今日は横田基地の駅伝大会に、職場のメンバーでチームを組んで出場してきました。
僕は高校時代に陸上部で中長距離を専門でやっていましたが、大学ではピアノサークルに入ったので、それ以降は陸上と縁のない生活を10年ほど送っていました。
そんな中、職場のジョギングクラブに所属していた先輩に対し、「僕、高校の時陸上部でした。」と、うっかり話してしまったのが事の発端で、人数不足だから名前だけでも貸してほしい!と、半ば強引に誘われ、今日に至ります。
実を言うと去年も10月に、第二回東日本ハーフマラソン大会に誘われ、ハーフはさすがに無理ということで5kmに出場したのですが、高校時代の自己ベスト17分50秒に近いタイムはまだ出せるだろうと、怠けてほぼ事前練習なしで臨んだ結果、ペース配分を明らかに誤り、最初の1kmで失速して23分20秒という悲惨な結果に終わりました。
当時の自分と今の自分の実力差に呆然としただけでなく、この時は熱中症の初期症状みたいなのも出て、その後2週間ほどひどい頭痛に悩まされるという地味な後遺症を味わいました。
当時はもう2度と参加したくないと思いました(笑)
正直今日の大会も全く乗り気ではなかったのですが、結局言いくるめられて出る羽目になってしまったので、今回は本番1ヶ月前から3日に1回ぐらい、5kmを走る生活を送り始めました。
結果、第1区メンバーとして自己ベストまで約30秒に迫る18分28秒で走ることができました。(トップは15分台前半なので、結局これでも話にならないぐらい遅いですm(._.)m)
なんか、陸上部を引退して約10年が経つので、今更やり直したって当時の若かった自分なんて超えられる訳がない。と勝手に決めつけてましたが、案外長いブランクがあっても努力次第ですぐに輝きを取り戻したり、もしくは当時の自分をあっさり越えてしまえる可能性ってあるんじゃないのかなって思いました。
そしてこれって、ピアノに関しても同じだなぁと思いました。
僕はピアノに関してはブランクが一切ないのですが、小さい頃ピアノを習っていて、長いブランクを越えて大人になって再開したという方はこのサークル含め、山ほどいます。
継続は力なりという言葉もある通り、一度は継続をやめてしまった分、それを再開したところで自分の実力なんてたかが知れてると、謙遜・卑下される方は数多くいらっしゃいます。
もちろん、ブランク明けから間もない時期は思うようにいかないこともあるかと思いますが、やはりピアノが好きという気持ちで再開されただけあって、全くブランクを挟んでいたように感じさせない素晴らしい演奏をする方がたくさんいます。
なので、ブランクってそこまで恐れるようなものではないんだなぁって、陸上とピアノを通じて感じたのでこのテーマで日記にしてみました。
これからも、ブランクの有無や曲の完成度によってお互いが臆する事もなく、純粋にピアノを楽しみたいという気持ちで色々な方の様々な演奏を聴くのを楽しみに、ピアノサークルに参加していきたいと思います。
僕もここ数回は譜読み途中の曲で練習会に臨んでいますので、共に精進したいです。
正直、今度こそ駅伝に誘われてももう出ないぞ!!と最初は思ってましたが、今日の走りで、練習した結果が自分に返ってくる喜びを味わってしまったので、また11月の駅伝にもエントリーする運びになりました。ここで練習を絶やさず、次回は高校陸上部時代の自分を超えたいと思います。
今年は梅雨入り前からとんでもない酷暑でしたので、熱中症にならないように気を付けます。