どうも、T.N.です。今回の日記では、今月15日に新しく設置されたばかりのストリートピアノをご紹介したいと思います。
今回訪れたのは千葉駅。駅を降りると、どこからかピアノの音が聴こえてきました。音のする方へ歩いていくと、モノレールの改札と地上を繋ぐ階段の途中に大きな広間があり、グランドピアノが置かれていました。天井の高い空間に綺麗な旋律が響いていました。
筆者「Mさん!?」
なんと、演奏していたのは当会のMさんでした。こちらにピアノが設置されたことを教えて下さったご本人です。
Mさん「まさかここで会うとは思いませんでした!本当に良いピアノですよ」
こちらのピアノはなんと完全な新品なのです(ストリートピアノでは使い古されたピアノを有効活用しているケースが多い)。
「新しい、しかもグランドピアノがストリートで弾ける」Mさんからそう聞いた筆者は居ても立っても居られなくなり、自宅から片道2時間かけて千葉駅を訪れたのでした。
筆者も弾かせていただくことにしました。椅子に座ると木の香りが漂ってきます。
今回も例のごとく、ベートーヴェンのソナタ第31番から第1楽章を演奏しました。
外気に触れる場所だったので指先が少し冷えていたのですが、とても弾きやすく感じました。新品らしい柔らかく優しい音色が心地良かったです。非常に天井の高い空間ということもあってか、独特な残響が楽しめました。
演奏を終えて後ろを振り返ると、Mさんの他に数人が足を止めて聴いてくださっていました。皆さんから拍手をいただけたのは嬉しかったです。
こちらのピアノですが、広間を管理する千葉都市モノレールがクラウドファンディングで寄付を募り、新しく購入したそうです。
「千葉駅というターミナルにもかかわらず比較的閑散としているこの大広間を有効活用して、もっと賑わいのある空間を創出したい」
そんな思いを実現するために、ストリートピアノを設置することを決めたのだそうです。本当に素晴らしい取り組みだなと思うとともに、新しくストリートピアノを設置するにも大きなコストがかかっていることを改めて認識しました。「弾かせていただいている」という意識を持って、大切に弾きたいと思いました。
ピアノを弾いたら「モノレールにもう乗れる」というほど便利な場所ですので、皆様もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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クラウドファンディングのHPのプロジェクトページはこちら↓
『千葉県初の「駅グランドピアノ」を千葉駅へ!音楽の力で千葉駅・千葉の街を盛り上げたい!』
https://www.c-value.jp/projects/streetpiano001