2日前、炊飯器でチョコレートケーキを作りました。
ブラウニーではないと知ったのは1日前。ふと調べてみたら、ブラウニーは全卵で作るため、メレンゲを入れないとのことです。
そもそも、製菓のきっかけは2ヶ月前に遡ります。
「今年こそは、聖Vのお礼に手作りのものを渡したい!」と考えるけれど、親からは毎年のように「買った方が早いし安いし美味しい」と言われる始末。しかしある日、材料と調理器具とレシピが机の上に揃っていました。一緒に置かれていた手紙には、「腕試しに作ってみたら?」と、挑戦状にも受け取れる内容が…!
要領良くできなかったものの、なんとか加工した材料を炊飯器の釜に注ぐ工程まで終えて、炊き上がりを待ちました。音が鳴り、蓋を開けると…初めてにしてはまずまずの仕上がり!親に提供したら、嬉しい言葉を頂きました。グラムを正確に守った私の勝ちですね笑 料理を作る時、調味料を大さじや小さじで測って投入するので、その几帳面さがここに活かせたのかもしれません。
今回は、SDGsを意識して、フェアトレードチョコを使うことに決めました。この時初めて食べましたが、甘味と苦味のバランスが良く、味は成功すると確信しました。
では、C社様のレシピを引用しつつ、ざっくりまとめます。
<材料>
・HM(ホットケーキミックス) 60g
・生クリーム 300ml
・チョコレート 300g
・鶏卵 4個
・くるみ 適量
※今回は全て、普段の2倍使用しました。
<工程>
1.HMをふるいにかける。
2.生クリームを計量する。
3.チョコレートを計量する。
※1〜3では、予め器の重さを引いています。
4.鶏卵を卵黄と卵白に分ける。卵黄は5で活用して、卵白はメレンゲにする。
5.チョコレートを湯煎で溶かしつつ、HMと生クリームと卵黄を混ぜ入れる。
6.メレンゲが程良く残るように、5に混ぜ込む。
7.炊飯器の釜に6を注いで、普通に炊く。
※ケーキモードがあれば、それを利用してください。
8.粗熱を取る。
この時点で、両面は以下の感じです。
9.粗熱が取れたら、冷蔵庫で一晩冷やす。
10.お好みで粉砂糖をまぶしたら、完成。
<実食>
牛乳がいらないくらいしっとりした仕上がり。甘みと苦みのバランスは、ケーキに加工しても損なわれず、くるみとの相性も良かった。舌の肥えた人が試食したら、どう激辛評価を受けるだろう…。
<失敗談>
・工程5
→お湯の量や耐熱皿の体積を考えずに湯煎を始めたら、お湯を豪快に溢れさせてしまい、ガスコンロを壊しかけました。何度点火しようとしても全然点かず、ガスの臭いが発生するばかり。昨年のM-1の日、飼い猫の脱走を許してしまい、ひどく咎められた記憶が蘇りました。正直に打ち明けて、親が検証すると、点火に成功。
・工程10
→仕上げにまぶした粉は、僅かにHMです。すぐに気付いて、本物の粉砂糖をまぶし直しました。
他にも色々作ってみたいですが、我が家では、猫のやけど防止を第一に考えて、オーブンの使用を禁止しております。焼く手段が限られている中でも、確実に作れるものから攻めていけたらと思います。
=====
Y.S
好きな作曲家:ラヴェル、スクリャービン
その他の趣味:音楽鑑賞、リングフィット
ひとこと :最も好きなスウィーツはカステラです。