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  3. 【メンバー日記】曲かぶり


説明しよう!
曲かぶりとは!!
同じ練習会、発表会、コンクールなどで、
複数人が同じ曲を弾いてしまい、比較される状況に陥ることである!!!

・・・なのでしょうか?
今回は、そんな「曲かぶり」への私見です。

一度アンケートを取れたら、とも思うのですが、
曲がかぶると嫌だと感じる人、どのくらいいるのでしょうか。

私は曲被り大歓迎なので、正直よく分かりません。
これはおそらく、私がコンクールを嫌い、という所からくるのでしょう。
勝って進む必要のない世界にいるのだから、
ミスの数や出来なかったことの数より、
何をしたがっているのかを知りたい。

違う曲なら、アピールではなく紹介。
同じ曲なら、意見交換や提案、その提案への返答。

共通の好きなものがあったら、共有したいのが人の性。
もちろん、
「同じキャラのペアが好きでも、どちらが攻めか、とかで意見は分かれるんだよ!」
と高校時代に後輩に説教されたことはありますが。

でも知らなければ、そもそも語り合えない。
知る機会も失われる。

ここと、ここを結ぶとリンクしていて、
隠された秘密が浮き上がるように作られているんだと思う。
だってその頃、作者はこんな状況だったんでしょ?
『私だったら、その状況ではこう感じると思うな。だから、こう作ったんでしょ?』
『状況とか知らないけど、初めて読んだとき、初めて聴いた時。
 こんな景色が見えて、それをみんなと見たくて。」

それが聴きたいから、同じ曲を弾く人は、とても大切に思います。

だから。
私はこれを弾くから、アナタは別の時に弾いてね。
そんな風に言われるのは、少し寂しいです。
違う弾き方をするから、なんでその弾き方にしたのか、
私は知りたい。

技術的な面だったら、どうやったらそんなことできるの!?
知りたい。

奇抜な演出だったら、どんな意味が隠されているの?
どんな景色を見てそれを選択したの?
知りたい。

だってその先には、私の知らない世界が手招きしてくれているから。
全て分かったなんて思い上がりを叩きのめして、
遊びが終わりじゃないことを教えてくれるから。。

さあ、これを読んで心がぐらついた方は、ぜひ曲被りして語りましょう!
(悪魔のささやき)

ピアノサークル ピアノを弾きたい!

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