「1. 氣が出ている」
でした。
凄い感覚的で、書いていて「お前何言ってんの?」と幾度となく思ってしまう内容でしたね。
人前でピアノを弾く時のように、緊張したり細かいことに固執したりすると、気持ちが自分の内側にだけ言ってしまって、周りのことに全然心が行かなくなります。
ピアノを弾く時って、聴いている人は「演奏下手だったら怒る」とか思っている訳ないので(お母さんの前で弾く時はそうでしたけど←)、気にせず自分の演奏をのびのびとすればいいんですよ。
…っていう感じで、なんか良いことを言って誤魔化します。
「氣を出す」とかいうと宗教みたいですけど、ちゃんと周りが見えているか、とかはピアノ弾く時とかも思ったりしますね。
で、実際のところ、どうすれば普段の会話で氣を出せるのかと言われると難しいのですが、「普通の雑談が盛り上がる」みたいな感じなんですかね。普通の雑談で盛り上がらないと、ボケても変な空気に成るだけですからね。
PH会には、優秀なボケが大量にいるので、適当に盛り上がったところでその人に話を振れば完璧です。簡単ですね←
=== by S.I ===
ピアノ歴:小4〜高2、大学卒業〜現在
好きな作曲家:レフレール
ピアノ以外の趣味:リキュール作り、お菓子作り、お笑いの研究
ひとこと:お笑いを語っているのに、内容のツッコミどころが分からないという逆説的な日記ですね。
というか本当にこの日記、我ながらちょっと何言ってるか分からないです。