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  3. 【メンバー日記】2021年はスクリャービンイヤー

皆さんはいつもどのように弾く曲を選んでいますか?

私は社会人になってから、1年間はこの作曲家を弾く!と決めてやっています。
と言っても一昨年ショパン、去年はリストとまだ歴は浅いですが…(そして早くもいろんな作曲家が弾きたくて挫折しそう。)

そして今年は誰にしよう…?と思った時、ずっと弾きたかったスクリャービンのワルツを思い出して2021年はスクリャービンイヤーにすることにしました!
スクリャービン、割とマイナーな作曲家ですが素敵な曲が沢山あります。
今回は一部ご紹介させていただきたいと思います♪

【人物について】
1872年ロシア・モスクワで生まれる。1888年モスクワ音楽院に入学しピアノや作曲などを学ぶ。同級生にはラフマニノフがいた。卒業と同時にピアニストとしての活動を開始、98年からモスクワ音楽院でピアノを教える。1902年頃から哲学や神秘思想への傾倒を深め、翌年には音楽院を辞し、それまでショパンなどの影響を受けていた作風から神秘和音と呼ばれる独自の和声語法を取り入れた作風のものが書かれるようになった。

簡単に書くと初期はショパンの影響を存分に感じる曲が多い反面、後期は掴みどころがなく形のないものを音で表現していると個人的に感じました。

【曲紹介】
・ワルツOp38
上記でも述べましたが、この曲はスクリャービンを好きになるきっかけの1つでした。スクリャービンは生涯4つのワルツを書いたそうですが、大人になってからの作品はこの1曲のようです。
初めはゆっくり音数も少なく始まりますが、少しずつ音数は増えていきどんどん体感的にスピードアップしていきます。そして中間部は右手も左手もオクターブを使いスケールの大きい音楽となっていきます。(右手はなんと最高音まで出てきます!)最後はまたゆっくり静かな雰囲気でふわっと形を残さず終わるような曲です。

・ピアノ・ソナタ第2番「幻想ソナタ」Op19
この曲は二楽章構成ですが、一楽章と二楽章は全く雰囲気の違う曲調になっており合わせて聴くと対比もまた面白いです。
一楽章は題名通り、とても幻想的でどこか懐かしくなるような終始落ち着いた雰囲気の曲です。拍子感がなく弾くのはとても難しそうですが…。二楽章は打って変わって激しい曲調で私は波とか嵐を想像しました。

ぜひ皆さんもお勧め曲教えてください!

ピアノサークル ピアノを弾きたい!

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