とある日の仕事帰り。私は仙台の地下鉄で通勤しているのですが、早く帰りたくて急いだのに、目の前で電車が行ってしまう…
この日はこんな感じで、とことんツイてない1日でした。。。
次の電車を待っていると、すごくきれいなピアノの音色が聞こえてきました。その正体は、駅構内に流れるBGM。
仙台の地下鉄では、駅構内でBGMが演奏されているのですが、普段は来た電車にすぐ乗ってしまうのであまり耳を傾ける機会もありませんでした。
電車を待つ間は暇なのでしばらく耳を傾けていると、その伸びやかなピアノの音色は地下のホームに響き渡り、ツイてない1日の疲れを癒してくれました。
その待ち時間は5分。残念ながら、最後まで聞くことはできず次の電車に乗り込みました。
あのBGMは何だろうか、と後日ネットで検索すると、なんと仙台市地下鉄の公式Twitterにて曲名が公開されていました。
さらにネットで検索すると、私があの時聞いた曲は、松本俊明氏作曲の「un joul」という曲だと判明!
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特にサビ部分の伸びやかな旋律、改めて聞くとほんとにきれいだなあ、と…。
ちなみに、「Un joul」とはフランス語で、日本語に訳すと「(とある)1日」「未来」という意味になるそうで、この伸びやかなメロディーもどことなく前に進んでいるようにも感じました。
日本人でピアノ曲を作る作曲家は少数派なので、このような方がますます増えてくれるとよいなと思いました。
電車を逃したことで生まれた5分の待ち時間。
そこには、ツイてないと感じたとある1日に、最後の癒しを届けてくれるピアノの音色がありました…